孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

『品格』を考える。

2017年12月02日 | 社会観察
横綱は品格を求められる位なのだそうだが、それは至極当然のことであろう。

なぜなら、横綱だけが体に注連縄を巻く事が出来るからだ。神社の境内やご神木、正月には各家庭の玄関に飾るアレである。

 横綱大鵬土俵入り

先月の初めには、近所のスーパーの入口に売り出されていたので驚いたが、私の家では、明治生まれの祖父が存命中は、家中に飾る注連縄を、一人で作っていたものだ。

注連縄と一緒になる、裏白というシダ植物の葉を採りにいくのは子供の私が任されていた。

我々日本人は、小さな子供の頃から、注連縄を見れば、すぐに厳(おごそ)かな雰囲気を感じ取り、いたずらの対象などには決してすることはなかった。

今はほとんど目にしなくなったが、ちょっと前までは、自家用車にも正月になるとそれ様の注連飾りをつけて走る人が多かった。

きっと横綱になった相撲取りも本物の出来立ての綱を締めた途端、その見えざる威厳に圧倒されて、大変なことになったと気を引き締めたに違いない。ちょうど、私たちが誰に教わるまでもなく、その厳かな雰囲気を感じ取るようになれたように。

ただ、それは『育った文化と環境』が大きく影響する。日本以外の外国で成長した人にこれを求めても、それは難しいのではないか。日本の両親をもつ人でも、海外で生まれてその土地の文化と環境下で成長すれば、同じことだ。

それほど、文化と環境、あるいは風土というものは、人間の精神構造に大きく影響する。

今「モンゴル人力士たちの集団リンチ」が騒ぎとなっているが、渦中の横綱が優勝を決めた表彰式の際のインタビューで、「その前にこの場を借りて、場所中に水を差すようになって、全国のファンに力士代表としておわびしたい」と切り出たそうだ。

続けて、「いまこの土俵の横で誓います。場所後に真実をすべて話し、ウミを出し切って日馬富士関、貴ノ岩関の2人を再びこの土俵に上げたい」こう言ってから、自ら音頭をとって場内に万歳三唱を促したという。

 呆れた行為・・

私は、今回のリンチ事件で初めて知ったのだが、今年の初場所で、被害者の貴ノ岩は14日目に横綱白鵬と対戦し、寄りきりで勝っていたのだ。そしてこの結果で、稀勢の里の初優勝が決まり、彼は横綱に推挙された。

見た印象では、負けた白鵬は明らかに意表を突かれたような、ほぼ一方的な負け方だったそうではないか。『お約束どおり』だと思っていたら、相手がガチンコで向かってきた、という見方もあるが真相は分からない。

いずれにせよ、同郷人の集まりを仕切る立場であった張本人が、「ウミを出し切って日馬富士関、貴ノ岩関の2人を再びこの土俵に上げたい・・」などとまるで他人事のような言い方をしたり、暢気に万歳を催促したり、というのは、日本人には理解できない。

それでは、日本人で横綱になった人は、全員相応の品格を備えている人物なのだろうか?これも甚だ疑問で、先日の相撲協会の理事会に並んだ、理事長や殴った横綱の師匠や、同席した大乃国など、貴乃花を含めて、皆元横綱であった。

品格とは一体何よ?と外国人に問われたら、彼を納得させるだけの上手い説明が出来るわけではないが、私なりに思っているのは、オバマ大統領が陛下に謁見した時見せた90度に腰を折ってのお辞。

そして、支那の習近平が衝立の向こうで、カメラに写ってないと思って出たんだろうが、しっかりと陛下に向かって礼をしていたのを見たとき感じた、「陛下の品格が成せる業」なのだろうということだ。

日本人は、先だっての選挙のときなど、野党の政治家たちの品格の微塵も感じさせない付和雷同ぶりを、節操のなさ過ぎる言動を見てきて、品格どころかその下品ぶりに辟易させられている。

日本人横綱のように品格を持て、などと軽々しく言えた義理ではないだろう。

なぜなら、ああいう国会議員を選んだのは他ならぬ地元の有権者たちなのだから。

誰が始めたのかは知らないが、弟子が集まらないからと、外国人に門戸を開放した時点でこういう問題が起こるであろうことは、東京五輪後の柔道を見れば分ること。

そして、相撲やスポーツの世界だけではない。労働者が足りないからと、安易に移民や留学生、出稼ぎ外国人労働者を頼りにしていけば、今では想像できないようなややこしい問題は次々に起こってくることになるのは、容易に想像できる。

我々に、その覚悟は出来ているのだろうか。

平戸市長に続け!

2017年12月02日 | 政治ネタ
今日の産経新聞の朝刊一面の左下に掲載されている「産経抄」を読み始めてすぐ、「ほぉl~~っ」という声が自然に出てしまった。

抜粋する。

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【産経抄】
  長崎県平戸市の黒田成彦市長が11月28日付の自身のツイッターで、「市長室では朝日新聞の購読をやめた」と表明したことが話題を呼んでいる。

理由は「誤報を垂れ流す広報媒体を排除する」というのだから、手厳しい。森友・加計学園問題に対する朝日の報道姿勢が念頭にあったようだ。

購読中止宣言後、黒田氏のツイッターにはたくさんの賛同メッセージが届き、わずか2日間でフォロワーが一気に千人近く増えた。市長室によると、市のホームページ上の「市長へのご意見箱」に寄せられたメールにも、否定的な意見はなかった。(以下、略)

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平戸市長 黒田氏 (FACE BOOKより)




朝日新聞は、その系列にテレビや週刊誌、雑誌などもあり、従軍慰安婦に関しては、出鱈目な本に基いた、ありもしない大嘘を1982年から32年間にわたって報道し続けてきたのだ。

その間、この嘘を嘘と知りつつ南朝鮮や支那人たちは上手に利用して、世界中に拡散し流布することに専念し、何とかして日本を貶めようとし、これは今でも現在進行形で行われているのだ。

おぞましい慰安婦像設置を承認したアメリカのサンフランシスコと姉妹都市であった大阪市はその縁を断ち切ったのはついこの間であった。

現地で暮らす日本人や日系人たちは、身を縮めて生活することになるわけだが、これは朝日新聞が発端であった。

「誤報を垂れ流す広報媒体」は、同系列のテレビ朝日や週刊朝日なども含まれるべきで、しかも同じ範疇に入れるべきは、TBSや毎日系列のサンデーモーニングなどもある。

こういう現実を分かっている人はたくさんいるだろうが、分っていない情報弱者の数はそれよりもずっと多いだろう。

平戸市長の英断が、もっともっと、日本中に拡散されればいいと思う。

がんばれ!平戸市長!!

他の自治体も、黒田市長を見習って、後に続け!