無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

常設傘福

2009-06-16 16:11:51 | 音楽・芸術・文学
リクエストにお応えして(誰もしてないけど)、山王くらぶの今年の傘福の常設展の作品を載せようと思う。山王くらぶの一番道路側2階の部屋では、傘福の常設と、傘福教室が毎日のように行われ、当日も2-3名の方が作っている最中だった。建築士会のメンバーは、物作りの上手な人が多く、酒田支部では毎年手作りの研修会も行われているのだが、飾ってある傘福が素晴らしく、出来たての物を何本か直接交渉して買って来た人もいた。

 Kさん撮影

 Kさん撮影

Kさん撮影

↑以上がKさんから頂いた物を3点並べてみた。
↓以下が私の撮した物である。相変わらずのピンぼけである。


これは売店に並んでいた物。酒田の獅子を模っている。雄と雌の耳の立ち方が違うのに気が付いた。顔は可愛いと言うか、志村けんの馬鹿殿に似ているねと笑い合った。


これも売り物だが、ちょっと手の込んだ兜だ。前面に「愛」の文字はないが、色の配色といい見事な出来だった。


常設展示の部屋の床の間に飾られていたもの。真ん中の暖簾のような物も手作りである。


うんと近づいて撮せば良いのだが、全体を撮せば小物も入るだろうと、怠け者の私は考えた。


額の中も布の作品である。


遊んでいるのだそうだ。


大広間の舞台の上にあった屏風。傘福や小物もそうだが、単に裁縫が上手では作ることが出来ない。発想の豊かさや布と色の使い方も、とても難しいのだと思う。出来合の型紙から作成するのではなく、オリジナルをどんどん作っていくのだそうだ。面白いだろうなと思う。

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4 コメント

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Unknown (yukacan)
2009-06-17 15:16:12
志村けん獅子頭に笑いました。どんな方が作っていらっしゃるのかしら、親しみがわいてしまいます。創造力に富んで色々なアイデアがあふれてくるんでしょうか。プラス指先の器用さ…貴重ですね。色とかモチーフの組み合わせだってなかなかこんなにぴったり決まりませんよねえ。
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同感 (Andi)
2009-06-17 18:22:43
志村けんに似てるというご意見に、私も一票。本当ですね、ははは。

特に兜に感動しました。こういう色使いが日本独特ですごいなぁと思います。型紙をおこして作るとは限らないわけですね?ちょいちょいと頭と手で作っていくなんて、かなり高等な技術だと思います。「定年退職後は福傘作りに参加!」が目標。今はちょっと時間的に余裕がないので、拝見させていただくだけで満足、ということにしましょう。どうもありがとうございます。
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yukacanさん (cake)
2009-06-17 18:46:38
獅子の写真、ブレているのは笑いながら撮ったからかも知れません。ちっとも恐くない獅子でした。特に気に入った所は、金歯です。(笑)
物を見て、これは作れるなと思った時には、頭の中で立体的な型紙が出来上がっているのでしょう。才能が必要なのですね。羨ましい。
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Andiさん (cake)
2009-06-17 18:51:53
兜は、私も欲しいと思いました。柔らかい縮緬を縫うのは意外に簡単なのでしょうが、刺繍の入った布も使われているようです。帯の布とかは、なかなか針が刺さらなくて、大変なんですよ。見ていて上手だなと思いました。
「定年退職後は傘福作りに参加!」良いですね。傘福教室の様子を撮った写真もあったのですが、あまりに顔がハッキリ写っているので、載せるのを止めました。南の窓から日を受けながら、おしゃべりに花を咲かせながら、傘福を作っているようでした。
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