ポストへ手紙を投函した帰りに、ちょいと梅林へ寄ってみた。
今まで歩道と梅林を分けていた柵が取り払われ、自由に林の中へ入れるようになっていた。
何の為に取り外したのかは判らない。
青梅を撮してみた。何だかいつもよりも数が少ないように感じたが、今年は不作の年なのかも知れない。
春の天候の影響で、内陸のさくらんぼも出来が悪く、特に紅秀峰は厳しいらしい。
値段も平年よりも何割か高くなるそうで、今年初めてのサクランボの品評会で勝ち残った見事な品が、東京へ向けて出発した。
今朝のセリに掛けられるようだが、桐箱入りの紅秀峰は、いったい幾らになるのだろう。
きっと素晴らしく美味しいのだろうが、逆立ちしても私は買えない。
ここの梅は節田梅で、梅酒にも、色が着けば梅干しにも適している。
梅酒にも触手は動かないし、梅干しは何年物がまだ残っているので、特に漬けようとは思わない。
眺めて楽しむ梅になった。
紫陽花も色づきだした。
南北に長い日本列島では、桜前線と一緒に紫陽花の咲く時期も北上してくる。
ユリが咲いていた。
このユリは増えると盗っていく人がいるそうで、一面に広がることはないそうだ。
植えていると思わないのだろう。
コンフリー(食用になる。まだ食べた事はない)
ミヤコワスレ
ピンク色のカタバミ(イモカタバミ)
母が可愛いと植えた。その上に山王森緑を育てる会の面々が木材を積み重ねて置いて、殆ど死んだと思っていた。
数十年経って、木材を片付けると、きっと隙間からの日差しを頼って生きていたのだろうピンク色の花が顔を覗かせた。
みるみる繁殖して、ちょっとした畑になった。母が見たら喜ぶだろうな。
可愛いねと少し花を摘んで、トイレに飾った。これが間違いだった。
この花は夕方には萎む。暗いトイレでは花は開くこと無く終わるだろう。
一日中、照明を付けていれば開くのか?!いやいやいや
最後に蕎麦の花。沢山の蕎麦の実を撒いたと思ったのに、育ったのは少なかった。
種として不満足な育ち方をしたのだろう。もちろん育てたのは私であるが。