無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

菊芋のポタージュ

2021-11-29 17:26:13 | 食べ物

菊芋を掘って、表面を乾かすつもりで新聞紙の上に広げたら、濡れた新聞紙が逆効果になって、イモの水分が引きずられシワシワになった。
これではいかんと、レジ袋(新品)に入れて少し水を吹きかけたら、今度は腐ってカビが生えるものが現れた。
何故、急に思い立ったかと言うと、伏線がある。

家の前に並べておいた植木鉢を、遂に片付けた。車庫の中に引きずって並べたら、春に掘っておいたチューリップの球根が目に入った。
なんと芽が出ている。これもいかん。鉢たちを片付け終わると、球根を山の斜面に植えた。
本当なら、階段花壇に植えるべきなのだが、せっかく植えた球根が野生動物によって主食にされたので、そこには植えたくなかった。
食べ物に対する学習能力は、人間の比ではない。
よって、菊芋を掘り起こした周辺に植えようと、土を掘るとボコボコ菊芋が現れた。まぁ、こんなところにも。
それらは洗って味噌漬けにした。


という訳で、残りのシナシナの菊芋を50度ほどのお湯に浸けた。
シナシナ野菜は、熱いお湯にいれるとシャキっとすると言うTVからの受け売りだ。
ちょっとだけ堅くはなったが、相変わらずのイモもいる。
芽を取ったりもしたが、せっかくなので皮を剥くことにした。
やれやれ、数が多い、小粒だし、しわしわだし。


あと、残り1個。つまらない仕事でも、いつかは終わる。
結果的には、皮を剥いたほうが、中身の黒ずんだ部分(きっと傷んでいる)も取れたし、量も減ったし。綺麗だし。


この段階で、ネットをググる。クックパッドだ。
分量はいい加減で、菊芋の輪切りに玉ねぎをスライスする。


それらを、オリーブオイルで炒める。(バターでも良いんだと)
水を加え、ローリエ(月桂樹の葉)を入れて柔らかくなるまで煮る。
柔らかくなったらミキサーで細かくする。
本当ならコンソメや牛乳(豆乳でも良い)や生クリームと塩コショウで味付けするのだけど、面倒なのでホワイトシチューの素を入れて出来上がり。
ついでに缶詰のコーンも入れたった。私は乱暴な人種なのだ。
あとは食べる時に温める。パセリの微塵切りでも浮かべれば、OK!

菊芋は何かと身体に良いらしいが、毎日食べられる物ではない。
ものは試しで作ってみた。
食べてみて、菊芋を知っている人なら味も香りも判るが、知らない人なら普通のポタージュだろう。


 

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フォー

2021-11-29 16:45:07 | 食べ物

某日の食事。チキン味ベトナムのフォーを食べた。
トッピングはコリアンダーではなく、日本のセリ(春の七草)、それにトマトと卵。
ちょっと香りが、アニスと言うか八角と言うか、独特の匂いがした。
フォーはご存知、米粉を使った麺で、平打で茹で上がるのが早い。
香りも麺の雰囲気も、私には大丈夫。これならアジアに行けるぞ!
(コリアンダーが載っかっていたらどないするねん。)

フォーを食べての感想、酒田のラーメンのワンタン麺の食感に似てる。
だけど早めに食べないと、ドロドロになって箸でつかめない。


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いぶりがっこクリームチーズマヨ

2021-11-26 11:57:27 | 酒田


秘密のケンミンSHOWは偉大なのである。
先週の11月18日放映、秋田県の道の駅象潟ネムの丘で発売されている「いぶりがっこクリームチーズマヨ」は、あっという間に売り切れになったそうだ。
この看板は、S氏が23日に行った時に入り口にあったものだが、それは惜しい事をした。

TVの放送で、作り方を流していたので、売ってなければ作ればいいさと材料を買いに行く。


ところが、いつも行くト一屋では、いぶりがっこが無かった。
いぶりがっこは秋田名物だが、山形県でも彼方此方で売られていると思っていた。
郊外のもっと大きなト一屋に行くか、秋田県の企業のJマルエーに行くかで、後者にした。
さすがね、いくつも種類があった。秋田県のスーパーや産直ほどではないが。
まともなサイズ1本は450円ほどの価格だった。そんなにいらないので切られて小分けされているのを買う。

その小分けされていた物を細かく微塵切りにする。それにクリームチーズとマヨを入れてかき混ぜ、味見をした。
私はマヨ多めが良いかな。それに黒胡椒とワサビを入れた。
少し辛い味にした方が、パンに着けても美味しいと思う。
TVで観たものは、玉ねぎや肉も入っていたようで、これも出会ったら買ってみようと思う。

酒田の北隣りの遊佐町では、コッペパンにタクワンの微塵切りとマヨを和えた物を塗った惣菜パンが若者に人気なのだそうだ。
いぶりがっこもそこそこだが、普通のタクワンでもイケると思う。
ただ、カロリーが高いので、味にかまけて多量に消費すると、後が恐い。


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偽りの紅葉

2021-11-25 15:51:06 | 酒田

先日載せた五稜郭の紅葉は、ゼンリンの物で加工されていた事がわかった。
そうだよね、ソメイヨシノは、あんなに真っ赤には紅葉しないだろうね。
どうやら五稜郭関係者から苦情が行って、ゼンリンは色の補正を認めて謝ったそうだ。

上の写真は11月16日の酒田市総合文化センターの4階から撮したもの。
遠くの高台にある建物は酒田市立第一中学校。


こちらの奥の建物は、酒田市立琢成小学校。
元々の琢成小学校は、この文化センターの敷地に有って、体育館は出来た当時東北一大きな体育館と言われ、市民会館が出来るまではこの体育館でコンサートや演劇などが行われていた。
校舎も大きくて、琢成小学校と酒田市立女子高校とが同時に使っていた。

こんな大きな建物が狙われない訳がない。
太平洋戦争時、米軍からの空襲を受けている。
兵舎ではなく、小学校を狙うんだぜ。


さて、これは11月17日の最上川河川敷の様子。ちなみにスワンパーク
日中に白鳥が居るはずがない。お食事は田んぼで、ここは寝蔵なのである。


居るわけがない。・・・・・居た。
昼寝の真っ最中らしい。


同じく17日の旧港南小学校の銀杏。まだ青かったんだね。



25日、今日の旧台町(現在は日吉町)の相馬樓の駐車場。
大型バスの他、随分と車が停まっている。
白い蔵と赤い塀が相馬樓だ。

この道を真っ直ぐに行くと、日枝神社の階段に行き着く。
この道路が石畳なのは、舞娘さんが行き交うのに似合うようにと造られた。
表面が凸凹している為、歩くのも車で走るのも☓☓なのである。


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22日は小春日和

2021-11-24 12:54:15 | 動物・自然


猫が3匹。もう1匹はどこにいるか判るかな?


その1匹が逃げて行って、残りは2匹になった。


この後、昼寝を始める猫。

翌日の勤労感謝の日は、大荒れで飛島では瞬間風速32.2m/s。
JRも空の便にも影響が出たとか。


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酒田市消防署

2021-11-21 18:44:56 | 建築・都市・港


土曜日の午後3時半、建築士会研修部主催の酒田市消防署見学会が行われた。
エントランスにはお祝いの花が並んでいる。



3時半からなんて、通常では考えられない時間だが、本日落成式を終えたばかりだと言う。
白鳥が田んぼでお食事中。


ホールは吹き抜けで階段がゆったりしている。
以前の消防署の階段は暗かったが。



事務室。エントランスを覗く窓が効果的だ。


各自の制服や防護服を収納するロッカーは、回転式の特別の物らしい。
奥に車庫が見える。


ここで竣工式を行ったようだ。片付けに追われている。


酒田市内に散らばっている消防の機能を、ある程度纏めてここを拠点にするようだ。


水難用のボート。酒田港には海上保安庁もあるので、消防にはこれだけ。
鶴岡の方が多いそうだ。
ボートは海だけでなく、河川にも必要だ。


ホールの階段から下を観る。


廊下:モノトーンに赤が生きる。


ここは西側を向いた廊下。ギャラリーにもなっていた。
飾ってるのは酒田大火と酒田大地震。


吹き抜けから鳥海山が綺麗だ。
カーテンウォールの柱は、斎場にも使われた鉄の中身の入った柱。角パイプだとサイズが大きくなりすぎて使い物にならない。


2階の事務室


1階にも2階にも、個別の3畳ほどの仮眠室が並んでいた。
以前のように2段ベッドで、2階から1階の車庫へポールを伝って降りる形式ではない。


広さは畳3畳と、踏み込みにロッカー有り。



男子仮眠室と女子仮眠室があった。


浴室。


洗面脱衣室。ここから左側にシャワー室と右側に浴室が有った。


司令室。完璧に引っ越し作業が終わった訳ではないが、24時間緊急態勢なので休むことはない。


冷暖房や温水などの機械室。


こちらは別部屋にある自家発電の機械。ヤンマーらしい。
a重油で、3日間発電出来る。


全ての照明やコンセントに供給はせず、赤い色のコンセントだけ自家発電から電気が流れる。




ギャラリーの酒田大火の写真。


明治の酒田地震のパネルは、西日が強くて撮せなかった。
酒田地震のパネルには、浄福寺の本堂が崩れた写真があった。それを撮る事が出来なかった。
絵に描かれた物は、光丘文庫の見学会の時に、資料室で見せて貰っていたので、知っていた。酒田大震浄福寺倒壊の図・光丘文庫



訓練棟



こちらも訓練棟


鳥海山の雲が切れた。


太陽は沈んでいる。


酒田市の消防署は、消防や緊急の目的に特化した施設だった。
山形市の消防署防災センターに見られるような、小学生や一般に開放された体験スペースは無く、今までの消防署よりは開かれた感じもしたが、予算があればなと思った。


暗闇が押し寄せる。


灯りが漏れる。


こいつ達はまだ寝蔵に帰らない。





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不公平感まるわかり

2021-11-20 21:26:20 | 社会

なるほどね、不公平だよね。

18歳以下の高校生よりも、大学生の方がお金が掛かるしね。
しかも大学生は、奨学金と呼ぶ高金利のローンを払いながら、生活費の足しにとアルバイトをしようにも、このコロナ過で飲食店は駄目だし。
教育費も生活費も面倒見てもらえる留学生の方が良いときた。
政治の堕落だね。何で共闘した少数の党のご機嫌を伺わねばならないの。

動き出した岸田政権だけど、色々とボロが出てきた。
学習能力も無いみたいだし。言っている事が二転三転しているし。
人権の中谷氏もそうだし、竹中平蔵とか小泉進次郎も復帰しているし。
なんだかなぁ~と思う。


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AI - アルデバラン

2021-11-20 12:34:53 | 音楽・芸術・文学
 

AI - アルデバラン Live from 20周年記念TOUR“IT’S ALL ME” FINAL ~AI Birthday Special~

NHK朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ 」主題歌
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古峯神社

2021-11-19 14:45:38 | 酒田
白鷹町のNIPPONIA白鷹源内に行った時に、客室のリビングやベッドルームに重ねられるように貼ってあった古峯神社の御札。
1枚2枚ではなく、十数枚それ以上が重ねられているのを見て、あまり気持ちが良いものではなかった。



古峯神社って、どこに有ってどんな神様を祀ってあるのだろうとぐぐると、これまた夥しい数がヒットした。
日本国中、山形県内にも多数あり、一番近くだと酒田市日吉町にも有った。
日吉町?!


日枝神社の階段を上ると、右側に紅葉が見えた。


その奥の高台に古峯神社は有った。


日枝神社の境内でもある。


日枝神社にお参りに来るときも、気にも止めず通りすがる。


ここが酒田市の古峰神社だったのか。
古峯神社は、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を祀った神社で、火伏や豊作・村内安全の神 とは書かれてあるが、何にでも効く神様のようだ。








山王森の緑を育てる会員で造った東屋が消えていた。


古峰神社はここからも行ける。


光丘神社、本間光丘を祀った神社である。





こちらは光丘神社への階段。銀杏が綺麗である。










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写真家の渋谷典子氏

2021-11-19 09:58:45 | 音楽・芸術・文学


某会議で、「酒田出身の渋谷典子さんって知ってる?」と聞かれた。
私は存じ上げなくて、フリーのカメラマンとして新宿や酒田にも足繁く通って作品を撮っているらしいが、一時はスチールカメラマンとしても活躍されていたそうだ。
その時を本にしたのが、この「映画の人々」である。


子供の頃に、映画の全盛期を知っている年代だ。酒田の5つの映画館が、土日に満員になるのも知っている。


セピア色の写真から、当時の黄金時代が覗かれる。


左下の黒い帽子の女性が本人である。
現代のフリーで作品も観てみたい。
尚、この本は借りてきた物で、返却したら酒田駅前ミライニの月のホテルのロビーで誰でもが観ることができるそうだ。

まだ、この本の中に、酒田出身の映画俳優成田三樹夫氏の写真もあった。
誰か、成田さんの事を書いてくれる人がいないかなとの話にもなったが、彼が生前書き残した句集「鯨の目」も、ロビーの本棚にあるそうだ。
読んでみたいけど、高くて手が出せなかった本だ。こっそりと読みに行ってみようと思う。

尚、ミライニの酒田市図書館へは、今年の12月末から移転作業が始まり、本格的に始動するのは、来年の5月からである。



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柚子

2021-11-18 10:49:38 | 食べ物


今年、柚子の木に花が咲いて実がついた。
数えると8コ。小さいながらも育っていた。こんなに実がついたのは初めてで、今まで最高で3コ、まったく実のつかない年もあった。
私の柚子の木は、可哀想だ。毎年キアゲハに襲われて、夏の間に葉が無くなる。
初めの頃は、キアゲハが大きくなって蛹になり、羽化していくのも楽しみにはしていたが、その内に木の方に心が移った。これが本当の移り気。

さて、何に使おう。柚子胡椒はもう飽きた。
焼き魚の添え物にしようかな。ラーメンも良いな。


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長井市役所と駅

2021-11-17 12:45:35 | 建築・都市・港

「帰りに、どこか観たい建物はない?」と事前に聞かれていて、長井市役所と返事した記憶がある。
他の建物は思い浮かばなかった。ここは役所と駅を合体させたビルだ。
手前の建物が市役所である。



駐車場に着いたあたりから、雨が降ってきた。
肝心の見学会は、好天だったから有り難かった。
白鷹町役場も同様だが、積雪の多い地域では、雁木(雪や雨除け)が建物の周りに着いているのも有り難い。


長井市役所は、見学の申込みをしていないので、内部には入らず。
外側だけを見て歩いた。


駅の部分。


JRの駅のように造られてはいるが、この駅はフラワー長井線の駅なのである。


改築前の駅は、小さくて趣があった。
以前、フラワー長井線の電車に乗った時に、電車側から駅を眺めたことがあった。
フラワー長井線の赤湯駅から 2014年の2月(雪があった)


ホームは相変わらず小さい。
駐車場に戻ってきた頃には、本格的な雨になった。


道の途中に見かけた長井小学校。外壁の赤が美しかった。



帰りに大江町の道の駅で、コクワの花の蜂蜜を買ってきた。
朝日町の蜂蜜の森キャンドルさんちの蜂蜜ではなかった。
コクワの花の密ってどんなだろう。


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NIPPONIA白鷹源内

2021-11-16 17:34:56 | 建築・都市・港

昼からは、3班に別れて昼食と見学コースに参加する。


目的は、古民家を改造したレストランやホテルの見学である。


私が参加したのは、江戸中期、米沢藩主上杉鷹山ゆかりの蔵屋敷源内邸をホテルとレストランにしたもの。


創業444年を迎える株式会社とみひろが手掛けた着物の世界を起点に、地域の魅力を伝える目的で、経営しているのは若い方々だった。


蔵の1つに通される。中は2階の床板を外し、吹き抜け調にしたレストランだった。



定員15名と言う話だったが、子供同伴で20名はいたと思う。


ワンプレートに載った料理は、殆どが地元産の材料で作られたもの。
極めて美味しかった。


メニュー


ワンプレートの料理の他には、かぼちゃのスープと、全粒粉のフランスパンがあった。それも美味しい。



デザートは秋の果物のゼリー寄せ


コーヒーは色が薄く、味は濃い。
水出しコーヒーかと思われるほど、出し方が通常ではない。


古いタンスも源内邸にあった物か。引き出しが閉まらないなど、取り立てて優れたものではなかったが、雰囲気を出すには良いと思う。


コーヒーの水出し器。


飾り付けもセンスが光る。


階段を上り、吹き抜けの部分を見る。


廊下奥。タンスが皆同じだ。


玄関


この蔵は、入り口が2箇所あった。これは面白い。



レストランを出ると、石畳がつながっている。
この大谷石に似たのは、地元産の石だと思われる。


飛び石の先は、それぞれの宿泊棟に行き着く。


着物の世界を創造する。ただし、飾られているのは帯。


木製建具に納められたのは、歪みのある昔ながらの硝子。
窓を通して秋が入ってくる。


それぞれの欄間も趣がある。


奥の床の間の壁紙は、布織りかと思われる。


各棟に、檜風呂、寝室はベッドだった。
一泊料金はそこそこ高い。
地元よりも県外からの客に重点に置く。


床が寄せ木だった。


1棟そのものが1つの客室の他、1棟を2分にして入り口を別に設けてるものもあった。



階段の欄干は、黒柿を使っている。


2階の窓から見た屋根の美しさ。それに添える紅葉


千本格子の書院


ここは客室が2箇所の棟


箱階段は、上等な物ではない。


2階部分を寝室、1階は居間とバスルームなどの水回り。



ただ、どこの寝室も居間にも、神社の御札が重なり合って貼られているのは、ちょっと気持ちが悪い。


一番奥の宿泊棟に向かう。


ただ、時間が押し迫っていたので、外部を見るだけにする。


その奥から、県庁のSさんが「一回りしてきた」と言うのを聞いて、私も回ってみようと思った。敷地2000坪なのに。。。


裏側と言えども美しい。


簡単に道路に出られるか、家と家との間を抜けられるかと思いきや、出口がない。


ぐるっと回って、さえも撮す。


竹林の脇を抜けてやっと道路に出た。


門があった。もしかすると正門かも知れない。


私を探し回る酒田勢がいた。
駐車場で解散をし、車の中でアンケートを書いた。
アンケートは役場からの依頼らしい。


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白鷹町役場

2021-11-16 12:42:09 | 建築・都市・港


フォーラム集合場所の白鷹町役場に着く。白鷹ヤナ公園 からはアッと言う間だった。同じ町内だもの当たり前か。
一番乗りと思われたが、今回のフォーラム担当の面々が、駐車場の車から重い資料を建物内に運んでいるのが見て取れた。


駐車場で、クルミを調理中のカラスがいた。
割れたかな、頑張れ!


指定された時間まで、外観巡りをする。
グレーのガルバリューム鋼板がメインの色調。
それに木部の色がちときつい。
ポイントカラーは赤だった。


土日でも、日章旗と町旗は上がるのか。
ただ、昨今の市町村役場は土日とて全面休業ではない。



敷地内に高低差があり、こちらの複合施設入り口付近は、西側の広い道路に向け翼を広げていた。



長い建物は、防火壁(エキスパンション含む)で区画されており、単に防火壁の間仕切りではない手法は、正直巧い!と思った。


メインの道路に向けての役場の看板。
ここまで、カーナビを使って楽に来ることが出来たが、完成してから暫し時間が経つと言うのに・・・・Google!!ちゃんと仕事せ~~よ!!


施設側から入館する。


白鷹町産の木を使った木造2階建ての建築。
後ほど説明をして下さったコーディネーターの方のお話によると、白鷹産の杉を基本に、柱と梁は120x240x4,000を繋ぎ、白鷹町に住む大工さん達によって組み立てられる。


最初に規格有りきなのは、白鷹町の木材伐採を行い運ぶための林道は、狭くて曲がりくねり、道幅の4mの長さが限度だった。


階段の下は小さなトンネルになっており、子供たちが遊べる空間だ。


これが反対側


地元産をふんだんに用いている。


舌を巻いたのは、その計画と設計。
この文章の一番下に、当日配布された資料が載っている。
役場機能とまちづくり複合施設の建物は、延べ面積4,558㎡。
それを木造で造るとなると、1,000㎡毎に耐火構造の壁で区画しなければならない。


その防火区画を通常なら壁一枚で考える所を、ボリュームある立体で考えた。
区画された各々のブロックには、各々の階段が着いている。


敷地全体も傾斜地になっており、階段の長さや高さも違う。
フロアステップで、階段自体が遊び場にもなっている。


吹き抜けも相まって、空間が面白い。


定刻になり、全員が町民ラウンジに集まった。


建築女子フォーラムの始まりである。


エレベータは1基のみ。この施設のポイントカラーは赤らしい。


窓際に設置されているベンチは、引き出し型の物入れが着いている。
ベンチは座り心地が良い。


大会議室



構造そのものを見せており、大型のパイプは空調に使われている。


意匠に見られる格子は、実は耐力壁だ。



大会議室で、計画に関わったコンサルタントの方と役場職員(2名)の説明を聞く。


4mを基準にしている構造材とは違い、8m程もあるだろうと思われる扉があった。
大会議室を2分にして使用する場合のカーテンが収められていた。


公民館事務室の隣の図書館に入る。


大人用の書籍よりも、子供向けの絵本などが断然多い。


子供たちの為の遊び場のようであり、隠れんぼに最適だ。


天井には、飛行機のおもちゃの他、熊の皮がぶら下がっていた。
こんな所が山間部の多い白鷹ならではである。





子供専用の空間


子供と言うより、幼児のためと行ったほうが良い。
ここは土足厳禁の場だった。


図書館のフロアステップを利用して隠れ家的遊び場があった。
天井の高さも低く、子供用に設定してある。
大人が潜り込むには狭い。


奥に進んでいくと、高学年や大人向けのスペースになった。


最近の図書館は、高い書架が流行りなのか。


町の資料館らしいところには、上杉家の資料があった。
白鷹町も上杉領だったのだろう。


本棚の並ぶ所と読書スペースが混在している。


皆さんが説明を受けているのに、勝手に探索する私。


外に向けてカウンターがあり、ここも読書スペースなのだろう。


床には、テープで電車のレールが引かれていた。
町ぐるみで子供たちを大事にしていると感じられる。



役場スペースに移動する。


それぞれの階段が別の顔を持っている。


町のお薦めのお酒なのかしら。


2階の構造。


全て木造ではなく、窓部分の耐力壁は鉄筋のブレースだ。



町長室は、見てこなかった。


図書館町民ラウンジ付近の模型。


中会議室。ここは普段は町議会室に使用されている。


たの部分と木部の塗装の色が違うのかなと思う。


隅に纏められているのは、町議会の為の折り畳み型の机


組み立てた所、簡単に誰でもが出来るのでなく、ちょっとした工夫がいった。

設計監理は環境デザイン研究所。上手な計画だと思う。
空間の作り方は、実際に体験してみるとよく分かる。
良い建物を見たと思った。



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月山路へ

2021-11-15 11:36:51 | 


朝7時出発で集合場所に行く。ここは最上川河川敷のスワンパーク。
白鳥たちは、すでに朝食を求めて田んぼに行ったらしく、少数の群れしか残っていない。
川に浮かぶ小さな粒つぶは、鴨や水鳥の群れ。
天気は良くない。



高速道路から月山道へ、残念ながら紅葉は終わっていて、裸の木々が多い。


トンネルを抜けて西川町に入ると、雨は上がり天気が良くなってきた。


月山ダムの付近。ただ月山は見えなかった。


標高が下がると、秋が戻ってきた。


同じ秋でも、庄内より内陸の秋は綺麗だ。
国道112号線から287号線へと移動する。


枝打ちされた杉が並んでいる。


車で移動中、虹が其処此処に現れた。


国道287号線で朝日町を抜け、白鷹ヤナ公園で休息する。
移動時間を充分に余裕を見たので、明らかに10時とする集合時間より早めに着きそうなのだ。すでにここは白鷹町なのだ。
土日は、道路の工事もなく、早朝なので停滞も少ない。


ここは鮎の簗場だ。ここでも店は開いていなかった。


近接する林檎畑は、すでに実はなかった。
朝日町や白鷹町は林檎が美味しくて有名なのだ。


土塗り壁の建物も多く、日本の原風景を観ることになる。


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