無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

つや姫

2011-09-29 12:38:18 | 食べ物
共産党の新聞赤旗の一面に、群馬大学の早川由起夫教授が調査作成した放射能汚染マップが載った。ネットで探せば簡単に見つかるこのマップも、普通のTVや新聞の情報しか知らない国民には驚きだろう。このマップを使って、共産党の志位委員長が衆議院の予算委員会で質問したからなのだが、ネットに繋げる住人であっても、若い年代の人達であっても、心配していない風な人が多いのはどうしてなのだろう。私のように、いつでも迎えが来るような年寄が騒ぐのはおかしいのか、そして少数派なのだろうかと考えてしまう。せっかくの収穫の秋なのに、こんな出だしで始めるなんて、1年前なら想像もしていなかった。

農業県である山形県では、ブランド米つや姫を、他の米以上に神経を尖らせて安全性を計っている。先週、全県下の米の汚染度を調査した。有り難いことに国の安全基準値(?)を遙かに下回る20Bq/kg以下の不検出と発表された。細かい数値まで発表すべきだと意見もあるだろうが、まずは一息ついている。この結果が出るまでは、一切の米の出荷を禁止する方向で県は動いた。つや姫に関しては、さらに厳しく独自に予備調査と本調査を行い、安全性を確認した。山形新聞9月29日の記事

同じく、つや姫に関して、同日にこのような記事もあった。ブランドを守る為には、これくらい厳しく指導していかねばならないと言うことなのだろう。新潟の魚沼産コシヒカリが、収量よりも多くの販売量がある不思議では、ブランドの意味をなさないのだ。それにしても、早川教授の地図の天童山形周辺も気になる。会津喜多方もそうだが、新潟の魚沼と南魚沼もやっぱりなと思った。聞き伝えられている事が地図の上で色塗りされると、腹をくくるしかないと思えるようになる。しかも、この地図は現在進行形であり、ホットスポットが見つかり次第に書き換えられることになるのだろう。福一からの汚染は止まらない。でも、除染作業も出来るだろう。半減期の半減期も来るだろう。
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食欲の秋

2011-09-25 13:51:07 | 食べ物


たまには、心を落ち着けて、一服と・・・。



季節の干菓子を買って来て、茶を点ててみた。

甘い・・。苦い・・。他に感想はないのか!
今度はもう少し現実的なおやつにしようと思う。
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ついに米に

2011-09-25 13:09:30 | 震災東日本大震災
脱原発を掲げて5万人規模のデモがあっても、警察発表2万数千人としてマスコミは報じ、東電は日増しに強気になって行く。野田首相は「より安全な原発を」と、脱原発に方針を転換することもなく世界に向けて演説した。日本は国策として核兵器代わりの原発を手放すことはしない。国民はこんなに大変な想いをしているのに、フクシマは収束に向かっているんだと世界にアピールする。

国民の声は届かないのか。日本人はデモのやり方が下手だとも言われている。今回のデモが過去最大だったと言う人がいるが、沖縄で行われた普天間の時のデモの方が数は多いはずだ。もっと過激に行われたのが、60年日米安保の時だったのではないだろうか。若者とりわけ大学生達も多く、国会近くで派手に行ったのがニュース映像で報じられたのを覚えている。学生運動の時だってそうだ。あんなにデモを行っても、何が変わっただろうか。世の中は何も変わらなかったのではないか。無駄だったのか、そんな挫折感が、国民を温和しくした。今回もそうなるのだろうか。


福島の二本松で、米の放射能予備調査で国の暫定基準値と同じ1キログラム当たり500ベクレル の放射性セシウムが検出された。セシウムは土と結びつきやすく、水にも溶けにくい。除染の為に植えたひまわりがあんな結果だったのに、米は吸収しにくいと言われていたのに、この結果には正直がっかりした。農家の方々の気持ちはどんなだろうと胸が痛む。

誰も好きこのんで汚染された米を作りたいと思ってもいない。補償を受けるためにと、行政の指導の元に、自らの健康を顧みないで作っている。ここに農家の婿さんのツイッターがある。今回の汚染米は、根から吸収したのでなく、倒れたかどうかして茎から吸ってしまったのではと言う見解も興味深い。他の農作物にしても、数値が高くなる物低い物と、計測した結果から伝えてくれている。国やマスコミからの不確かな情報よりも、私には有り難い。それをデマと呼ぶのかは、読んだ人の判断だろう。

世の中を汚した者があぐらをかき、「よきにはからえ!」と、被害者に責任を転嫁する事は、何としても許されない。まったくどうかしてる。
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台風

2011-09-20 15:37:26 | 動物・自然
名古屋市民に、避難勧告が出た。台風15号の大雨で天白川と庄内川が氾濫する為と見られている。
Flood Mapで見ても、名古屋市の海抜は低い。思い出すのは伊勢湾台風の時の水害だ。何日も水が引かなかった。食べる物さえ困ったと、体験者に聞いたことがあった。

伊勢湾台風:1959年(昭和34年)9月26日に上陸した台風15号で、人的にも大きな被害が出た。水は1ヶ月も引かなかったそうだ。

速やかに、安全に避難して欲しい。
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標高

2011-09-17 09:01:46 | 震災東日本大震災
東日本大震災での宮古の津波が、1986年の明治三陸津波の最大の38.2mを超え、38.9mに記録更新したと岩手日報が伝えた。リアス式の三陸海岸と言う土地形状が、このような巨大な津波を創造したのだ。とは言え、地震や津波の多い日本列島では、過去に起きた記録を見ても災害は免れないのだと思う。ましてや、それ以上のことが起きないとも言い切れない。

日本海側はリアス式海岸ではないにしても、秋田沖地震の時にも津波の被災者は出た。もっと過去に遡ると、象潟の松島が海から陸になったほどの地震がこれからも起きない筈はない。地震を防ぐ手立てはないが、津波から逃げることは出来ないものだろうか。我が家は酒田市内でも高台にあり、大抵の津波からは逃げられる。ここが沈む時は庄内平野は駄目だろうと思っていた。もし、39mの津波が来たらどんなになるだろう。

もしも、40mの高波が来たら、日本列島いや世界の地図はこう変わると言うシュミレーションが・・・
Flood Mapだ。
画面左上の数値を変えて、1m、3m、5m、10mと動かしてみると、土地が水に沈んでいく様子がわかる。

また、土地の標高がわかるGoogle Mapもある。所々にバグはあるようだが、全体の雰囲気はわかるかなと思う。決して鵜呑みにはできないが、シュミレーションの一つだと思って、画面上で避難訓練をしてみるのも良さそうだ。このなにげない記憶が、実際に役に立つことがあるように・・・いや、ないように祈るべきなのだが。


今日のおまけ: 携帯電話でポップコーンが出来る!電磁波が問題だとは聞いていたけど、ひぇ~~!これじゃ、みつばちも嫌がる訳だ。
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160P

2011-09-16 14:23:15 | 震災東日本大震災
東京電力の福島第一の被害者が、東電に出す損害賠償請求の書類が160ページもあるんだそうだ。私はこのような書類を書くのが大の苦手だから、10P でも嫌になる。こんな多量の書類が本当に必要なのだろうか。領収書もきちんと添付するだの、津波と原発を分けろだの、そもそも原発事故で使用できなくなった土地建物の損害賠償のではないらしい。東電に都合の良い書類形式になっているから、注意をするようにと、日本弁護士連合会のHPで、会長声明として発表されている。

日本弁護士連合会

先の避難者に対する仮払いのような金額も、領収書が無い場合は払い戻しなどと馬鹿な事を言っていたが、どこまで苦しめたら気が済むのだろう。
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SEA TO SUMMIT 結果

2011-09-15 10:20:22 | 動物・自然
鳥海山 SEA TO SUMMIT2001の結果が、モンベルのHPに出ていた。

チーム総合成績が、こちら

シングル総合成績が、こちらである。

タイムアウトや棄権が沢山出るのかなと予想したら、そうでもない。皆さん凄いな、若いんだなと思ったら、私みたいな年配者も多かったらしい。(笑)
チーム成績に順位はつかなかったが、トップでゴールした山形銀行Bチームは、ちょっと凄いと思う。日頃の練習もしているんだろう。次の日は筋肉痛で大変だったろうなと思う。S氏の長男氏と友達が参加した。順位は内緒である。
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上亀元

2011-09-13 08:49:41 | 食べ物
酒田の旧市内、おくりびとのNKエージェントの駐車場の隣に、酒田酒造株式会社がある。ここの酒の銘柄は上喜元と言い、すこぶるうまい酒が出来る。水も米もうまい酒の酒田にあってなお、ここの酒は、日本中の酒飲みに評判が良い。日本航空のビジネスクラスに登場したこともあったようだ。高い酒はそれなりに、手頃な値段の酒も、晩酌には欠かせない。先日の東北ブロック会の時にも、リュックの中に忍ばせて、品評会のように並んだ一番右側のが上喜元の蔵酒だった。

先週、東京のA&AからTさんがいらして、事務所でCADの事で盛り上がった後に、中町で飲むことになった。うまい焼酎と魚の刺身、今季最大に美味かっただだちゃ豆をついばんで、そろそろお開きにと思った頃に、店の冷蔵ケースの中にこの「上亀元」を発見した。あれ、「喜」の字が違うと、飲んでみることにした。う、うま!何だ、この酒は!!



あの幻の「亀の尾」を100%使った純米酒だと言う。社長の道楽と言ったら実も蓋もないが、亀の尾を田圃1枚だけ作って酒米にしてみたのが始まりらしい。酒田でも普通の酒屋には並んでいないようだ。「限定品なの、数量は少ないの?」と店に説いても、ふふふと笑われるだけだったが、少ないのは事実らしい。普段の晩酌で、たらふく飲める酒ではないが、中秋の名月を見ながら飲むには、絶好の酒である。冷たく冷やして飲むと、んまいよ~!
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鳥海山 SEA TO SUMMIT 2011

2011-09-11 13:30:37 | 動物・自然



9月10日、11日と、「鳥海山 SEA TO SUMMIT 2011」が、開催された。
西浜海岸から吹浦港をカヤックで2周した後、自転車で鳥海山の鉾立まで上り、その先はマラソンで山頂の大物忌神社まで登ると言う、過酷なレースが11日の日曜日に行われる。10日は開会式や環境シンポジウムが、遊佐町の遊楽里(ゆらり)で行われた。



外は豪快な雨である。遊楽里の前の芝生には、沢山のテントが建てられて、にわか市場に変わっていた。明日のレースは大丈夫だろうか。



開会式を待つ。




司会が、衆議院議員の和嶋さんだったのに驚く。



主催者の元気王国代表の挨拶
共催は鳥海山を取り巻く面々で、行政として秋田県からにかほ市、由利本荘市、山形県から遊佐町、酒田市が後援をしている。



山形県の吉村県知事も挨拶に駆けつけてくれた。
(会が始まる前に、日沿道のミッシングリンク解消の事でお礼を言って来た。これで私の仕事は終わったようなものだ。)東日本大震災以後、政府も東電もマスコミも信じられなくなったと言う人の多い中で、唯一吉村知事だけは信じられると、ファンが増えたと、巷で囁かれている。



環境サミットが始まった。



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十和田市現代美術館

2011-09-10 13:37:02 | 建築・都市・港



2日目メインの見学会で、十和田市現代美術館にバスで移動する。



西沢立衛+妹島和代の作品である。



白いキューブと硝子の渡り廊下で繋がれており、一つ一つの空間が広さも高さも、置いてある角度も違うので、全景を撮っても面白くなかった。
実際に目で見た印象の方が良い。



この美術館が置かれている通りは、日本の道百選にも選ばれた通りで、旧陸軍の門から建物までの通路だったらしい。現在は官庁街になっており、敷地が空いた時に民間で計画されるのを嫌って美術館にしたらしい。



壁画も作品の一つである。



入り口付近の集合場所に向かう。



ポール・モリソンのオクリア



玄関脇にあるチェ・ジョンファのフラワーホース



玄関から入ってすぐのホールの床も、作品の一つだそうだ。カラーテープで貼ってある作品で、汚れないようにとビニールが敷かれている。
ジム・ランビーのゾボップ



雪国にこの外壁の納まりで良いのか少し不安。内部には、結露受けのような窪みがあった。



見る角度によって、表情を変える建物。
中にぶら下がっているのが、スゥ・ドーホーのコークアンドエフェクト



殆どの作品は、外部から見えるし、撮影も可能なのだが。



館内の撮影は禁止なのだという。
ならば、中庭なら良いのかと思ったら、注意された。
館内の作品には手を触れてもいけないのだと言う。
触っても良し、フラッシュを焚かなければ撮影も可能の外国の美術館に比べれば、なんとけつの穴の小さいことと感じる。

左がオノ・ヨウコの念願の木。歩いている中庭が三途の川。
上部に見えるのが、森北伸のフライングマン・アンド・ハンター


それなら、もっときめ細かく外部から撮してくれば良かったと思う。
この6角形も作品の一つ。アナ・ラウラ・アラエズの光の橋。



この巨大な赤蟻は見事だった。夜になって歩いたら、面白いだろうな。



ここが美術館の最尾で、やっぱり馬のモチーフがあった。



通りの向かい側に移る。



R&Sieのヒプノティック・チェンバー



キノコのアミタケのように見える。内部はカッパドキアの地中都市。



この2つのキューブは、片方がトイレで片方が車庫だった。



このニョロニョロも一緒に、インゲス・イデーのゴーストアンノウンマス



男子トイレに入る。




窓の上から何かが覗いている。



外に出てみると・・。



草間弥生の愛はとこしえ十和田でうたう。



きのこもカボチャも、犬も、床も、みんな水玉模様。
この床の水玉模様で、ケンケンパーが出来れば面白いと思った。
最近の子供達は石蹴りが判るだろうか。



かぼちゃの中に入ることが出来る。



かぼちゃの中は真っ暗



遠くにニョロニョロとトイレが見える。
なんて青い空なんだろう。
この日は台風で和歌山は大変だった。



普通のカーポートに、膨らんだ車があった。



エルヴィン・ヴルムのファットカー



後ろももっちもち



ファットハウス。ふくらし粉で膨らませたような家。内部に入ることも出来る。



広い歩道には、馬の蹄鉄の跡が。



一見柔らかそうで、実は固いリュー・ジャンファのマーク・イン・ザ・スペース
勿論、座ってみる。



車止めにも、馬のモチーフが。



蔵のオブジェの廻りにも、蹄鉄の模様で囲まれている。



馬の蹄鉄の語りの立体案内板



面白いと触ってきた。



この通りは、赤松の緑と、桜がとても綺麗なのだそうだ。



歩道の敷石にも、松の模様があった。

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旧渋沢邸

2011-09-10 11:47:01 | 建築・都市・港
牧温泉の敷地内に、渋沢栄一邸が移築されている。徳川の幕臣であり、実業家でもあり、途轍もないスケールの大きい人間だったようである。起こした企業は数知れず、渋沢邸の前には渋沢神社なるものもあり、神格化されていた。私は、本人にあったことがないので、よくわからない。



この地域は六戸だったのか。



渋沢邸の平面図で、緑色が洋館、黄色の部分が和風住宅である。



玄関を入ったすぐの応接間。左側に暖炉がある。



その奥に続く第2応接間。天井の漆喰が美しい。



天井の漆喰



木製の窓。手作りの金物が美しい。



これも金物。



暖炉の飾りも手作りである。



暖炉は実際に使われていた。これは暖炉を下から見上げた所である。
空気の調整のための金具が付いている。



書斎



置いてある家具も年代物である。テーブルに引き出しが着いていた。



書斎を通って日本家屋に入る。次の間から表座敷を見る。欄間に葡萄のデザインがされてある。



廊下の木製の硝子戸には、手作りの歪んだ硝子が埋め込まれている。割れると補充が効かないそうだ。欄間にも細工がされてあった。



表座敷。床の間の造りも非常にシンプルである。



板戸の引き手



ご母堂の間。違い棚の奥に水屋があるのだそうだ。



ご母堂の間の縁側。



2階へと登る。



階段の手摺も1本1本が手作りで、黒檀か紫檀のような材料だった。



2階の廊下から客間を見る。



書院造りの客間は、それでもシンプルな床の間だった。



客間の奥に納戸があったが、納戸の割には、建具が豪華だった。



何故だろうと反対側の階段室を見ると、丸窓などの化粧がみられた。この為の障子戸だったのだと気が付く。



廊下から眺める洋館の屋根も美しい。



2階の寝室。ここの天井の漆喰も美しい。寝室なのに照明器具も豪華だ。



天井の漆喰の隅に、空調用の孔が開いている。



1階に降りて、蔵へ入る。



蔵は広い。2階もありそうだが、登れないようだ。



金庫は壁に2箇所もあった。



懐かしい板戸である。



中廊下を見る。



女中部屋から台所へ入る。



食堂の窓にはステンドグラスがはめ込まれていた。



これは玄関のステンドグラス。



玄関を出て、庭に向かう。



暖炉の煙突も綺麗だった。



庭から見た全景



洋館の部分



日本家屋の部分。庭に設置していた灯籠が、地震の為に2基倒れたそうだ。1基は駄目だったのだろうか。



庭の反対側に比較的新しい洋館が建っていた。



軒の突き出たエントランスにはテーブルと椅子が置いてある。



中を盗み撮りしてみる。結婚式も出来そうな広間だった。

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お土産

2011-09-09 17:40:29 | 食べ物
青森の津軽塗りは有名だ。自分用に小さなお盆を買う。



上に載っているのは、カリント饅頭「どでん」で、会議の時の一休みに青森の会員が「美味しいから」と準備してくれた物だ。外側はカリッとしていて、しつこい甘さはなく、とても美味しかった。ホテルで売ってはいなくて、欲しい人がいたら数量だけ教えてくれたら買いに走るからと、これまた親切にしていただいた。
仙台の駅でも、似たようなカリント饅頭はあったが、この青森の香ばしさのある味ではなかった。日にちが経ったら、揚げたり、レンジでチンして食べると、元の美味しさに戻るのだそうだ。チンする前に消えてしまったけど。

話は戻って、津軽塗りの続き。津軽塗りは他の漆塗りとは違って、生地にポツポツと漆のしずくを垂らして行く。それに色別に漆を塗っては乾かし、塗っては乾かしと重ねていって、最後に砥石で表面を削る。すると下の漆の色別の断面が出てくる。漆の量もかかるし、手間暇もかかる。それを知っていたから、ホテルでのお盆の値段が、やけに安いなとは感じていた。家に帰って説明書を読んでみた。なんだ、生地が木製ではなかったのか。それなら安いはずだ。と、ちょっぴり残念に思った。漆は本物なんだけどね。

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建築士会連合会東北ブロック女性委員会

2011-09-09 12:37:49 | 建築・都市・港
青森県の三沢の小牧温泉で開催された(社)日本建築士連合会東北ブロック女性委員会に参加する。三沢は、基地のある所でも有名で、翌日の日曜日には航空ショーが行われる予定か、客も多かった。会議よりもそっちがみたいと陰で囁きながらの参加となる。



会議は、当初予定した物を変更して、東日本大震災一色になった。建築士の個人として何ができたか、組織として、何をなすべきかが話し合われた。



連合会女性委員長の定行氏の基調講演から始まった。震災の後、何度も東北に足を踏み入れている事で、今回の講演となった。

福島県からの参加者の生の声があった。避難か残留か、故郷の郡山市を愛おしく思っている話や、1つの敷地に老夫婦と若夫婦の住宅が並んで建っているのに、片方だけに避難命令が出ると言う矛盾した伊達市の話(彼女は全国ニュースでも顔を見た。結局は残留を決めたようだ)この国はおかしい、安全だと言うなら東電の幹部が住むべきだとオフレコ発言(重要な部分除く)をした方、東北だと一括りされている現状などが話し合われた。福島の方々は、日々頑張っている。具体的な手伝いが出来ないのが口惜しい。線量計を首からぶら下げている方もいた。青森にやってきて、今日の線量の合計が上がらないことを示してくれた。少しでも、骨休めになれば良いなと思う。



懇親会が始まった。



可愛い浴衣の美人の出現である。



ステージの後ろの幕が開かれると、滝のある庭が見えた。その横をなんと電車が走っている。電車に驚くと、この壇上の「べこのがっちゃ」が、「おめがだ、電車みだごどねえのが?」と聞いた。彼女は本当は見かけよりずっと若いのに、年寄りのふりして歌ったり踊ったり、レオタードみたいのに衣装を変えたりと、変幻自在で非常に面白かった。東北、特に青森には、彼女のような飛び抜けた芸人がいる。



東北各地から集まった日本酒。いかに女性達が酒飲みかが判る。美味しいお酒を利き酒のようにしていただいた。



小牧温泉は、とにかくでかい温泉だ。(昔はもっと大きかったのだが、事情により規模が小さくなったようだ。)アトラクションでは、一般客に混じって、ねぶたのお囃子を聴いたり、じょんがらや三味線を聞いたりした。



舞台の横には、小さなねぶたが飾られていた。



これが小牧温泉の一部。敷地の中を電車の線路が走っている。



これは結婚式用のチャペル。



おみやげのコーナーでは、ご当地のカレーも並んでいた。



通路には、生活文化の展示があり、刺し子のデザインが素晴らしかったので撮してみた。

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けんぞの落語会

2011-09-08 14:07:42 | 音楽・芸術・文学
平成23年9月10日(土)午後6時30分から8時30分
ホープの家「けんぞ」で、毎年恒例の落語会が開催されます。

「入場は無料だけど、心づくしのおひねりを」ってとこが好き!



あ、裏面がない。地図がない。

 酒田市升田貝沢

升田の玉簾の滝方面に走って、郵便局を過ぎた次の十字路を左に折れると、車がわんさか停まっている辺りだと思う。
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東北地方を縦横断する

2011-09-07 12:54:07 | 建築・都市・港
高速バスで仙台に着く。
仙台駅では待望の新幹線に巡り会える。



「は」



「や」



「ぶ」



「さ」 運転席が思ったよりも長い。



我々は「はやて」に乗り、八戸駅で降りる。



青い森鉄道に乗り換える。



青森行きの車両から、上りの車両を見る。
慌ただしく一泊二日の日程を終了し、再度八戸駅に戻る。



新幹線ホームを見下ろす。



多分、盛岡辺りの停車だと思う。プラットフォームの対面にいたのが、ポケモン仕様の電車だった。



停車時間が判らないので、ドアが締まる前にと、大慌てで撮す。
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