無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

杉原丈夫先生出版記念祝賀会

2023-09-30 17:25:18 | 音楽・芸術・文学



杉原先生の出版記念祝賀会が行われた。


会場はベルナール酒田。


ご挨拶が粛々と続けられて行く中、私はSさんと二人で受付から離れられない。
出版物は「鉄門海の足跡を辿る」出羽三山取り分け湯殿山では、古くから即身仏の信仰がある。
鉄門海はその略歴も珍しく、庄内各地で慕われている。
各地に残る石碑を訪ねて、この本を書き上げた。


花束贈呈。



中締めと言うか、最後の締めに工藤先生が話された酒田の文化に対する現状は、身につまされる。
古文書や史料の流出を、酒田市は止める手段を持たない。
鶴岡市の古本の阿部久書店や、工藤先生、杉原先生、小野寺先生らが身銭を切って流出を止めるにも限界がある。
大事な史料が各地の図書館や博物館に残るのならまだしも、個人的な売買によって散ってしまっている。
酒田市はもっと積極的に(と言うか最低限でも)酒田の歴史文化に必要な物は、保存確保しなければならない。
観光観光と言うけど、何が本質的に大事で残さねばならないのか、古文書を読み解いて後世に残すのかが出来ていない。


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米粒写経 談話室 2023.09.14 ~立浪から輝政~

2023-09-29 00:42:08 | 音楽・芸術・文学
 

米粒写経 談話室 2023.09.14 ~立浪から輝政~


 

米粒写経×松崎健夫 映画談話室2023.09.14 ~ミンナのウタ/福田村事件/PATHAAN パターン~【ネタバレあり】 
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秋の味覚

2023-09-28 12:51:46 | 食べ物

S氏より栗を頂く。彼の自宅の庭には大きくなった栗がある。
育つのが早いので、毎年剪定をするのだが、すぐに枝が広がってしまうのだそうだ。
私は何の手伝いも剃ることなく、貰うばかりである。
時をおかずに、早速茹でる。


茹で汁が勿体ないと、さらに5分、卵を茹でる。
卵の殻が茶色に色づいて、見た目にも面白い。
茹でる前にシールでも貼れば、それはそれで面白い。



一口にゆで卵と言うけど、なかなか上手に行かない。
最近、こんな物を買った。針が着いていて茹でる前の卵の殻に、ブチッと刺すと殻が剥けやすくなるのだそうだ。


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【東北旅行】山形へ温泉旅行 日本海・庄内地方を周遊

2023-09-27 13:33:25 | 酒田
 

【東北旅行】山形へ温泉旅行 日本海・庄内地方を周遊

旅人の玄人のスーツさんが来てくれていた。
酒田のみならず、鶴岡も案内してくれている。
鶴岡は酒田よりも観光地が沢山あるのに、加茂水族館から羽黒山に直行。
そうか時間が少ないと、回れないんだね。危ない所だったね。

面白い動画なんだけど、1時間35分と長めなので、夜にゆっくり見てほしい。JRの電車に揺られて、のんびり旅をするのは、良いなぁ~と改めて思う。


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ひとり旅 山形 酒田市編 【観光・グルメ・モデルコース】

2023-09-26 23:21:41 | 酒田
 

ひとり旅 山形 酒田市編 【観光・グルメ・モデルコース】

モデルコースなのか、駅前から自転車に乗ってどこまでも真っ直ぐ漕いでいる。
見知った街だな、ト一屋の前も通っていると眺めていた。
遠回りをして日和山公園に着いたようだが、地元民以外の目で見ると、何だか面白い。
もっともっとグルメな物が沢山あるので、また来てね!と言いたい。
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【山形 酒田】酒田の酒場|哀愁おっさんひとり旅 Vol.63

2023-09-25 13:34:01 | 酒田
 


【山形 酒田】酒田の酒場|哀愁おっさんひとり旅 Vol.63

随分と酒田をご存知の方のようで、チョイスする物が的を得ている。
ちなみに、彼の泊まった宿は最上屋旅館で、日本ぼろ宿紀行と言う本にも取り上げられている。
その本を知る切っ掛けになったのは、H先生に「八戸へ来たならここへ泊まらないと。」と連れて行かれた新むつ旅館だ。

八戸で行われた東北ブロック大会に参加していた仙台のHさんが、この旅館に寄ったそうでFace bookに載せていてくれた。
「まだ営業しているのですね。女将さんは元気でしたか?」と尋ねると、お亡くなりになったそうで、営業は停止しているらしい。
その日は、無理を言って開けて貰ったのだそうだ。
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青い森へ 1

2023-09-22 12:51:33 | 建築・都市・港
今年の女性建築士の東北ブロック大会は、青森県八戸市のハッチで開催される。
静岡の全国大会をサボってでも、八戸に行きたい気持ちが強かった。
参加者が山形県の各所から八戸に向けて出かけても、ルートは各々異なる。
あまりに私の希望コースが偏っている為に、皆さんとは一緒にはならず、最悪単独行動になるかもと考えた。
そこにFさんが「十和田美術館に寄ってくれれば、付き合ってもかまわない。」と言って貰えたので、余裕を持って朝4時に酒田を出発する。



日沿道を北上し能代から東に進路を取り、高速道路が繋がっていない二ツ井をノコノコ走り、大館から小阪に向かうと、「康楽館」の標識が目についた。
あれ?過去に康楽館に連れて行って貰ったが、山の中だった気がする。
何故こんな街中にと、ちょっと寄ってみることにした。
出掛けに降っていた雨も上がり、空が少し青みを帯びてきた頃である。



道を右折すると、康楽館ではなく、明治建築のどでかい洋館が現れた。
小阪の町の礎ともなった「小阪鉱山事務所」の建築物である。



なんて綺麗なんでしょ。
ヘタなヨーロッパのお城よりもデカイわ。




彫刻は明治の頃の男女の像なのだろう。女性は着物姿である。



鉄鉱石の発掘のお陰で、近代的な町が造られたのである。







どちらも街中に移築されたようだ。



その際、補修されたようだが、それからも月日が経ち、漆喰が剥がれ落ちた箇所もある。



さぞかしハイカラな町だったろう。


さて、その敷地の右手を見ると、まるで浅草がやってきたのではと思うほどの幟がはためいている。
康楽館は、そもそも小阪鉱山の人達の娯楽と福祉の為に設けられた芝居小屋なのである。



中が見学出来れば嘸かし面白いだろう。欲を言えば芝居が見たい。
しかし、朝早い時間で開館もされていない。


やはり移築されていた。
現在でも芝居をかける。人々が観に来るのが素晴らしい。








康楽館の右手に何やら不思議な物が・・・。


火山灰、シラス・・・。


泥と木っ端が石になっている。



電話ボックスの中を覗いて見ると、あら可愛い。
昔の電話だわ。







康楽館方面から事務所をみた所。
ゆったりとした敷地に、様々な施設を配置させながら、綺麗な町に仕上げている。




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青い森へ 2

2023-09-22 12:40:05 | 建築・都市・港


山道を下ると、前方に十和田湖が見えた。



小坂からは国道103号線を通って十和田市へ向かう。
小坂の康楽館の前に飾られていた化石から、十和田湖は昔々火山だった事が判明。
その目で十和田湖を見れば、明らかにカルデラ湖だとわかる。
湖に浮かんでいる島のようなものが、喉ちんこの形の半島だった。
秋の紅葉の季節なら、もっと素敵だろうと思った。



奥入瀬渓流の脇の道路を進む。


最初はチョロチョロの沢だった物が、下流に行くに従って、波打つ飛沫を上げながら広がっていく。
連休も相まって、観光客も車も多い。


人だかりが多い場所は、流石に見応えのある滝だったり流れだったりした。
駐車スペースのあるこの辺りは、普通の沢の流れである。
何が珍しいのか、都会の人達の気持ちは分からない。
ただし、水の流れではなく、ブナの森で見た場合は、山形県の鳥海山などの強風地に育つ、曲がりくねったブナの木は、ここでは見当たらない。



十和田市立美術館に着いた。駐車場が無いと美術館の周りをグルグル回ったが、2丁ほど離れた広場に駐車場が2箇所もあった。
皆さん、そこから歩いてきているのに気が付かなかった。


さすが連休の人出である。



時代も流れて、美術館の中はフラッシュ無しで撮影可になっていた。
大きな彼女も健在だった。















ああっ~! Fさん、そんな所に登らんでも!!



売店にて


美術館を出て、大通りを歩き「十和田市地域交流センター・とわふる」へ向かう。



壁に描かれているのは、環状列石だそうだ。


着いた早々、広場の中央から噴水が上がる。





日向と日陰の差が大きい。壁が白一色だとピントが合わなくなるのだが。





切り取られた壁が美しい。


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青い森へ 3

2023-09-22 12:35:23 | 建築・都市・港
予定通り、八戸市の八戸ポータルミュージアムはっちへ着いた。
宿泊予定のホテルは、はっちの真後ろのスマイルホテル八戸である。
女性委員長のSさんが、なるべく歩かないで済むようにと、最短の近場に取ってくれていた。有り難い。

はっちで昼食を取り、1階の会場へ向かう。
内部からも外部からも見通しの良い場所である。



山形県のSさんは東北ブロックの副委員長でもあった。
副委員長の開会宣言で幕を開ける。


連合会の副会長(秋田県)のご挨拶。
昨年の全国大会で顔なじみの方である。


東北ブロック会長(青森県)挨拶。


記念講演:八戸出身の建築デザイナーの高砂充希子さん


各県からの活動報告。その1 青森・秋田・岩手



活動報告 その2 山形・宮城・福島


トークイベント開催中、外は連休の最中なのか多くの人が歩いている。
バスも数分置きにやってくる。八戸は大きな町なのだなと思う。


はっちの真向かいに、三日町と六日町を行き来出来る開放的な施設が建っていた。
これもはっちの活用が上手く行った結果が齎した結果だと思う。


会も滞りなく終わり、懇親会に向けて移動を促される。
懇親会ははっちではなく、ブランドホテルで行われる。


グランドホテルへの道すがら、新しく建てられた八戸市美術館に寄る。
本来は明日の見学コースらしい。














外から丸見えの美術館って、どうなんだろう。
ワークショップをするには良さそうなのだが。


八戸グランドホテルに着いた。懇親会が始まるまではかなりの待ち時間だ。


壁には八戸のえんぶりの様子が描かれている。


お菓子(飴?)で作った鳥が飾られている。


奥の盆栽も同じである。


各県が持ち寄ったお酒の数々。


まだまだ集まってくる。
ひと頃の女性建築士達の懇親会では、浴びるほどの酒が並び、言葉通りに浴びる程飲んだものだが、それも昔話になりつつある。
東北の女性達は酒に強い・・だったのが、最近の若い女性は飲めない人が多くなったようだ。


来賓の挨拶の後、乾杯が行われ宴会に入る。
席はくじ引きで決まって、隣に座った女性が秋田県の方で顔見知りだった。
マスクをしていたのと、スマートになり過ぎて分からなかった。
次から次へと料理が運ばれて来たが、トドメに出てきた握り寿司でギブアップした。


懇親会の後に二次会の会場も準備されていると聞いたが、山形の皆でみろく横丁に行く。
懐かしいと入ってみたら、さすがの連休の初日では座れる席も店もない。


通り抜けて近くの居酒屋をあたる。


はっちの向かいにあった「八戸まちなか広場まちにわ」を通り抜ける。
巨大な青いキャットタワーがあった。猫たちが大喜びしそうである。


はっちが明るかった。


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青い森へ 4 

2023-09-22 12:30:51 | 建築・都市・港


懇親会の席で青森県の若手3人に、朝市の話を伺う。
それは過去に何度か行ったイサバのカッチャ像のある陸奥湊駅前の魚菜市場ではない。
市場巡りではそこも楽しいのだが、生憎クーラーボックスは積んでないので買い物は出来ない。



今回の朝市は、最近有名になった八戸港の岸壁での朝市である。
朝5時から始まるらしいが、売り物がなくなるとさっさと終わるらしい。
小籠包とクロワッサンと塩手羽は絶品だと言う。
ホテルでの朝食(朝7時から)を食べるか、朝市にしようかと迷ったあげく、朝食を食べ終え、車に乗ってから「ちょっとだけ見てみようか。」と港へ向かった。



生け垣越しに見る港の岸壁は、物凄い混雑ぶりで、路駐の車の多い中遠くのパーキングに止めることにした。


駐車場を抜けて、ようやく市場の端にたどり着いた。




安いが買えない。









酒田祭の屋台の所々に、生魚や野菜が紛れ込んでいる状態である。



農家の人が自分の所で採れた作物や花を持ってきて並べる。
祭りの時のテキヤや香具師はいない。
周りがスカスカなのは、もう売れてしまって引き上げた店の名残である。






そうか、青森はニンニクが有名だった。


小籠包は長い行列だった。










色んな料理の香りが渦巻いている。


市を通り抜けて漁港に来た。
八戸は大きな港町で、工業港の他に漁港があちこちにある。
それぞれ八戸ブランドの魚が集まる港でもある。







朝市の方向である。



我々の車を置いた場所は、対岸のもっと左側である。



ウニとホタテを焼いていた。くっぅ!


これから本筋と1本隔てた二列目の通りに入る。













野菜とりんごを買って、車に乗り込んだ。


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青い森へ 5

2023-09-22 12:25:34 | 建築・都市・港
思いの外、朝市で時間を取ったので、観に行く予定だった安藤忠雄作品の国際芸術センター青森をパスして、最大の目的地三内丸山を目指した。
私が単独行動を取りたいと暴れたのは、この縄文の三内丸山遺跡をどうしても見たいと思ったからだ。
もう一つ伏線がある。時間が自由に取れるのならば、下北半島を一気に北上し、恐山に向かうルートもあった。今回はそれもパスする。



橋桁が黄色い八戸大橋を渡るのは初めてだ。



八戸から青森までは、不思議なみちのく高速道路(ETCが使えない。現金決済のために、料金所付近がエラク混雑する)を通って走る。
三内丸山くらいのメジャーな施設ともなれば、至る所に標識がある。それをなぞって目的地に着いた。



ええっ~~!なんだこりゃ!と浦島太郎の私は思う。
それこそ30数年前に訪れた時は、縄文の遺物が多量に出た為に、野球場の建設が中止となり、その残骸を見下ろしながら遺跡に入ったものだ。
次々と発掘される土器などの欠片は、プレハブの現場小屋に収納され、あの三内丸山の象徴とも言える6本柱の構造物もない。
6つの直径2mを超す穴と栗の巨木が残り、はて?この6本柱は何のため?の時代だったのである。l



一気にタイムリープして現代へと戻ると、その辺りには大きな施設「縄文時遊館」が目の前に広がっていた。こんな建物が出来ていたのね。


トイレの壁も、貝塚の発掘断面のようである。



縄文時遊館に入ると、今日は特別入場無料の日なんだそうだ。
がっぽりと儲けられる連休なのに、太っ腹だねと有り難く入場する。


子供達向けのイベントがあり、高校生たちがボランティアで活躍していた。
メインの湾曲した通路は、様々な資料室と繋がっている。


しかも、撮影可なのである。
これ幸いとばかりに、多量に撮す。




これはレプリカ


本物の縄文土器の欠片を貼り付けた壁



外へ出る。


ついにやってきた!!




野原っぱだったのに、周りには栗や胡桃の木が植えられ、古代の森も出来ていた。







古き昔と未来の子


規模は大きい。


縄文人になってみよう。衣服を貸し出し中。


発掘を体験してみようと、ビニール袋に土器の欠片を入れて、砂の中に埋めた物を掘り起こす。
見つけた土器の欠片は、お土産となる。羨ましいぞ!


まだ発掘は完了してはおらず。
宝物が詰まったプレハブ。


左の白いドームは資料館なのだが、写真には甚だ邪魔である。
恐らく、元の住民の数よりは多い見学者と思われる。


道路には土とおが屑を圧縮した材料が敷き詰められていた。
(それでも雨になると泥濘むらしく、貸出用の長靴も置かれていた。)






空に向かって伸びる大型掘立柱建物と大型竪穴建物



実際の発掘現場



穴の中に栗の木が眠っている。



これは復元されたもの。昔の住民が見たら「これなんだべぇぁ」


子供の墓


北盛土 数多くの土器の欠片や装飾品、ゴミなどが埋まっていた。







大型掘立建物 この復元物は何時頃建てられたものだろう。何となく薄っすら記憶があるようなないような。




掘っ立てなので、床から高さ1.2m程は、周りの土を掘って建ててある。


人が集まる所には、炉がある。



外とは階段で行き来するが、こんな形だったのかは謎である。



高床式の食料貯蔵倉と想像する。



内部はこんな感じ。










掘っ立て住居の内部。中央には炉が切られており、煙は屋根から外に抜ける。



大人達が作ったものの他、中学生がワークショップで作った木皮葺の小屋も並んでいる。


南盛土:所謂貝塚である。幾十もの年代別の層が連なっている。





施設の中に戻る。
展示物を見る。


土偶などなど


土器の数々



貝塚の断面を表現したもの。



ここからが資料室である。
皆が入っているので、自分も入ってみた。



子供達が土器の破片をパズルでも解くかのように組み立てている。
自由に触っても良いのだそうだ。簡単に並べることが出来るものと、そうでない物があった。
学芸員の男性が、「土器は立体なので持ち上げて組み立てるとコツが掴める。」と教えてくれた。実際に触れるなんて、豪気じゃないか。


地下の資料貯蔵室を見る。



壁には実際の土器が貼られている。勿体なくはないか。


唯一、有料の特別展「三内丸山と漆・くらしを彩る技」に入る。
9月18日までとは、ぎりぎりセーフだったではないか。


以前、三内丸山では漆塗りのポシェットを見たことがあった。
漆塗りなんて近代の物だと思っていたら、縄文の昔からあったのに驚く。


この展示では漆の歴史、特徴、漆の集め方、顔料との融合の仕方











発掘された物の展示 :縄文の頃の方が優雅な暮らしだったのではないか。
またしても縄文には敵わないなと認識した。




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青い森へ 6

2023-09-22 12:20:00 | 建築・都市・港
暑いのなんのと言いながら歩き回り、疲れたと思ったら昼食を抜いていた。
三内丸山の遺跡センター内にあるレストランも、酷い混みようで順番待ちの用紙に名前を書いたものの、なかなか呼ばれる様子もない。


面倒なので、何処かコンビニでもと、次の目的にに移動することにした。
すぐに着いた。何と目と鼻の先だった。
それよりも駐車場から美術館まで遠いことよ。



駐車場で空きスペースを探すほうが時間がかかった。
広い敷地は青い芝で覆われ、子供達が走ったり転げ回ったりしている。



青森県立美術館である。



単なる美術館なのに、東京並みに混んでいる。チケットを買うにも行列である。


青い森をデザインした照明。夜は青く光って綺麗らしい。
青森県立美術館でぐぐると、夜の写真も多いと聞く。

子供達の展示と通常のコレクション展と棟方志功の生誕120年特別展が開かれていた。
ほうほう、折角だもの観ていこうと入場料1800円を払う。



もうね、ため息が出るの。凄いの。



これでもかと彼の作品が並ぶ。


どれも自由に撮しても良いの。


肉筆画も多かった。










やっぱり日本のゴッホは素晴らしい。


歩けど歩けど、棟方志功は続く。









シャガールも影が薄い。




あおもり犬はでかい!











ヘトヘトになって、青森県立美術館を後にした。







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青い森へ 7

2023-09-22 12:16:54 | 建築・都市・港


最終目的のラス前に、道の駅おおゆに着く。

私は前回来た時に、舐め尽くすように見たが、Fさんには是非に観てほしい建物だったのだ。
カーナビを大湯の道の駅に設定すると、「閉店まで1時間です。」などとカーナビが喋る。
時間までには辿り着くだろうけど、そんなに時間がないのは大変だと、せっかくの足湯にも入らず、写真を撮りまわるFさん。

私はと言うと、ちゃっかり買い物をしたりしている。



慌ただしく次に向かうと、又しても「閉館は17:30です。」と音声が。
道の駅から大湯環状列石までは数分で到着。



まずは前回見逃した大湯ストーンサークル館に入る。



ここでも古代の青森の様子が映像に流れ、十和田湖が噴火していた様子が映し出される。



私が固執した土版はレプリカだったが、数字の観念がこの時代からきちんと受け繋がれていた事に感動する。
小さな子は、これに触れながら数を数えたのだろう。







急いで見て回って、実際の環状列石に向かおうとすると、受付にいた女性が「丁度5時から映像が流れます。そちらをご覧になってはいかがですか。」の問いかけあり、しかし実物を見るのも同じ閉館時間まで。そちらを優先させた。だって、鍵をかけるんだそうだ。














今回は万座の環状列石と、道路を挟んで存在する野中環状列石も見る事が出来た。




こちらの方が、日時計の仕様に近い。



周りの栗のイガを踏みながら、見て回った。



ここを作った人達は、近くに住居があるのではなく、離れた所から通って列石を作ったらしい。
想像するに、列石は大事な祀りごとに使われたのではないかとの説が浮かび上がる。
ストーン館に、使われた同じ材料の石が展示してあり、「持ち上がるか試してみてね。」の通り、持ち上げてみた。持ち上がったよ、力持ち!!





朝から何も食べていなかった。
高速道路に乗るまでに、どこかコンビニのおにぎり(涙)でもと考えていたが、左手に「山水亭」の看板が見えた。
名前からして日本蕎麦の店だろうと近づくと、中華飯店だった。
お薦めの山水ラーメンを注文した。出されたお水も美味しかった。

食事を終えた頃には、辺りは真っ暗になり、能代近くの檜山城跡行きの計画は、丸々延期になった。



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傘とマスク

2023-09-15 11:57:31 | 社会
9月も半ばになるのに、毎日30°超えの暑い日が続いている。
お陰で今年の金沢行きの為に買った日傘も、重宝している。
私個人としては、エアコンの電気代を心配する程度なのだが、猛暑と水不足(酒田市の8月の降水量が13mmだとか。)の為に、稲の生育が良くない。
新潟市の阿賀野川流域の稲の塩分被害に比べると、米になるだけ有り難いとも言える。

さて、某ちう国から妙なニュースが流れてきた。
雷雨喘息に集団で罹り、病院が満杯なのだそうだ。死人も出たとか。
地上波で流れるニュースは、その程度で押さえられている。
ところが、巷の雀はとんでもないことになっているぞ。と言っているらしい。


福島の処理水の放射能を心配して、某国民が買ったガイガーカウンタが、異常な数値を出していて「日本うんぬんなんて言えない。」のだそうだ。
ましてや、日本に罪を擦り付けたいCCPは、墓穴を掘ったようだ。

過去にウィグル自治区で盛んに行われていた核実験でも、汚染された大気が偏西風で流れてきて、「雨に当たるな。」と母が言っていた事を思い出す。
隠蔽気質は某国も日本も大差がない。それなら自己防衛が必要だ。
当面は雨が降ったときの注意と、風の向きでのマスク(頼りないけど)は、しないよりした方が良いかなと思う。



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飽海地域史研究会・野外授業

2023-09-13 14:52:05 | 歴史


集合場所の砂越公民館につくと、大勢の参加者が集まっていた。
車を駐車場にランダムに停めて満杯になって溢れてしまった。
参加予定が42名だそうで、ご夫婦で参加以外は1名1車である。
ところが、「申し込んでいないのだけど、地元の話なので聞きたい。」と続々やってきて資料が足りなくなった。


小野寺会長の挨拶に続いて、砂越城跡資料館の館長の富樫氏挨拶。
後程資料館の内部を見せてくれるそうだ。


城跡公園は、広い城跡の本丸部分のみを使っている。
堀を巡らせた中に土塁を回して本丸があるのだが、現在このような規模で土塁が残っているのは砂越だけで珍しいそうだ。


堀に掛けられた跳ね橋を渡ったのは昨年だが。


跳ね橋は壊れて、建築現場の足場を利用した橋に替わっていた。
安全ではあるが、趣はない。


JRの広報で砂越城の特集を組んだらしく、その後に観光客が続々訪れたのだとか。それは有り難い。


土塁の上で砂越の成り立ちと、国友の鉄砲の話を聞く。
国友の鉄砲とは、滋賀県の長浜で造られたブランド品で、噂では聞いていても文献が無くていた処、砂越城から能代の桧山城に嫁入りした秋田安東氏に、この文献があった。
ただ、その文献は八戸の個人の所有になっており、秋田県に訊ねても本物はおろか写真やコピーされ手に入らないようだ。


次に公園内の資料館に入る。


資料館は狭く、全員は入れない。
「写真は撮影可」だと言われて、人込みを掻き分けてバシバシ写してきた。
絵地図など興味深いものが沢山あった。


1つだけ、城の柱の遺物。


砂越は、酒田など姿かたちがない頃から栄えていた最上川の要所でもある。


次に飛鳥の一里塚に向かう。一里塚とは慶長9年(1604)、徳川家康が街道の要所、一里(3.92km)毎に五間四方の盛り土を設け、塚や樹木(榎)を植えた。








本来はあの松の木近くの船着き場にあったと言われている。


この道路(旧道)の反対側は飛鳥神社への道に続いている。
現在の国道345号線は、その車止めの向こう側を走っている。

時間が押せ押せだったので、最終目的地の旧阿部家に向かう道すがら、旧山元小学校(円形の校舎だった)跡地の公民館へ。


地元の女性達が愛情込めて作ってくれたお弁当が、昼食である。
参加人数が膨らんで、幹事さんは朝から大慌てである。


この味噌汁はガニ汁である。姿形が無くなるほど甲良ごと擂り潰した、ホワホワの身が入っている。
こんなに沢山のオカズの昼食は食べきれない。



網かご教室の作品らしい。



一緒に行ったFさんは建築士会女性部代表なので、この秋に新そばが出た頃に女性部の研修で竹を使った灯りを作ろうと申し込んできた。
これは楽しみ。新そばも楽しみ。


旧阿部家に場所を移す。ここで加藤寛英氏の「江戸時代の病気・飢饉と修験・信仰について」の講義の他、
私の「旧阿部家の建築について」と、加藤渉氏の「船箪笥、パリ・ロンドンへの旅」の講座が行われた。
一体何人集まったのだろう。資料が足りなくなったのは知っているが、実は私にも渡らなかった。
資料がないと申し込むと送ってくれるそうだが。


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