7月30日、山形へ国道47号-国道13号線で向かう。
この写真は、国道47号線沿いの最上川のさみだれ大堰。ラバーダムがすっかり水中に埋まり、川幅は広がっている。
ここはいつもなら、月山から美しい清流の立ち谷沢川が合流する箇所から、数百m上流にある国交省管轄の橋とダムである。
白糸の滝ドライブインの駐車場から最上川を眺める。
手前の草むらの色が茶色いので、ここは冠水したのだろう。
幾分、水量は減ってはいるものの、濁流には変わりない。
川幅がさみだれ大堰よりも狭いため、水の中央が盛り上がり、まるでチューブに水を流しているような錯覚に陥る。
ここは本合海。大石田から流れてくる本流が、大きく蛇行する所で、往復川面を眺めたが、水が減る雰囲気はなかっった。
こちらは同じ場所の支流。草むらの色が冠水したのを物語っている。
ニュースで見た時には、この辺りは水浸しだった筈。水嵩は大きく減ったものと思う。
新庄から中央道に乗ると、最上川とは接せずに走る。各支流を見ても水の色は濁っていても水量は普段に戻っていた。
尾花沢辺りでもおなじである。
大石田を通る本流が増水しているのだと思われる。
大石田町は、道路等の冠水は治まったが、水道が貯水池に濁流が入ったとかで、断水となり給水車が出た。
帰りに寄ろうかと思った大石田の千本木だんごは、断水の為に店を閉めた。
27-28日、至る所で道路は通行止めになった。まさかと思う所でさえである。
尾花沢-大石田の新しい道路では、道路の両側のノリ面(地面を削って斜面にした所)が数カ所土砂崩れを起こしていて、土嚢とブルーシートでの補修がされてあった。
なるほど、通行止めになるはずだ。
昼食休憩:県庁近くの材木亭の冷めたい鳥そば。
具が豪華に盛ってあるが、鶏肉は柔い若鶏で、山形の冷たい鳥蕎麦のコクはない。
期待していたので、少し残念。
その代わりに、店の前に咲いていた花で心を癒やす。
会議の会場は、こんな風景が見られる施設
会議はソーシャルディスタンスを取りすぎの気配有り。
こちらは女性委員会。
行った会議は、建築士会の合同委員会なのだが、従来ならホテルの1室で全部の委員会が集結し、囂々がくがく行う筈だった。
今回は、午前と午後に分け会議室を数カ所調達して、分散形式にて行った。
この日が30日で本当に良かった。大雨洪水警報の最中なら、集まれるどころではなかった。
各委員からも、地元での被害の様子が伝わって来る。