3拍4日でお帰りになっていたご先祖様を今日はお送りする日です。
昔とはだいぶ変わってきたお盆の行事。
親の代の時には姉弟親戚も多くお付き合いも密でした。
盆と正月には人の出入りも多く賑やかでしたが
時代も変わり、ましてやコロナ禍静かなお盆を
過ごすことができました。
盆棚も作らなくなり仏壇を簡単に飾るだけです。
でもこの綺麗なオレンジ色のほおずきだけは欠かせませんね。
後はお花やお菓子や果物やら・・・
以前はお迎えする時にはお寺さんから提灯にロウソクの火を頂いて
お墓参りをしお線香の煙と共に一緒に家に帰ってくる方式でした。
近年はこの辺りも核家族化が進みお盆迎えを高齢の方が一人でする家が多くなり
提灯に火がつくという危なさから電池式のロウソクを使うようになりました。
危険より気持ちという事ですね。
なので迎え火は家に帰って門の所でチャッカマン(笑)で点けています。
今日は送り盆。
午前中に準備を済ませました。
ゆっくり帰って頂くという事で送りは午後にします。
(本当は夕方で良いそうですが・・・)
米粉のお団子を作りました。
(これはきっとカラスのご飯になってしまうと思いますが・・・)
そして乗って帰って頂く馬と牛。
本当は
迎え盆の時にキュウリの馬(精霊馬)→一刻も早く家に帰ってもらう
送り盆の時にはナスの牛(精霊牛)→景色を楽しみながらゆっくり帰ってもらう
という事らしいですが・・・
この辺では迎え盆の時にキュウリの馬は見かけません。
義父も送り盆の時に両方作っていたので同じようにしています。
我家、お迎えしたご先祖様がざっと数えても10数名いらっしゃるので
早くお帰りになりたい方は馬にゆっくり帰りたい方は牛に・・・
乗り切れませんがニーズに応じてお使いいただくという事に・・・
準備が出来ましたので昼食後にはお送りしてきたいと思います。