まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

あじさいの その明るさが 欲しいとき

2016年06月15日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、午後からは湿った空気の影響で太平洋側を中心に雲が広がってきた。気温は20.5度から30.2度、湿度は90%から73%、風は1mから3mの東南東の風が少しばかり。明日の16日は梅雨前線の影響で雲が広がり、昼前から雨が降りやすい見込みらしい。

 

 朝の間の涼しい時間帯に・・・ということでやってきたのは四国霊場88番札所大窪寺の門前である。ここにあるお土産物屋さん兼おうどん屋さんの「八十八(やそば)庵」というお店。

 

 このお店で「無料入園券」というカードを頂く。無料だからお金はいらない。「二人です」と言えば二枚のカードがいただける。

 

 こういうカードである。

 

 今年からはこんな表示が出されている。カードを持たずに入園するマナーの悪い人がいるらしい。管理人も受付係もいないから、黙って入っても分からないのはわからない。でも、他人さまの管理地に入らせていただくのだから、マナーはぜひとも守りたいもの。

 

 しばらく、こうした山道を進んで行くと、あたりはしゃくなげ畑になっている。もちろん、花は終わってしまっている。

 

 こういう「入園券投入箱」があるので、そこへカードを入れる。今日は私一人みたい。前にも後ろにも人影はない。

 

 管理人の井川さんは「見頃」というていたが、少しばかりさみしい感じ。見え方にもよるのかも知れない。

 

 看板には「1500株」と書いてあったが、とにかく、一つの谷の周囲があじさい畑になっている。遊歩道の整備から植え付け、剪定、手入れと大変なご苦労である。八十八庵の先代社長さんが地域発展を願って作り上げたものらしい。

 

 このあじさい園を始まられたのは40年前から、旧長尾町の町花があじさいだったことから、地元の役に立てればと初代店主だった井川義明さんが始めたもの。以来八十八庵のスタッフがほぼ毎日仕事の合間に、あじさい手入れを行っている。だからゴミ一つ落ちていないし、どこから観ても美しい。

 

 これが先代の井川さんである。

 

 ここの品種はニホンアジサイとガクアジサイの二種。それでも1500本ともなれば相当な数になる。

 

 その後、市役所に行って、「国民健康保険限度額適用認定」の手続きをしたり、

 

 香川県立図書館に行って借りていた本を返却したり。この頃はまだ、晴れて気持ちのいい初夏という天候だったのだけれど。

 

 さぬき市の図書館にも寄って本を借りたりしていたのだが、帰る途中、車の燃料を入れたところ、「このタイヤはダメですよ」と言われた。確かにワイヤーが露出してしまっている。山の中でバーストでもしたら帰れなくなってしまうところだった。

 

 で、結局の薬局で、4本のタイヤ全てを交換してもらった。全く、何がおこるかわからない毎日であることか。

 

 今日の掲示板はこれ。「未来はすでに始まっている」というもので、いつもお世話になっている町内の善楽寺さんの掲示板から。作家である「ロベルト・ユンク」の言葉である。今の行動が、これから先の結果に影響することを認識したいもの。理想と願望だけで終わらないように、いつかではなく今すぐ行動を起こしていきたいものであるし、計画してこれからスタートではなく、既にスタートしていると考えたいものである。これに似た言葉もあった。

 

 「未来は今日始まる。明日始まるのではない」というヨハネ・パウロ二世の言葉である。同じような言葉だなぁと思ったことだった。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。



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