まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

春見えて 尊い道を 踏みしめる

2018年02月19日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇り、夜遅くには雨の降る所があるらしい。気温は0.5度から8.6度、湿度は86%から60%、風は0mから1mの北東の風が少しばかり。明日の20日は、引き続き気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇り、未明まで雨の降る所がある見込みらしい。

 

 「今年はダメやいうてたけど、19日は空いてるでしょ・・・」と、奥方が言うので、「それもそうかなぁ・・」ということで、確定申告に行くことにした。入院が確定した頃から、胸に水が貯まる現象が進行してきていて、呼吸をするのもしんどいくらい。

 

 2月の15日から確定申告が始まって、19日の月曜日だから、みんな、考えることは一緒で、早くから税務署は「満車状態」。「さぁ・・1時間後くらいに来てみて下さい・・」などと警備員さんは言う。

 

 家に戻って、新様式の明細書を検索して印刷したり、エクセルに変換してみたがうまくいかない。だから、手書きで提出することにした。

 

 パソコンでやればいいじゃないか・・と、みんなが言うのだが、ICカードリーダーがいるとか、電子証明書が必要だとかという面倒なことはわからない。

 

 9時前、10時前、11時前にも行ってみたが満車状態だった。それでも、お昼前には空いてくるだろうと、11時半に行ってみたら駐車ができた。

 

 確かにお客さんは減ったけれど、今度は職員の昼食時間になった。ま、交代で食べるらしいのだが、サポートする職員が半分以下になると、待てど暮らせど・・・になる。

 

 結局の薬局で、2時間待って、13時半から入力になった。そしたら、こんなノートPCの小さな画面に半角数字やアルファベットなんぞ読めるものか。

 

 入力画面やら日本語入力は臨時の職員さんにお願いして、私はテンキーで数字の入力のみ。ま、金額の入力だから、自分の指でしっかりと。

 

 でも、10分ほどで入力完了。

 

 本物の職員さんの検査を受けて、今年の確定申告は完了。医療費控除で10万円ほどが還付される予定。

 

 おかげで、今日の昼食はお預け・・・。そのほうがおなかがふくれないので呼吸が楽になる。

 

 会社員時代から、「年末調整」だの「農業収入の確定申告」というのが苦手でいつも書き直しやら修正やらで叱られたものだった。そういうのが無くなってほっとしたのだけれど、「住宅減税」だの「医療費控除」だので、未だに苦しめられている。

 

 今日の掲示板はこれ。「ふたたび通らぬ尊き道を 今 歩いている」というもの。正確には、「再びは通らぬ一度きりの尊き道をいま歩いている」という榎本栄一先生の言葉からである。榎本栄一さんは、少し前に亡くなられた方であるけれ ど、若いころから詩を書いておられて、途中20年ほど中断されたものの、再び60歳を超えて書きはじめ、その詩集は、7冊を数えているそうである。仏教語をあまり使わずに、念仏の味わいを詩に書きつづられておられた。たった一度きりの人生、その行き先が分からず、ただ快楽を追い求め、あてにはならない地位や名誉や財産を求めている人とは違って、お念仏に出会われた榎本栄一さんには、行き先がはっきり見え、方向が定まっている。すべてを如来さまにおまかせすればよいのだ。今の一瞬に全力を注いで生きることの喜びに気づいておられたのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。