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まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

吹き抜ける 梅雨の晴れ間の 風の色

2012年06月09日 | たまには真剣な研究なども

 朝方は曇った夜明けとなって、「やっぱり梅雨か・・」と思ったのだが、やがてにはすっきりと晴れてきた。風もやわらかくて気持ちのいい風になった。

 

 さて、宿題の「しわく学生寮」という施設を探しているのだが、この建物の資料はほとんどない。この施設は、しわく広島の市井浦に生まれた「山口嘉次郎」という人が、島のこどもたちに勉強させようと丸亀城近くに建てたもので、ここに入寮して、高校や大学に通うためのもの。

 

 これは現在の建物だが、丸亀城近くにあったらしい旧の「塩飽学生寮」の資料は全く見つからない。そこで、今日も県立図書館に行ってきた。今日はさすがに開館していた。

 

 今週の月曜から金曜までが資料整理のためにお休みしていた関係か、子供連れの親子がずいぶんと多い。本の返却コーナーには数十人が並んでいた。こういうものも珍しい・・・。

 

 で、丸亀市史ほかの数冊をつかんで早々に図書館を出た。どうにも人間の多いのは苦手なのだ。それに子供の声とか走り回る子供も苦手なタイプ。

 

 で、今日のお昼はここになった。高松市新田町甲・・・にある「セルフうどんキリン」運送会社の倉庫をリニューアルしたと思われるお店で、近年、こちらに移転してきた。=>旧店舗情報☆

 

 店内はだだっぴろいフロアーにテーブルやソファーやおこたやらとさまざまなスタイルで食べられるようになっていて、こちらが厨房部分。

 

 いつものひやかけうどん小で150円。エコノミーやね。最近はどことも「節電対策」「省エネ」とかで冷房はなし。窓や入り口は開けっ放しだから・・・熱いものは食べたくない・・・。だから・・・必然的にこうなってしまう・・・。私はひどく・・・汗っかきなんだ。

 

  午後からはパソコン・ルームで資料の整理。古川庄八・古川阪次郎・山口嘉次郎と塩飽学生寮の年表整理。江戸時代末期から・・・明治・大正・昭和・平成・・・という流れの中に、彼らがどの時代を生きたのか・・という歴史的考察・・・。

 

 その年表に・・・一般的な塩飽諸島の歴史をちりばめて行くと・・・時代の流れがよく見えるはず・・・。でもだ・・・、その整理が簡単にはいかないのだ。あの本を持って来ぃぃの、その資料を開きぃぃの、丸亀市史を参考にしぃぃの、塩飽史年表を持って来ぃぃの・・・と、忙しい。そのうちにややこしくなって一休み。それじゃぁダメじゃん、春風亭昇太。

 

 せっかく・・今日、図書館で借りてきた丸亀市史にも「塩飽学生寮」という施設は載っていない。そりゃ、学校でもないし、丸亀市の施設でもない。単に個人が建てた私設の寮だから、市史に乗せるほどのものではないのかも知れないが・・・。

 

 これ・・・「君が代蘭」というらしい。正確には「厚葉君が代蘭」というらしいが、リュウゼツランだとばかり思っていた。本名は「Yucca gloriosa」、ユッカというらしい・・・。そんなん、ゆっか?

 

 このタチアオイの花がてっぺんまで咲いたら、梅雨明けする・・・というのだが、昨日、梅雨に入ったばかりだから・・・まだまだ、先は遠い話だ。でも、この花が咲いたら・・・「夏だなぁ・・」とは思う。

 

 今日の掲示板はこれ。マハトマ・ガンジーの言葉の「自分がしあわせかどうか 問わなくとも良い しかし、 あなたとともにいる人が しあわせかどうかは 問うほうが良い」。自分の幸せかどうかは問題ではない。自分とともにいる人が幸せかどうかを問題にしなさい・・・と言うとるんやろうね。どちらかというと、私らは自分のことばかりを考えて、自分とともにいる人のことなんぞには心配しないものだ。この際、少しでも、そういうことに注目してみたいものだ・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。

 



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6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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塩飽学生寮の跡 (鐵五郎)
2012-06-09 20:10:24
こんばんは。宿題のご検討ご苦労様です。
旧塩飽学生寮は現在、丸亀市消防本部・北消防署の5階建になっているようです。
http://www.geocities.jp/simah023/index103.7.3.1.html
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re:史跡探訪 (まほろば)
2012-06-09 20:22:23
おせわさま。
 この消防署の前に建っていた建物の画像を探しておるのですよ。
 卒業生かを調べて探さないとあかんのかなぁ・・。
 鐵五郎さんはどこかで、これが完成したのは昭和31年と書いていましたが、それは確かでしょうか。調べた結果は30年でしたけれど。また、教えてくださいな。
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残念ながら分かりません (鐵五郎)
2012-06-10 09:58:03
私は昭和31年と書いた記憶がありません。
手がかりがなければ直接山口さんに聞いてみることですね。
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現在の「しわく学生寮」
 平成2年3月、宇多津町浜七番丁94の地にに移転。三階建て、男女別棟、収容能力:49人。

詳細については、電話0877-49-5822 山口までお問い合わせください。
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re:旧跡探訪 (まほろば)
2012-06-10 10:20:15
おせわさまです。
 佐柳の掲示板で見たようなのですが、探しても当該記事が見当たりません。
 史談会の塩飽史年表を繰ってますと、昭和31年(1956)7月と記載がありました。山口さんとか佐野さんを訪問するのは最後の最後ですね・・。まずは自分で調べてから、その後に利用者さん、卒業生さん・・。ま、11月の文化祭までには間に合いますでしょうか。
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塩飽学生寮 (N@高見島)
2012-06-11 06:40:09
『地に満つる愛』(多度津町の作家竹田敏彦著)の中で、
塩飽学生寮の事が出てきており、おだまきさんから指摘がありました。
主人公は高見・佐柳島に稲作の試作を行った農業普及員(高見島出身)でした。
主人公の生家の上に、山下岩吉が晩年を過ごした家が残っています。
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re:竹田俊彦 (まほろば)
2012-06-11 13:41:45
おせわさま。いつもご丁寧にご教授ありがとうございます。
 先生の本を探しましたが、在庫なし・・・ばかりでヒットしません。あっても貸出禁止だったりして。
 ありがとうございました。
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