まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

ぼんやりと 晴れ間見ている 雨蛙

2019年06月04日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、はじめ晴れていたが、気圧の谷や湿った空気の影響で昼過ぎから曇り、雨や雷雨となる所がある見込みらしい。気温は19.5度から27.8度、湿度は86%から71%、風は1mから4mの東の風が少しばかり。明日の5日は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、明け方まで雨や雷雨となる所があるらしい。その後は高気圧に覆われてくるため、昼前からは晴れる見込みなのだとか。

 

 113/78/74 36.3c-96% 61.6Kg 1010hPa,25c,73% 体調に変化は無い。

 

 今日は月初めの第一火曜日と言うことで前山出勤の日である。四国八十八ヶ所の第87番札所・長尾寺から結願の第88番札所・大窪寺に向かう途中に前山地区がある。 遍路道沿いである前山には、昔からの遍路に関する歴史的資料が数多く残っていたので、これら資料を一堂に集めて展示・紹介を兼ねた施設として「おへんろ交流サロン」が平成11年に建てられた。

 

 ここには江戸時代の遍路資料など貴重な文化財が展示されている展示室や、ここを訪れた人が休息したり、地域住民と交流しながら見識を広め情報を収集できる場となっている。

 

 ここで、私たち大窪寺班の定例会が行われる。先月の奥の院探訪の結果と今後の予定とか、秋や来春に行う予定の行事の企画や立案だが、突如として、今月の9日までに、チームの行事の原稿を提出せよ・・との役員会の決定らしい。

 

 9日と言えば、もう、5日しかないではないか。そこで、急遽、(案)としてプランを練り上げることになった。まさに「泥縄」状態・・・。

 

 それはそれとして、せっかく作ったガイドブックである。皆さんにこれをプレゼントして、これを元にして、資料展示室をガイドしてみた。

 

 最初は順調にガイドしていたのだが、

 

 「ねぇねぇ~おかむらぁ、お遍路さんが白い着物を着るのはなんで?」「それは、死に装束だから・・・」ときたが、「ボーと生きて・・・」の資料を忘れてきて、話が前に進まなくなった。

 

 ま、一応のガイドは終わらせたけれど、しばらく引きこもり、閉じこもりをやっていたら滑舌が悪い。なかなか、法話や講演会のようにはいかない。目の前で、しかもおへんろ学をしっかりと勉強した連中ばかりだから、簡単には納得したり、頷いたりはしてくれない。

 

 この本のカラー版の予約を3冊分頂いた。これから一ヶ月後までに仕上げておかなければ。男性陣はカラーでなくともいいというので、この中から進呈した。ちなみにカラー版は二千円。インク代である。

 

 さて・・・である。「あれ??」と思ったら、スズメがシジュウカラの住んでいる巣箱にちょっかいを出している。やがてには、中まで入ったのだが、体よくスズメは追い出されてしまった。

 

 「ここは俺様の巣箱やぞ~」と追い返したシジュウカラが威張っていた。

 

 今日の掲示板はこれ。町内の善楽寺さんにあったもの。「その人の都合でよい雨 わるい雨」というもの。昔、「泣きばばあ」という話があった。そのおばあさんには、二人の子供がいた。一方は、傘の職人になった。もう一方は、帽子の職人になった。そのおばあさんは、晴れると、「ああ、傘職人の息子の商売が悪い、、、」と嘆き、雨が降ると、「ああ、帽子職人の息子の商売がだめに、、、」と、嘆くのだった。真逆に考えれば、人生は楽しいのに。しかも、悪い環境からは、改良や改善が生まれるのに。物事には、良い悪いどちらもない。起こったことに、「良し悪し」や「幸・不幸」といった感情をつけるのは、いつもその人自身なのだ。という話だった。人生、「笑いばばあ」、「笑いじじい」でいきたいものだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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