goo blog サービス終了のお知らせ 

まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

たなばたの 笹も動かず 陽も落ちる

2012年07月08日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 とにかくに賑やかな夜になったのでありますよ・・・。

 

 食べて飲んで踊って・・・。

 

 ところが誰もお手伝いの島には行かないというので、仕方がないので私一人で島に向かったのでありますよ、朝の5時過ぎから我が家を出て・・・・。

 

 さぬき市の我が家から丸亀までは・・・・60キロはあるかも知れない。60キロというのは時速60キロで走れば1時間という計算にはなるが、今時、そうそう走れる訳はないので・・・約1時間半はかかる・・・。だから・・・6時15分の始発には間に合わず、7時過ぎの高速艇に乗った・・・。

 

 で、道具とかを準備して・・・「船を揚げる」これを「上架:じょうが」という・・・。

 

 「船台」というものに船を乗せて固定して、正面中央の建屋内にあるディーゼルエンジンを起動して船を引き上げる・・・。

 

 上がって固定したらこんな格好になる。そんなにもは海草もカキやフジツボはついていなかった・・・。

 

 で、これまた大型の専用の発動機を動かせてジェット水流を吹き付けて船底掃除・・・。油断をすれば身体が吹き飛ばされるくらいの水圧がかかる・・・。プロの漁船用だから何もかもがすごいパワーだ。

 

 この人が、いつも出てくる自治会長さんの長男さん。私の船のメンテナンス担当の「なおしくん」・・・。

 

 今回のメインは、この黒いホース。これがカキ殻なんぞで裂けてオイルが漏れて、スクリューを動かすドライブ装置が動かなくなってしまったので、その交換作業。これが船には4本あって、この船が外国製だから・・・1本10万円もする。都合・・・いくらになるか・・。

 

 「船は・・・ボルボかマーキュリーか・・」というくらいなもの。おぼっちゃまの遊びにしては贅沢なお荷物。だから、この船を売ろうとしても買い手がいない・・。こんなものメンテナンス料が高すぎるというらしい・・・。困ったもんだ・・。タダであげるというても、「維持費が持たん・・・」と言われてしまう・・。

 

 で、ホースの交換、船底掃除が済むと・・・、今度はペンキ塗り・・・。「ペン」と略称する・・・。

 

 こういうマスキングテープを貼っていって、赤い部分に「ロクチャン」という船底塗料を塗る。昔みたいにスズや亜鉛は入っていないみたい・・・。

 

 で、こうしたローラーで丁寧に(丁寧でもないな・・・)塗料を塗る。これがまた、辛気くさいことで・・・。

 

 だから、交代しながら塗っていく・・・。こうして見ると小さい船だが。実長は7.4メートルもある・・。船底の面積も思う以上に広い・・・。

 

 で、ペンキがかわくまでの合間に昼食。今日は冷やしうどんにした。二人でうどんを食べると、道具を片付けて、船を降ろす・・・。

 

 ウインチを緩めると・・・船は海に降りていく・・・。やがてに船が浮かぶので、船台から外れてエンジンを始動して、いつもの係留場所にとめて作業終了・・・。ペンキ代とかメンテナンス料、上架代金なんぞを含めたら・・・。眼が点・・・。 半年に一回で60万はきつい・・。

 

 14時過ぎのフェリーに乗って帰宅したが・・・・。

 

 お疲れのためか・・・寝てしまったのでありました・・・。


ツイッター

<script type="text/javascript" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>