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EMクラブ「GX湘南」のホームブログ

EMによる健康管理、有機栽培、住環境改善や河川浄化、等の体験を共有化しています。

EM環境学習について(その2・・基礎講座:EMとは?)

2011年12月05日 | EM

 基礎講座の冒頭は「EMとは?」。昔から食品加工されている微生物をはじめ、人間に有用な微生物を集めて複合培養した液体の微生物資材であり、自然界に存在する乳酸菌、酵母をはじめ有機物の有用醗酵を進める種類を選んでいます。名前の由来は、Effective(有用な)Microorganisms(微生物)の頭文字を取ったものです。EMを構成する主な微生物は、乳酸菌、酵母、光合成細菌で、これらの微生物による有用醗酵促進の作用により、自然界の土や水の状態が改善されるので、EMは全国各地で有機農業や生ごみリサイクル、河川浄化活動などに広く用いられています。EMは生き物なので有機物を与えて増やすことが可能です。EM活性液、EMボカシ、米のとぎ汁EM醗酵液など、用途に合わせて培養して、身の回りの環境浄化活動に活用することができます。次回はEM活性液の作り方です。


EM環境学習について(その1・・・目的)

2011年12月04日 | EM

 環境学習ネットワーク(以下EL-netと云う)より「明日からできるEM環境学習(子どもたちの感動体験に学ぶ~)改訂版」が発刊されていますが、内容が素晴らしく小学生にも分かり易く、また家庭菜園にも役立つことが多く掲載されていますので、数回に渡って紹介して参りたいと思います。今回は本書の「目的(抜粋)」についてアップします。

 平成12年度から、「総合的な学習の時間」が小学校から高等学校まで一斉にスタートしました。この時間では、子どもたちが各教科等の学習で得た個々の知識を結びつけ、総合的に活動することをめざしています。従来の教科をまたがるような国語理解、情報、環境、福祉・健康等に関する課題をあつかい、地域や学校、子どもたちの実態に応じ、各学校や各学級が創意工夫を生かして特色ある教育活動が行える時間となっています。どのような内容・方法で実践するかは、各学校や学級担任に委ねられています。そのような中、総合学習の一環として、小中学校においてEMを活用した環境学習がクローズアップされてきました。EL-netは平成17年度より、「EMを活用した学校内における有機資源の循環」をテーマとして掲げ、全国からモデル校とボランティアを募り情報を集めています。これは学校内で発生する、これまで顧みられることのなかった身の回りの有機ゴミ(落葉や刈草、給食の残さ、紙くず、鉛筆の削りかす、飼育している動物のフン等)を、EMを使ってリサイクルし自然界へ循環させることで、子どもたちが「生命(いのち)のつながりを学び合う」ことをめざした提案です。子どもたちが生活の中でかかわりを持つ「生命」は、全て次の生命に「つながる」ことを認識し、地球上での大きな生命(いのち)の流れを体感し、学習することを目的とします。

 何と壮大な試みではないでしょうか。我々EMクラブ「GX湘南」も趣旨に賛同し広範なボランティア活動を始めています。明日は環境学習のEM活用「基礎講座」について取り上げます。皆さん、ご一緒に学んで参りませんか。

 

 


善循環の輪(212号)

2011年12月03日 | EM

 名橋「日本橋」保存会様より、日本橋川浄化活動を評価いただき感謝状が届いた旨の連絡がEM-Unetより入りました。現在の日本橋(20 代目)は、明治44 年(1911 年)に完成し、今年の4 月3 日で架橋百周年を迎え、本来なら百周年当日に式典を行う予定だったのですが、震災の影響で10 月に式典や感謝状も延期になっていたもの、との話です。何はともあれ、蘇った日本橋川を見れば誰でも感動する筈です。引続き日本橋川の浄化作戦は継続され、併せて東京湾の浄化も急速に進むものと期待しています。このように郷土の自然を回復するにはEMの力を利用するのが一番早いし、しかも安価で出来るのでお勧めします。


U-net通信(Vol67)より

2011年12月02日 | EM

 津波で大きな被害を受けた東北地方。今回は仙台市のコメ農家の奮闘ぶりが紹介されています。一面ヘドロで覆われた田んぼを再開するには、通常であれば重機で表層を削り取った後に土壌作りするのですが、削り取りは一切せずにヘドロをEMボカシとEM活性液を使用して分解し、栄養素に替えてしまう耕法を採用し、成功裏に例年と変わらないコメの収穫(収量、食味)が出来たとあります。約180アールの稲作を見事に成し遂げたのですが、東日本大震災というピンチをチャンスに変えた勇気ある農家さんでもあります。今後、何時如何なる時に災害に遭っても、EMの力を信じて共に前進出来る事を確信しました。


寒川町環境報告書(平成22年度版)

2011年12月01日 | EM

 平成23年11月に出版された環境報告書では「さむかわエコネット」の諸活動が多岐に渡って紹介されています。中でも自然環境部会は特に活発で、1級河川である郷土の目久尻川の浄化に多くの活動時間を割いています。毎月数回のクリーン作戦、年1回の旭小学校協業のEM団子投入作戦、水質調査、野鳥や生き物調査、等々が主な活動内容ですが、ボランティア活動に従事する人手(会員)不足は否めません。しかし、町民の環境問題への意識は年々高まっているのも事実で、確かな積重ねを続けると結んでいます。この他にも4R(Refuse/Reduce/Reuse/Recyce)部会、省エネ部会も活動しています。4R部会ではEM菌を使用した生ごみの堆肥化にも取組、ゴミ減量に貢献しています。どうです、皆さんご一緒に郷土の自然を取り戻す活動に参加して見ませんか。