EMクラブ「GX湘南」のホームブログ

EMによる健康管理、有機栽培、住環境改善や河川浄化、等の体験を共有化しています。

EM環境学習について(その1・・・目的)

2011年12月04日 | EM

 環境学習ネットワーク(以下EL-netと云う)より「明日からできるEM環境学習(子どもたちの感動体験に学ぶ~)改訂版」が発刊されていますが、内容が素晴らしく小学生にも分かり易く、また家庭菜園にも役立つことが多く掲載されていますので、数回に渡って紹介して参りたいと思います。今回は本書の「目的(抜粋)」についてアップします。

 平成12年度から、「総合的な学習の時間」が小学校から高等学校まで一斉にスタートしました。この時間では、子どもたちが各教科等の学習で得た個々の知識を結びつけ、総合的に活動することをめざしています。従来の教科をまたがるような国語理解、情報、環境、福祉・健康等に関する課題をあつかい、地域や学校、子どもたちの実態に応じ、各学校や各学級が創意工夫を生かして特色ある教育活動が行える時間となっています。どのような内容・方法で実践するかは、各学校や学級担任に委ねられています。そのような中、総合学習の一環として、小中学校においてEMを活用した環境学習がクローズアップされてきました。EL-netは平成17年度より、「EMを活用した学校内における有機資源の循環」をテーマとして掲げ、全国からモデル校とボランティアを募り情報を集めています。これは学校内で発生する、これまで顧みられることのなかった身の回りの有機ゴミ(落葉や刈草、給食の残さ、紙くず、鉛筆の削りかす、飼育している動物のフン等)を、EMを使ってリサイクルし自然界へ循環させることで、子どもたちが「生命(いのち)のつながりを学び合う」ことをめざした提案です。子どもたちが生活の中でかかわりを持つ「生命」は、全て次の生命に「つながる」ことを認識し、地球上での大きな生命(いのち)の流れを体感し、学習することを目的とします。

 何と壮大な試みではないでしょうか。我々EMクラブ「GX湘南」も趣旨に賛同し広範なボランティア活動を始めています。明日は環境学習のEM活用「基礎講座」について取り上げます。皆さん、ご一緒に学んで参りませんか。

 

 


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