人魚と添い寝
う~ん、ミントキャンディでおなじみのホールズが出している新製品の飴「ウルウオーター」とか言うのの懸賞に応募したら、こんな訳の分からない抱き枕が当たったのだが、どうよ、人魚。
この姿形からするとヨーロッパ系の人魚って感じだね、ヨーロッパの人魚はアンデルセンのお話で有名だけど、その元になっているのはドイツのライン川にあるローレライの伝説だよね。失恋して川に飛び込んだ乙女の霊が水の精霊になって歌を唄い惑わせて漁師や船乗り達を破滅に導いたっていうやつだけど、実際にライン川のローレライが居たと言われている岩の所は狭くて危険な水路だったらしく、そのへんから産まれた話なんだろう。アンデルセンは19世紀に人魚姫のお話を書いたんだけどローレライももともとは18世紀の創作神話だって言う話もある。
まぁどっちにしてもその又ルーツになるお話って言うのがあって、それがギリシャ神話に出てくる「セイレーン」の事になるわけだよね。セイレーンは半人半魚ではなくって半人半鳥なのだけどやはり海にいて歌声で人をたぶらかす、セイレーンという言葉がいまの「サイレン」の語源になってるのは有名な話だね。
よくジュゴンやなんか海獣類を見間違えたという説があるけど確かに古代地中海やナイル川、アラビア海にも居たとされているけれど、どうよ?ジュゴンを見てあの美しい人魚って思うかな、わたしゃそうは思わないけど。
考えるに完全に見まちがえの対象物があったわけではなくて、純粋に海難事故とかで嵐の時吹く風の音、濃い霧などからイメージをふくらませていった物じゃないだろうか。
7世紀~9世紀にイギリスの修道士が書いた本で「怪物の書」というのがあってベストセラーになっている。この中で作者は「セイレーンは上半身は乙女で下半身は鱗に覆われた魚の尾になっている」と記載してしまった。誤訳なのか確信犯なのかは不明だが、この本は非常に支持されてそれの影響で人魚の姿がああなった事は間違いない。
日本では人魚伝説はかなり醜悪な生き物とされていて猿の様な上半身に鯉の様な下半身、まぁ、そう言う架空の生き物の剥製を作って海外に売ったりもしていたのだけど、和漢三才図会などの文献に出てくる人魚の絵にしてもかなり醜悪に描かれている。顔なんかは鬼か般若のように表現されている物が案外おおい。中国でも「山海経」に出てくる物がそういうもので日本の人魚は中国からのイメージなんだろうね。
しかもヨーロッパでは圧倒的に女性の人魚「マーメイド」で僅かに男版の「マーマン」って言うのもいるけれど東洋では圧倒的に男の人魚がおおい。
7世紀日本書紀に既に人魚が登場していて、大阪の摂津や近江の漁師の網に人でも魚でもない物がかかったと出てくる、カワウソでも丸飲みした巨大な鯉?なんてことも考えてみたりして。日本でも小川未明の童話「赤いろうそくと人魚」は完全にヨーロッパ型の人魚だからこれはアンデルセンのお話を元に書いたんだろうね。
ところで、この抱き枕、もうふにゃふにゃでぜんぜん使い物に成らない!最近流行のマイクロビーズタイプのクッションなのでさわり心地は良いけど枕としての機能は全くないという困った代物なのだ。
ところで、自らをマーメイドと名乗る人からのコメント、一応禁止!東洋の人魚だし。
う~ん、ミントキャンディでおなじみのホールズが出している新製品の飴「ウルウオーター」とか言うのの懸賞に応募したら、こんな訳の分からない抱き枕が当たったのだが、どうよ、人魚。
この姿形からするとヨーロッパ系の人魚って感じだね、ヨーロッパの人魚はアンデルセンのお話で有名だけど、その元になっているのはドイツのライン川にあるローレライの伝説だよね。失恋して川に飛び込んだ乙女の霊が水の精霊になって歌を唄い惑わせて漁師や船乗り達を破滅に導いたっていうやつだけど、実際にライン川のローレライが居たと言われている岩の所は狭くて危険な水路だったらしく、そのへんから産まれた話なんだろう。アンデルセンは19世紀に人魚姫のお話を書いたんだけどローレライももともとは18世紀の創作神話だって言う話もある。
まぁどっちにしてもその又ルーツになるお話って言うのがあって、それがギリシャ神話に出てくる「セイレーン」の事になるわけだよね。セイレーンは半人半魚ではなくって半人半鳥なのだけどやはり海にいて歌声で人をたぶらかす、セイレーンという言葉がいまの「サイレン」の語源になってるのは有名な話だね。
よくジュゴンやなんか海獣類を見間違えたという説があるけど確かに古代地中海やナイル川、アラビア海にも居たとされているけれど、どうよ?ジュゴンを見てあの美しい人魚って思うかな、わたしゃそうは思わないけど。
考えるに完全に見まちがえの対象物があったわけではなくて、純粋に海難事故とかで嵐の時吹く風の音、濃い霧などからイメージをふくらませていった物じゃないだろうか。
7世紀~9世紀にイギリスの修道士が書いた本で「怪物の書」というのがあってベストセラーになっている。この中で作者は「セイレーンは上半身は乙女で下半身は鱗に覆われた魚の尾になっている」と記載してしまった。誤訳なのか確信犯なのかは不明だが、この本は非常に支持されてそれの影響で人魚の姿がああなった事は間違いない。
日本では人魚伝説はかなり醜悪な生き物とされていて猿の様な上半身に鯉の様な下半身、まぁ、そう言う架空の生き物の剥製を作って海外に売ったりもしていたのだけど、和漢三才図会などの文献に出てくる人魚の絵にしてもかなり醜悪に描かれている。顔なんかは鬼か般若のように表現されている物が案外おおい。中国でも「山海経」に出てくる物がそういうもので日本の人魚は中国からのイメージなんだろうね。
しかもヨーロッパでは圧倒的に女性の人魚「マーメイド」で僅かに男版の「マーマン」って言うのもいるけれど東洋では圧倒的に男の人魚がおおい。
7世紀日本書紀に既に人魚が登場していて、大阪の摂津や近江の漁師の網に人でも魚でもない物がかかったと出てくる、カワウソでも丸飲みした巨大な鯉?なんてことも考えてみたりして。日本でも小川未明の童話「赤いろうそくと人魚」は完全にヨーロッパ型の人魚だからこれはアンデルセンのお話を元に書いたんだろうね。
ところで、この抱き枕、もうふにゃふにゃでぜんぜん使い物に成らない!最近流行のマイクロビーズタイプのクッションなのでさわり心地は良いけど枕としての機能は全くないという困った代物なのだ。
ところで、自らをマーメイドと名乗る人からのコメント、一応禁止!東洋の人魚だし。
“デン”ジャラスゾ~ン どーよっ。
しかし、上がると……降りれなくなるのじゃぁぁあ
うちの兎は抱きしめるどころか膝の上に座る事すらほとんどありません、しかも年末に和民でもらったパウダービーズの枕をかじってドッヒャ~~!な状態にしてくれます。
あんまり抱きしめてつぶさないように気をつけています。(^^;;
パウダービーズがこぼれない様になってるあの生地が絶妙ですね、サラサラしっとりって感じ。
抱き枕の本来の意味からすると、ちょっと細すぎかなあ?おまけにパウダービーズで柔らかいとなると……確かに日記のネタ元にしかならないでしょうか(笑)。
でもパウダービーズって気持ちいいですよねえ。大きいクッションだとけっこうお高いので買えません。これ、うらやまし~。