傾聴ボランティア~緩和ケアにて~

~薬剤師・社会福祉士による小さなボランティア活動~

紫陽花泥棒

2007年07月18日 | 在宅ホスピス
前に小さなお花を手折った話をしました。

こちらのブログです。

前の人は小さなお花をこそこそととったのですが、

今度は違う人。大きな花を所望するんです。

直径20cmはあろうかというあじさい。

神戸市の花はあじさいなので、多分・・・?、たくさん咲いていたんです。

茎は太いし折るのも一苦労。

はぁ、やっと折れた。

「どうぞ」

と渡すと、「あっちのも」

げっ!?また直径20cmはあるじゃない。先ほどのとは色違い。

え~。良心が咎める~。

「すいません。こっちの花だけで許して。お願い!!」

そうすると仕方ないという感じで諦めてくれました。

あーよかったと、歩いていると、ちょっと車いす止めて、と。

「ん?どうしました?」

というのもつかの間、ボキッ!!

え~っ。

あーあ、もう遅い。

隠すに隠せず、開き直って堂々ともって帰りました。

途中人に「お花きれいですね。」って声かけられたら

「どうぞ、って言ってくれたから」って。

誰もそんなこと言ってないっ!!


でも、みなさん本当にお花をほしかるんですね。

和むんですね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。