傾聴ボランティア~緩和ケアにて~

~薬剤師・社会福祉士による小さなボランティア活動~

介護の現場

2007年04月27日 | Weblog
特別養護老人ホームでの実習の前半が終わりました。

介護の現場は本当に忙しく大変でした。

私はスタッフの方々を大尊敬しています。

献身的でやさしくてまじめで。

でもあの現場を見ると介護報酬がとても低いように感じました。

低い報酬の中であの献身的な気持ちを保ち続けるのってすごいですよね。

介護保険制度ももっとどうにか考え直した方がいいかもしれません。

今後高齢者が増えていったらどうなるのでしょう。

考えるのが怖いです。

介護と緩和ケア

2007年04月23日 | Weblog
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
★ワークショップのお誘い★

2007年5月24日(木)18:30~20:30

あなただけのオリジナル手帳
「もしもし がん手帳 ~cancer note~」をつくろう!
詳細はこちら

誰でも参加できます。お申し込みお待ちしています。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

私は社会福祉士の資格をとるべく勉強中の身です。

その受験資格のため、福祉施設で実習しなければなりません。

21日の土曜日から毎日9時から6時までびっちり実習をしています。


その施設は介護老人福祉施設です。

いいのか悪いのかどうしても緩和ケア病棟と比べてしまいます。

施設に入居している人のスピリチュアルペインはあるのだろうか、

ケアの仕方は緩和ケアとはどう違うのか。


考えがはっきりして会話できる人の中には、スピリチュアルペインのある人がいますが、

がんの末期の人に比べるとなんか違います。

どう違うのか説明できません。整理できたらお伝えしようかと思いますが、

がんの人の方がより死を意識しています。

例え病名を告知されていない場合でもです。


ケアの方も大分違いますね。


すいません。全然考察できていないのですが、ブログだから許してください(笑)。

今は毎日「ふぅん。へぇ~」の連続で、まだ整理している暇がありません。


実習なんて時間ばかりとられて・・・?と思っていたけど、

勉強にならないことなどないと思い、楽しんでおります。


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
   ★★お知らせ★★

さんしんセンターの起業家仲間のセミナーです。
『社員のやる気を引き出すセミナー』
基本編 4月25日水曜 18:30~20:30
応用編 6月2日土曜 13:30~16:30
オリンピック選手の世界の一流指導員の常識から学ぶ体感セミナー。
やる気を引き出すコツや、習慣化する方法を体感していただけます。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

ワークショップ

2007年04月20日 | 緩和ケア
来月開催予定のワークショップは、一人一人の環境や思いにあわせて

手帳を作っていきます。

なので大勢の人をいっぺんにみることができません。

なので少人数の予定です。

今は病気でない人、を前提に進める予定です。

今の医療環境を知って、どのような選択肢があるか、

医療情報の取り方や医療関係者をうまく使う方法などを伝えたいと思います。


予想通り、と言いますか、一般の人より医療関係者の方が反応がよく、

たいへん興味深いテーマですね。

といただいています。

来年当たり、私だけでなくいろんなところからこの「がん手帳」がお目見えすると思います。

その波に乗っていきます。



★★★2007年5月24日(木)18:30~20:30ワークショップ開催★★★

あなただけのオリジナル手帳
「もしもし がん手帳 ~cancer note~」をつくろう!
ワークショップの詳細

がん対策推進協議会

2007年04月19日 | 在宅ホスピス
昨日、がん対策推進協議会が開かれたというニュースを聞きました。

今回は数値目標を掲げるとのことで、いくつか数値が示されていますね。

がん死者数を20~25%減らす。

喫煙率を半分にする・・・。


ニュースでは目標の達成のために、喫煙率を減らすことや健康診断の受診率をあげるとか、が報道されていましたが、

治療に関する目標はあったのでしょうか??

また議事録などをみたいのですが、

全国的にがん登録を行う、とか、

抗がん剤のドラッグラグを縮める、とか、

がん診療連携拠点病院の治験をやりやすくする(語弊があるかな?)、とか、

その数値目標、またはスケジュールの目標でもいいので、立てにくいでしょうが、ほしかったなぁと思います。

なんだか予防の目標だけを見ると結局国民の問題なのかな、と考えてしまいます。

今回の主旨とは違うなら的外れな感想です。



今度は、緩和ケアや在宅医療などでも話し合われるとのこと。

楽しみです。

もしもしの意味

2007年04月18日 | 緩和ケア
昨日もしもしがん手帳をつくろう、というワークショップの案内をしましたが、

なぜもしもしなのか。

もしもし、とは何かを探している状態、

道に迷っている状態、誰かに聞きたい時をイメージしました。

それと一番大切なのは、もしも、という意味が込められています。

もしも、がんになったら・・・。

健康な人にもわかりやすく勉強してもらいたいと考えています。


このがん手帳、ふとした瞬間に思いついたのですが、

こういう話をあちこちですると、同じ事を考えている人、

同じ事を進めている人に出会います。

進めている人とは、一つは病院の相談室、一つは出版社でした。

斬新なアイデアだ、と思っても(苦笑)

すでに着手している人はいるものですね。


焦るというより嬉しいです。

だって時代の風を感じますから。

ワークショップのご案内

2007年04月17日 | 医療関連
来月開催するワークショップの案内を致します。

-------------------------------------------


★ワークショップ★
“あなただけの「もしもし がん手帳 ~cancer note~」をつくろう! ”

●これまでがんの悩み相談を受けてきた経験によると、
納得した医療を受ける人とそうではない人の大きな差は、

「医療者とのきっちりした対話」
「信頼できる情報の取捨選択」
「心のケア」

があるかどうかが影響していることがわかってきました。

そこでそれらを得るため作成したツールが
「もしもし がん手帳 ~cancer note~」。

将来がんになるのではないかと不安に思っている方にとっては
「備えあれば憂いなし」となり、

がんと付き合っていく方にとっては、今すぐ役立つ情報とノウハウが満載です。

めざすのはあなただけのオリジナル手帳です。

●開催要領

【日  時】2007年5月24日(木)18:30~20:30

【場  所】センタープラザ西館6階 会議室(7号室)
〒650-0021 神戸市中央区三宮町二丁目11-1-604センタープラザ西館6階
「三宮駅」「元町駅」から徒歩6分。

アクセス

【定  員】6名

【参 加 料】3000円 資料代別途 500円(当日お支払い)

【講座内容】
 ワークショップでは、がん治療に関連する知識をお伝えし、情報の取り方のノウハウをお伝えします。自分にあわせた情報を書き込みながら、あなた専用の「もしもしがん手帳 ~cancer note~」を作り上げていきます。

【講  師】薬剤師・傾聴者 石田 有紀

 製薬会社で抗がん剤の開発に携わり、抗がん剤の現実を知る。緩和ケアの可能性を求め渡米し、米国型在宅ホスピス緩和ケアのボランティア研修と活動を経て帰国後、会社を設立。現在がん患者さんと支える人一人一人にあわせたがんの悩み相談、緩和ケアの情報提供、傾聴サービスを行っている。

【連 絡 先】(有)メディカルケアプランニング 石田 有紀

〒650-0044 神戸市中央区東川崎町1-8-4神戸市産業振興センタ- 5-11
TEL:0798-67-8629 FAX:078-360-3289 e-mail: mail@mc-p.jp

●事前お申し込み

ご参加いただける方はFAXまたはeメールにて下記を記入の上送信してください。

(1) 氏名
(2) eメールアドレス
(3) 居住地(市・区まで)
(4) 電話番号
(5) FAX番号

送付先;eメール mail@mc-p.jp  FAX番号  078-360-3289

ご記入いただいた個人情報は本セミナーの受付業務以外に使用しません。
主催者が管理し、第三者には開示いたしません。

-----------------------------------------

一人一人に対応した情報を書き込んでいくので、少人数制です。

これをご覧になっている方だけでなく、周りに興味のある人がいれば、
是非お知らせいただけると嬉しく思います。

誰でも参加できます。みなさまのご参加お待ちしています。

よろしくお願いします!!

講演能力

2007年04月16日 | 在宅ホスピス
外資系製薬会社で働いていた時、プレゼンする機会というものはしょっちゅうありました。

社内で、開発に関係する医師に、霞ヶ関のお役人に。

今から考えるとそれはそれは固いものです。

でも10年来そのやり方に染まっていると、

「わかりやすい言葉で、興味を惹かせるように」

なんてことはあまり考えません。

笑うことなどあまりなく、ただ淡々とパワーポイントを映し出したスライドをみながら話す。

それでよかったし、そうじゃなければならなかった。

でもいざ専門でない人や、一般消費者に訴えようとしたとき、それではいけないのです。

頭でわかっちゃいるけどできない。

かれこれ2年以上話しの仕方を学ぶ教室に通っていますが、全然ダメです。


先日あるメイクアップアーチストが、接客と接遇のためのメイク、という主旨で講演されていたのを聞きました。

憧れの聴衆の笑いを取りながら、テンポよく講演する。

いや~あんなのやってみたい。

まだまだやることがたくさんあるようです。

痛み治療

2007年04月13日 | 緩和ケア
先日モルヒネ使用経験のある方(医療関係者ではありません)とお話しました。

注射、坐薬、錠剤の3種類のモルヒネをいろいろ使い試したそうです。

そうするとどれが一番早く痛みがなくなったか、というと、

「錠剤」

だったそう。

え~っ!そうなんや~。驚きました。

WHOでは経口薬でコントロールするのがスタンダードだといっていますが、

妙に納得でした。


----------------------------------------------------
さて、お世話になっている方が人探しをしているので、そのお知らせです。

■尼崎市内で在宅ホスピスを含めた在宅医療を行っている診療所に併設した訪問看護ステーションで、訪問看護師を募集しているそうです。

ご興味のある方は直接こちらから問い合わせていただくか、私に連絡いただいてもいいです。



指先のケガ

2007年04月12日 | Weblog
日曜日に家の片づけをしていて左親指をケガしました。

ちょうど関節を曲げたところの皮膚を削る感じで。

痛かったです(涙)

指先ってなかなか治りにくいですよね。

よくなったかな、と思ったらまた当たって血がでてきてしまう。

気がついたら血が出ている。

そこで家にあったワセリンとテープを使ってラップ療法を試してみました。

2日間でほぼ皮膚が再生し、あとほんの少し残っている程度。

両方の手が同じようにケガしたら比べてみたいのですが、

片手なので早いのかどうかよくわかりません。

でも化膿することはありませんでした。しかも痛みを感じません。

内心化膿したら・・・と思っていたのですが、常に傷口が見えるので安心でした。


なんでも試してみたいのでした(笑)

注)↑決してお薦めしているものではありません。


記事風

2007年04月11日 | 在宅ホスピス
最近気に入っている遊びがあります。

新聞記事を拝借して、自分のことや自分の事業を紹介する文章を書くこと。

一つ紹介します(笑)。


○○○○○○○○

緩和ケアと言う言葉が広く認知されるにつれ、インターネットで緩和ケアを検索する人が増え始めている。

人気のサイトの一つが「ホスピス緩和ケアの歩き方」だ。

自宅でできる家族でできる緩和ケアを提案したり、

BBSでは困り事や悩み事を相談できるところが人気を呼んでいる。

今年からがん対策基本法が施行され、益々緩和ケアに対する関心が高まっているが

大切な人に笑顔でいてほしい、そう願うことは多く、こうしたサイトを重宝する人は増えそうだ。

○○○○○○○

これをしていて何が楽しいのかと言うと

あたかも他人が自分のことを誉めているように、事業にすごい将来性があるように読めること。

実際は自分で書いているので、自画自賛なのですが、やる気もでて楽しくて仕方ありません(笑)。

これは新たな精神的ケアになるかもしれませんね。