傾聴ボランティア~緩和ケアにて~

~薬剤師・社会福祉士による小さなボランティア活動~

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2008年11月28日 | 経営者の顔

(写真:いつも通る場所にあるお花♪これを見るのが楽しみです。)


最近ブログが滞っていた理由、それは寝坊です。

ブログは朝出勤前に送ること、と決めているのですが、

なかなかアップできませんでした。

疲れが溜まっているのか怠けているのか、起きるのが辛い。

今日はさほど寒くもなく、天気も回復して気分よく起きることができました。


いくつかHPをアップしたので、お知らせしまーす。

セミナー・講演活動

たいしたことは書いておりませんが・・・。

ではよい週末を♪

旅行を通してリラックス

2008年11月20日 | 緩和ケア
寒いですね~。ブランケットを羽織ながら、パソコンに向っています。


(写真:月曜は全部つぼみだったのが、百花繚乱咲き誇っています。)



実は、私、

介護が必要でも、体調が心配でも、安心して旅行に行けるよう、

医師や看護師を同行させる旅行「今をいきる旅」を提供しています。

ほとんど宣伝していませんが。。。

旅行の特徴は医師・看護師付き、プラス元気になるメニューを取り入れたいと考えています。

キーワードは笑いと森林。

どちらも免疫力を改善してくれますし、何よりリラックスできる事だからよいのではと思っています。

一つずつ確立させたいので、まずは森林から。


昔から森林浴という言葉があるように、森は心をリラックスさせてくれますね。
私も山が大好きです。

その森林の中でどうすればストレスを軽減させることができるか、
カウンセリングにいかせるかなどの研究がなされています。

そこで、その考えを取り入れた森林ツーリズムを提供していきます。

自分が行きたくなる旅行。

土地勘がある関西圏になりますが。

六甲山のルートはほぼ決まっています。

12月は奈良と滋賀に行ってみます。

寒いだろうなぁ・・・。

あきらめないで

2008年11月17日 | 緩和ケア
がんの痛みに苦しみ、もう治療法はないとあきらめていらっしゃる方の相談を受けました。

何をやってもよくならない、もう治らないんだとあきらめている、と仰っていました。

お話を詳しく聞いていると確かにあきらめる気持ちはわかりますが、

外出する気もおこらない、夜も寝れない、早く死んでしまいたい・・・、

本当に辛いと思います。

担当の医師には痛みをとってもらうようお話していますか?

と聞くと、もうだめだと思って言ってない。

と言うのです。

あきめらめないで医師と二人三脚で痛みをとるよう取り組んでほしいと思います。

お客さんに喜んでもらうということ 2

2008年11月14日 | 緩和ケア
がんの治療についての悩み、家族間での意見の不一致などの悩みに

解決方法をアドバイスしています。

昨日のブログの通り利用していただいて喜んでもらえるのですが、

一方で、不安、怖い、わからない、という理由から躊躇う人も多いのが現状。

行きつけの店に電話するように気軽に連絡をいただければと思いますが、

私の伝え方がよくないのでしょうね。



以前から私を知っていただいていた方も「いざとなったら頼もう」とお思いになり行動に移せません。

実際「いざ」が来ると改めて申し込んでいる余裕がなくなる。

という事態も度々。

なんか敷居が高いのかなぁと悩む今日この頃です。

その敷居を低くする努力をしたいなと思っています。

お客さんに喜んでもらうということ 1

2008年11月13日 | 緩和ケア
私が提供しているサービスとは目に見えないもの。

成果も目に見えないもの。

だから知らない人に価値をわかってもらうことが容易ではありません。

でもいざ対価を支払い相談を受けてみると、

「相談してよかった」「救われた」

と嬉しい声が聞こえてきます。

成果は相手の心の中にあるので、相手の言葉が私が実感できる成果なのです。


一生懸命調べて、アドバイスして、フォローして、と続けても、事態が変わらないこともあります。

そうすると「もう利用してくれないかな」と思っても何度もご利用いただくと、

あー、間違っていないんだな。って嬉しくなります。


お客さんから学ぶこと本当に多いなと思います。

NHKスペシャル感想

2008年11月12日 | たわいもないこと
先週7日の金曜日は、NHKで全国ネットでリレー・フォー・ライフの放送がありました。

予定は22:00~23:13でしたが、23:18頃まで放送されました。

しっかり全部見ましたが、中に入っていた視点から観ると、

「もっとこういう構成にしたら」「この人とこの人のつながりを見せたら」

などと余計なことを考えてしまいました(笑)。

昨年もありましたが、このイベントに参加するために、がんの治療の予定を組んで、

目標にされている人がいるんです。

運営する側は、本当に大変で、終わるとぼーっとしてしまいます。

でも目標にして希望をもたらすことができるのは素晴らしいこと。

大きな意味があるんだなぁとつくづく思ってみていました。

リレー・フォー・ライフ関西実行委員会は来年のことを考えはじめるようですよ。


ちなみにテレビ放送をみていた人から、

「石田さんちらちらと映っていましたね!」

と言われました。

が、実は本人はあまり気付かないんです。

鏡でも写真でもない自分の顔って、わからないんですね・・・。


いい経験になりました。来年が楽しみです。

輝け!命のリレー

2008年11月05日 | たわいもないこと
去る2008年9月13日(土)~14日(日)にがん患者支援チャリティイベント

「リレー・フォー・ライフ・ジャパン 2008 in 芦屋」

にスタッフとしてお手伝い致しました。

半年以上前から準備を重ね、ボランティアの力だけで開催した24時間のイベントです。

3000人の人手となり、ひとまずほっと致しました。

このイベントは芦屋だけでなく全国7箇所で開催され、

その模様を縦断して取材してくださったのがNHK。

その放送がいよいよ今週末にあります。

よければ是非ご覧下さい。

11月7日(金)22時~23時13分
「輝け!命のリレー ~列島縦断 がん患者24時間ウオーク」

番組ホームページ


ちなみに、9月22日にサンテレビ「ニュース・シグナル」で放送された取材がサンテレビのHPにアップされています。
サンテレビホームページ

こちらは私は0.2秒ほど映っております(笑)。

よければご覧下さいませ。

10月の遠出話(6)

2008年11月04日 | 在宅ホスピス
(写真:連休中に山をトレッキングしました)



とうとう11月になってしまいましたね。

10月の遠出話、最後です。

行き先は、岡山と東京。岡山は遠出というほどでもないですが。

両方とも滞在時間2、3時間で帰らなければならず、ただ一つの仕事をしに行っただけでした。


話は変わりますが…二つの滞在地で感じたこと。

腎臓の機能が働かなくなれば体内に毒素が溜まって死んでしまいますから、透析をします。

今の日本で大人が透析をすると言えば血液透析をすることが圧倒的に多いのが現状です。

96%の人は週に3日血液透析をするため医療機関に行かなければなりません。

透析は他に腹膜透析という方法があります。

腹腔内に透析液を入れ、血液内の老廃物や余分な水分を排出しようというもの。


実は、高齢者には腹膜透析ができる人がいて、腹膜透析をするとメリットも大きいらしいのです。

体への負担が少ない、食事制限がゆるいこと(血液透析に比べて)、医療機関へ行く回数が減ること(月1~2回)、自分で管理するのでお任せ医療にならず自立していること(在宅医療が可能)。

だから旅行だって自分で管理しながら行くことができます。

残念ながら腹膜透析が適応にならない人もいらっしゃいますが。

腹膜透析をしている人の割合は、透析をしている全体のわずか4%。


もっと普及したいものです。