最後はどこで過ごしたいですか？

「余命が限られた場合、どのような医療を受け、どのような最期を過ごしたいか」

そんな調査が行われ、日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団から結果が公表されました。
記事はこちら

ここにはリンクされておりませんが、私が興味を持ったのは

「医療用麻薬のイメージ」という項目です。

痛みが和らぐ　82.7%

最後の手段だと思う　60.5%

副作用がある　52.5%

依存になると思う　39.8%

体に悪いと思う　26.7%

中毒になる　22.2%

寿命が縮むと思う　17.0%

う～む。

誤解や偏見がこの程度でよかったと思うのか、はたまた之だけの人が誤解や偏見を持っていて、その人たちが周囲に与える影響を考えると多いと考えるのか・・・

両方の考えがあると思いますが、やはりこの数字は望ましくはないですね。

もっともっと頑張って話をしていなかければならないです。


それとへぇと思ったのが自己採点。

もし今あなたが治る見込みのない病気にかかり、余命が限られていると知らされたら

山梨で講演します

私に与えられた次なるミッション？は

10月1日（水）に山梨県で講演をすることです。

そのセミナーではもう一人ご講演される先生がいらっしゃって、

その方は「がんばらない」「あきらめない」の鎌田　實（かまた　みのる）先生です。

ご存知の方も多いと思います。


鎌田先生のお陰で400名は集まるかも・・・とのことで、緊張します。

いやワクワクします（笑）。

あまり張りぼてをしてもボロがでるばかりですので、

ありのままの私を出すしか方法はありません。

堂々と話をしてきます。

詳細はこちら↓
山梨県　在宅ホスピスケアセミナー

今せっせと話す内容の組み立てをしております。

講演をすることだけなく、山梨県に行くことも今回の大きな楽しみです。

とりあえず！
おいしい果物を買って帰ります(笑)

リレーフォーライフ

先週になりますが、リレー・フォー・ライフ・ジャパン 2008 in 芦屋が終了致しました。

13日13時の開幕後続々と参加者が訪れて下さり、炎天下にも関わらず楽しんでいただきました。

当日の私の仕事の一つ目はマスコミ関係者の対応をすること。

「誰かがん患者さんの話を聞きたい」「主催者の思いを聞きたい」

といった問い合わせがあり、事前に聞いていた取材OKの方々につなげました。

二つ目の仕事は来賓者の対応。

市長、兵庫県がんセンターの院長、芦屋病院の院長、アメリカのリレーフォーライフの関係者などが来場くださいました。

一番気を使ったのはアグネスチャンさんでした。

もし、アグネスチャンさんと参加者の間でトラブルがあってはいけないと、見張っていました。

有名人だけにいろんな人が声を掛けにきますので、緊張します。

この時代傷害事件なんて想定内の出来事ですから、半分SPの気分でいました。

力もないのであまり役に立たないですが、事前の危険性は察知できるかもしれません。

NHKの人は13日の夜の11時近くまで、14日は朝の6時にはすでに待機しておられました。

11月に1時間くらいの枠で特集番組が放映される予定です。

目下の番組制作中なのですが、芦屋の出番は10～20分くらいかと。

と思うと、一つの番組を作るのに膨大な時間とお金がかかることを感じました。


ちなみにサンテレビでは9月22日の午後5時からのシグナルという番組で紹介されるはずです。

リレー・フォー・ライフ・ジャパン 開催

今週末、9月13日13時～14日(日）13時まで、兵庫県芦屋市にある芦屋市総合公園にて、

がん患者支援チャリティイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン 2008 in 芦屋」

が開催されます。

当日のパンフレットをアップしたのでよかったら以下をクリックして順に見て下さい。

パンフレット（全８ページ）
パンフレット①
パンフレット②
パンフレット③
パンフレット④
パンフレット⑤
パンフレット⑥
パンフレット⑦
パンフレット⑫

報道関係ですがいくつか取材と放送が予定されています。

9月10（水）18:10～19:00
NHK大阪放送局　ニューステラス関西

9月12日（金）18:10～19:00
NHK神戸放送局　ニュースKOBE発

9月12日（金）夕方
サンテレビジョン

9月13日（土）午前中
関西テレビ　にてアグネス・チャンさんが出演しそこで宣伝の予定？

その他新聞各社。

当日放送ではありませんが、ゴールデンタイムでの特集番組も取材中です。

働きの悪い広報リーダー（笑）でしたが、なんとか取材が入りちょっとほっとしています。

さて、あと4日。

なんだかワクワクしてきました。

お近くでお時間がございましたら、是非お越し下さい！

よろしくお願い致します！

尊厳てなんだろう

９月６日に実施するセミナー「あなたにとって尊厳ある医療とはなんですか」

の中でパネルディスカッションを行います。

半分は会場からの質問をもとに話し合い、半分はテーマを決めて話し合いをしようと考えています。

テーマは尊厳を軸に、幸せな在宅とはなにかを考える、です。

そこで尊厳、というものをじっくり考えてみたところ、

自分はこうありたいと思ったことを実行する、させること、なので、

大きな個別差がうまれます。

在宅・・・ということで普遍的な話題になりますが、

食べること、排泄排便すること、

を話し合えたらと思っています。

本人は食べたいと思わないしこのままでいいと思っているのに家族がたいそう心配するので、点滴をする、とか、

どんなに時間がかかっても1人でトイレに行きたいのに、転倒して骨折でもしたら危ないからと、ポータブルトイレを促される、とか。

この2つはどんな偉い人でも、有名人でも自分でしなければならないし、

また誰かにしてもらいたくない行動ですね。

本人と家族とのギャップについても掘り下げられたら、と思いますが、何せ時間が足りなくて。

「来てよかった」と思ってもらえるようなセミナーにしたいです。

セミナーの詳細はこちら