傾聴ボランティア~緩和ケアにて~

~薬剤師・社会福祉士による小さなボランティア活動~

リレー・フォー・ライフ関西実行委員会 スタッフ一同より

2009年09月17日 | 緩和ケア
3日間にわたり、私石田有紀のリレーフォーライフジャパン2009 in 芦屋の記録をお伝えしましたが、最後になりましたが実行委員会スタッフより御礼です。

お陰さまでリレー・フォー・ライフ・ジャパン2009 in 芦屋は大成功で終了することができました。

来場者は2日間で約2千人に達し、会場での寄付金も100万円を超えました。

開会式は激しい雨にさらされましたが、この一年を心待ちにしていたサバイバー達のウォークで幕を開け、

途中からは雨もやんでルミナリエ・タイムやキャンドルランで夜を過ごし、

翌日は快晴の中、子供達の元気な御神輿も加わってフィナーレを迎えることができました。

参加者の方々からも、「今年も来れて良かった」「来年の参加を目標にして頑張ります」とのお声が寄せられており

スタッフ一同、心から喜んでおります。


芦屋でのリレー・フォー・ライフは2007年から今年で3回目となりますが、

不況による寄付・協賛金減少やインフルエンザ騒ぎなど、昨年までとは違った難しさがあり、開催が危ぶまれる場面もありました。


こうした中、延べ二日間という長丁場を無事に終了できたのも、

ご来場下さった皆さま、地元協力団体の方々、ボランティアの方々、協賛・後援団体の皆さま、メディアの方々、全国からご声援下さった皆さまのおかげです。

本当にありがとうございました。


日本全国のリレー・フォー・ライフは今年で4年目になりました。

開催場所は2006年の1ヶ所から今年は14ヵ所に達するなど急速に拡大しており、

ご参加ご協力くださる方々も、地元の方々、学生・企業 ボランティアの方々へと広がりを見せ、

リレー・フォー・ライフの理想である 「がん患者・家族・市民・医療従事者・行政・企業など多数の想いを一つにし、

社会全体でがんと向き合う世の中を目指す」という方向に着実に近づいている手ごたえを感じております。


とは言え、日本人の3人に一人ががんで亡くなる時代であることを思えば、まだまだ、がんに対する取りくみ課題も多く、

リレー・フォー・ライフ自身も、もっと身近な存在になっていく必要があります。


リレー・フォー・ライフは市民ボランティアによるチャリティ・イベントです。

応援くださる皆さんお一人お一人が参加者であり、イベントを作っていく力になります。

今後とも応援くださいますよう、宜しくお願い申し上げます。



平成21年9月
リレー・フォー・ライフ関西実行委員会 スタッフ一同



#なお、皆さまから頂戴した寄付金等は、大会運営経費を除いて、財団法人日本対がん協会へと寄付させていただき、がん無料電話相談や医師奨学金等の活動へと活用させて頂く予定です。
収支報告がまとまり次第、改めてHPにてご報告申し上げます。

リレー・フォー・ライフ・ジャパン 2009 in 芦屋

2009年09月17日 | 緩和ケア
がん患者支援チャリティイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン 2009 in 芦屋」の2日目、9月13日(日)は朝8時より司会を務めさせていただきました。

台本があって安心して望んだのですが・・・。

しかし、台本の内容は確定しているものではないことが直前になり判明。

台本に書いてある人は、自分に役目があることを知らなかったり、段取りも決まってなくて(しかも私自身段取りを知らなかった)、8割はアドリブでした。

司会のはじめは「え~っ!もうあと3分しかないですよ!!」と大声出して走り回っていましたが、そのうちおかしくて、もう笑いごとです(笑)。

あまりにバタバタな段取りで、ある意味楽しかった。

でもなんとか無事司会を務めました。


司会をするよう頼まれたとき『台本があるし別に私じゃなくても誰でもいいじゃん』って思いましたが、

まあ私でよかったかもしれません。

アドリブには慣れっこですからね。


今年のリレー・フォー・ライフも楽しかったです。

リレー・フォー・ライフ関西実行委員会のみなさん、ボランティアの方々、そして参加者のみなさん、本当にありがとうございました。

とっても貴重な体験ができました。

一人一人に感謝しています。

リレー・フォー・ライフ ふれ愛トーク

2009年09月16日 | 緩和ケア
リレー・フォー・ライフ・ジャパン2009in芦屋では、ボランティアが500人を超えました。

ボランティア意識が高まっているんですね。

昨年までお手伝いいただいたボランティアの方から「がん患者さんと話をしたい」という声がありました。

そこで今年は患者さんとボランティアをつなぐ「ふれ愛トーク」を設定しました。

患者さんからは赤裸々に思いを語ってもらったり、闘病の経過を詳しくお話いただいたり、濃厚な触れあいになったと思います。

ボランティアの高校生は「あまりに元気で圧倒されました」と。

ん。分かる気がする。

リレー・フォー・ライフに参加する患者さんは、どんなに状態が悪くても気持ちが元気。イキイキしているんです。

そう感じても当然だなぁ、と思いました。

一口相談会からすぐにふれ愛トークのファシリテーター(実際は患者さんが自らお話いただいたので、ファシリテーターは必要ありませんでした)を務め、一日患者さんのお話を聞き続けました。

さすがに、とても疲れました。

たくさんのお話を聞けて、本当によかったです。

リレー・フォー・ライフ版一口相談会

2009年09月15日 | 緩和ケア
9月12日(土)~13日(日)はかねてよりご案内しておりました「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2009in芦屋」が開催されました。

9月12日(土)は芦屋市総合公園内の管理事務所棟内で「一口相談会」を開催。

4時間の間に5人の相談にのりました。

長時間お待たせしたり、待てずに帰ってしまわれたり、本当に申し訳なかったと思います。

一緒に相談にのるはずだった看護師さんが風邪でダウンしており、私一人となってしまいました。

帰られた方には本当に申し訳ないことをしたと思いますが、それでも一人30分~1時間の時間をとってゆっくり相談に乗ることができて、よかったです。

普段の相談はがん患者さん本人よりご家族や親しい方が多いのですが、12日(土)は患者さんばかりでした。


納得して帰られた方、たくさんグチを仰ってくれた方、寂しさをしばし忘れた方。

お顔を思い出します。

お話くださって、ありがとうございました!

お会いできて嬉しかったです。

リレー・フォー・ライフ・ジャパン2009in芦屋

2009年09月10日 | 緩和ケア
昨日ご案内したリレーフォーライフ。

もともとはアメリカで一人の医師が、がん患者さんのことを祈ってトラックを24時間走り続けました。

それをみていた人たちが募金をしたのがはじまりです。

リレーフォーライフジャパン2009in芦屋、ここでは、サバイバーウォークと呼ぶ、がん患者さんだけのウォークの時間があります。

がんでない人は歩いている患者さんたちを見ているだけ。

サバイバーフラッグというのもあって、患者さんが手形を押してメッセージを書きます。

それもがんでない人は押せません。

ここにくるとがん患者さんが中心に回っているので、普段病気のことを隠している人でも、大きな声でがんの話をしています。

「ここだと思い切り話ができる」んだそうです。

毎日新聞でも紹介されました。

交流テント内に「もしもしがん手帳」を置いておきます。

ご自由にご覧いただけるようにします。

是非、リレーフォーライフジャパン2009in芦屋へ。

リレーフォーライフ版 一口相談会

2009年09月09日 | 緩和ケア
2009年9月12日(土)、13日(日)に今年もリレーフォーライフジャパン2009in芦屋がやってきます。

がん患者支援チャリティイベント。

今年で3年目の3回目です。なんだかんだと、私は毎年行っています。

1年目はもしもしがん手帳の展示。

2年目はスタッフとして広報リーダーを務めました。

3年目の今年は、①出張一口相談会、②ファシリテーター、③司会です。
それぞれ詳しくご紹介しますね。


①出張一口相談会

日時:12日(土)14時~20時
内容:がんの悩み相談 医療者とのコミュニケーションで困っていることなど
場所:芦屋市総合公園内の管理事務所棟内


一口相談会は普段私が行っている相談で、8月より無料の電話相談に変わりました。
リレーフォーライフ当日は対面で実施します。


②患者さんと患者でない人とが交流するためのファシリテータ

日時:12日(土)21時~24時
内容:ふれ愛トーク
場所:芦屋市総合公園内の交流テント内

③フィナーレに向けたMC 司会

日時:13日(日)8時~10時
内容:司会
場所:芦屋市総合公園内フィールド


リレーフォーライフはがん患者さんが主役のイベントです。

相談はなくとも是非参加して、たくさんの仲間を見つけてほしいです。

是非来て下さ~い