傾聴ボランティア~緩和ケアにて~

~薬剤師・社会福祉士による小さなボランティア活動~

さいたま 市民と語り合う会 の報告

2010年06月14日 | 薬剤師
さて、先日6月12日(土)は「がんの痛みで苦しまないために -がんの痛みの治療と緩和ケア-」市民と語り合う会 にて講演してまいりました。

人数はわかりませんが、100人くらいの人が集まってくれました。

内容は

私はこんな人です。Hospice of Hiloでのホスピスボランティア体験を交えて自己紹介

がんの痛みがでたら末期なのですか?いいえ、がんの痛みを抱えて何年も生きる人の声をお届け

がん家族支援活動って何だろう?コミュニケーションを蜜にとることで良い医療と良いケアを

緩和ケア病棟にて傾聴ボランティアって何をするの?失敗し、悩んで傾聴に磨きをかける

がん患者さんへの言葉かけ:傾聴をしましょう!

自ら患者になった時の心構え:自分の気持ちに正直に、素直になって伝えましょう!

といった感じです。

熱心に聴いてくれて嬉しく思いました。

普段は人の話を聴くことが多い私にとって、講演する1時間半は、何日分にも相当する話時間です。

疲れましたが心地よいものでした。

ありがとうございます

あけましておめでとうございます

2008年01月07日 | 薬剤師
2008年が明けました。

年始早々の本日1月7日、編著書である本が出版されます。



今年は小さなセミナーをたくさん開催していこうと考えています。

例え一人も来なくても(笑)続けるつもりです。

人の集まりも少ないとめげるに違いありませんが、継続こそ力なり

内容を変え、場所と時間を変えて続けるしかありません。


今年することをいくつか考えました。

日々、決めたことを繰り返す。積み重ねが必要かなと。

当たり前のようでできていませんでした。

地味~ではありますが、これでいきます。



皆様本年もどうぞ宜しくお願い致します。

学会聴講から発表へ

2007年06月27日 | 薬剤師
今年、日本緩和医療薬学会、という学会が発足されました。

その第一回目の年会が今年10月20日と21日に開催されます。

その発表者、ポスター発表ですが、を募集しているところです。

麻薬を扱っている調剤薬局さん~

大募集らしいのでみなさん応募しましょう。開催地は東京です。

一人にも届きそうにない呼びかけだなぁ(笑)。


先日日本緩和医療学会に出席した時、その運営に関わっていらっしゃる先生から

「石田さんも何か発表したら?」とのこと。

さて、何を発表すればいいのでしょう。今更アンケート取りに回る暇はないし。


あ、ちなみに9月29日は、日本医療薬学会のシンポジウムにシンポジストとして参加する予定です。

こちらは私が運営しているホームページホスピス緩和ケアの歩き方や緩和ケアの情報を提供していることを発表するのですが。

気がつけばもう3ヵ月後じゃん。

大学院以来の学会発表だから、緊張する(苦笑)

今週のメルマガの話

2006年11月06日 | 薬剤師
先週のメルマガでは褥創の研究会に参加した情報と雑感を流しました。

ある医師の先生からコメントと情報をお寄せいただいたので、

今週のメルマガではそれを情報として掲載することにします。

ブログと同じで反響があると嬉しいですね。


今週は月曜ではなく明日火曜日にメルマガを流します。


今週は11月4日~5日に参加した、日本死の臨床研究会、の雑感を流します。

まだ登録していない方は今すぐ登録をお願いします。

⇒こちらをクリック!


秋は学会研究会シーズン。

遠いところや平日メインで開催するものにはなかなか参加できず残念でしたが、

死の臨床研究会は大阪、土日開催でしたので、私にとっては嬉しかったです。

でも思い起こせば会社員時代、学会は遠い地方で平日で開催されると嬉しかったものです(笑)。

プログラムと同様グルメ情報に目を通しました。懐かしい・・・。

その頃土日、近畿圏内開催だと「イケてな~い!」ってぼやいていました。

ニンゲン、立場が変わると180度ヒトが変わります(笑)


この週末に参加した死の臨床研究会は、普通の学会研究会では味わえないことがあります。

それはプレゼンにいろいろ工夫がされていて、涙を誘う話が多いということです。

研究会にも関わらず3回は泣いてしまいました(笑)

いろいろ考えさせられた2日間でした。

疲れると決まって・・・

2006年05月17日 | 薬剤師
私は疲労が溜まると決まって・・・

胃腸トラブルになるのが常だったのですが、最近それに加えて、鼻にできものができるようになりました。

毛嚢炎かと思いましたが、少し痛みを伴っているので、調べてみるとおでき(せつ)のようです。
首の後ろ・太もも・お尻などによくできるらしいですが、なぜ鼻なんだ!?と思いつつも化粧でごまかしています(笑)


でもいろんな人の話を聞いていると、みんな疲れると出てくる症状パターンがありますね。

麦粒腫(めばちこ)ができる人、めまいがする人、耳鳴りがする人、口内炎ができる人、膀胱炎になる人、肌がかさかさになる人、腰痛がでる人・・・

なんで決まって「それ」になるんでしょう。私は疲れても麦粒腫には滅多にならないし、口内炎もほとんどないです。

不思議ですよね~。いや~不思議です。

もともと弱いところに出る、といわれても、というか言っているけどあまり納得できない説明です(笑)。

病院へ行くと「疲れ」か「ストレス」か「年」で片付けられたりしますものね・・・。


とにもかくにも、弱いところに出てこないよう、疲れはためずに癒しましょう!


⇒メディカルケアプランニング ウェブサイトはこちら

薬剤師さんに教えてもらって・・・

2006年03月24日 | 薬剤師
外科の先生がね、抗がん剤の治療をしましょう、って言ってくれるんだけど、

痛くて痛くて、もうどうしようもない。とても治療どころじゃない。

って話を、薬をもらいに行った時薬剤師さんに話ししたら、

今はいい鎮痛剤がたくさんありますから、まず痛みをとって、それから治療された方がいいですよ。

って言ってくれたんです。

その話をもとに先生と相談したら、オピオイドを使うようになってくれて、

それからは痛みもとれて、と~~っても楽になりました。

あの時の薬剤師さんの言葉のお陰♪


薬剤師としてはうれし~い話ですが、

医療全体で見るとちょっと悲しいお話。


でも声を出して、訴え、悩みを表出させれば、よくなることもあるんです。

希望はあるんですね。


メディカルケアプランニング ウェブサイト

薬剤師名の公表

2006年02月03日 | 薬剤師
厚生労働省は、薬剤師の資格を持つ人物の氏名などをインターネットの同省ホームページ(HP)で検索、確認できるシステムを導入する方向で検討に入った。行政処分を受けている期間中は処分内容も公開するという。医師と歯科医師の氏名や処分内容などについては2007年4月からHPで公開する方針を既に決めている。[2006年2月1日/日本経済新聞 朝刊]

薬剤師の名前も公表されるとは。


個人的にはちょっと恥ずかしいですね。

そういえば、薬剤師国家試験に合格すると合格者氏名が新聞に載りますが、

新聞を見た友人から「おめでとう!」って電話が掛かってきた記憶があります。

しかしこれは個人情報保護法に抵触する恐れがあるとして非公表になるそうです。

ただ資格を持った人の氏名をインターネットのHPに載せればあんまり変わらない気もしますが。


医師の名前も載るようになるようですが、これで偽医師事件は防げるでしょうか。

雇用していた病院側は、信頼しており追及しなかったと釈明していましたが、

ネットで公表されるようになればそういう釈明はまかり通りませんね。

かげ

2005年12月20日 | 薬剤師
この「影」という言葉にふとひっかかりました。

「レントゲン写真を撮ってみたら、少し影が見えるとのことで、今度もっと詳しい検査をすることになって…」

何気に聞き流していたセリフです。

この「影」という言葉に人一倍敏感に反応される方もおられます。

しかもその詳しい検査なるものは予約が詰まっていて長い間待たされます。

この影と待っている時間というのは、計り知れないストレスを与えているようです。

確かに影には間違いないのですが、他に適当な言葉ってないものか考えました。


…しかし、見つかりませんでした。

あいまいかつ含みを持たせ、いろんな結果に結びつく、この言葉

とても適当な言葉なのかもしれません。

妻の言うことは・・・

2005年12月09日 | 薬剤師
私の気のせいだといいんですが。

世の中の「夫」達ががんのような重い病気にかかられたとき、そばにいて看てくれるのは、「妻」、であることが多い。

心配してくれるのも、もしかしたら一番多いのかもしれません。

その「妻」がいうには、

「心配でね、こうしたら、ああしたら、って言うんだけどね、

夫はちっとも私の言うことをきこうとしないの。

子供たちや他の人の言うことはきくのに。ほんと悲しくなるわ…。」

なぜ「夫」は「妻」の言うことに耳を傾けないのでしょうか。

このような話しを度々聞くような気がするのは私の気のせい!?偏見か?

そんな話しを聞くとなぜか私も心配になります。

病気の本人はたいへんなのは当然ですが、

同じくらい悩んでいる人がそばにいてくれることに対する感謝の気持ち、

いつか持ってくれたらいいのにな、と思いつつ、送り出します。