傾聴ボランティア~緩和ケアにて~

~薬剤師・社会福祉士による小さなボランティア活動~

傾聴ボランティア

2013年10月20日 | 緩和ケア
傾聴ボランティアでの出会い。

「家に帰ったら、一日として生きていけないんじゃないかな。」

「家で介護サービス?」

「それで生活が成り立つかしら。週に数回来てもらっても、足りないし。こんなんじゃ台所に立って料理するなんて、無理じゃないかしら。」

「後はそういった人向けの賃貸住宅?」

「そんなところ入れるかしら。」

「今までこんなこと考えたこともなかった。考えておくべきだったわ。今さらだけど」



ガンの治療のことも、その先のことも、多くの場合はそこに直面してからビックリして、考え始める。

もっと早くからシミュレーションできればいいのだけど。といつも思う。


かく言う私もイメージはあるが実際の細かな行動はない。

自分の分、両親の分、作ってみようかな、と思った。