傾聴ボランティア~緩和ケアにて~

~薬剤師・社会福祉士による小さなボランティア活動~

コンサートと一口相談会

2009年08月22日 | Weblog
先日、このブログで紹介した「心のバリアフリー チャリティーコンサート」 について。

8月21日の読売新聞朝刊兵庫版で記事になりました。

6手連弾 がん患者ら激励

練習風景が写真で載っていますが、楽しそうです。
聞いてみたくなりました。

何もなければ行くのですが、同日23日は一口相談会と日程が重なってしまいました。

残念です。


8月23日の一口相談会から、対面でなく電話に切り替えました。

理由は、私への相談は遠方、特に関東地方からいただくことが多く、

一人でも多くの方に利用していただけるよう、電話相談に致しました。

詳しくは一口相談会のページをご覧下さいね。

それを言わないで

2009年08月21日 | 緩和ケア
命が限られた男性のがん患者さん。

仕事をすることが生きがいで、仕事をしている時生きている自分を実感できた、

そんな人が病気になって、

仕事ができなくなった
歩けなくなってしまった。

それはもう、この人にとっては史上最悪の出来事でした。

だから気分は落ち込み、医師からはうつの診断がでました。


「毎日泣いてるんです」

そういって、涙をぬぐいました。


そんな状態であると、焦るのは家族の方。

ちょうどご家族の方がいらして、この患者さんに話をされます。

「死ぬ死ぬ、もうだめだ、って言うて、暗い顔してたらダメ。

病は気から、というんだから、治ること、生き続けること、前向きに考えなきゃ!」

そう言って、がんになっても、前向きに生き続けている知り合いのお話を、ずっとされます。

落ち込んでいる人に言ってはいけない、語録集を聞いているようでした。


あー、止めてー。


私は止めることもできない。


もどかしい、ひと時でした。

「心のバリアフリー チャリティーコンサート」

2009年08月19日 | Weblog
今秋開催する「リレー・フォー・ライフ・ジャパン 2009 in 芦屋」の
プレイベントとして、表題のチャリティーコンサートが実施されます。

会場は新神戸駅の近くですので、お近くの方は足を運んでみてください。

■日時:2009年8月23日(日)
 1ステージ:12:30開演
 2ステージ:15:00開演(同公演)

■場所:神戸芸術センター 音楽ホール(ショパンホール)

■演奏者:
松谷優希 コンサートやテレビ出演のたび、いつも大きな感動を呼んでいる障害者ピアニスト。
 竹内 香:RFL芦屋実行委員、小山音楽教室主宰(娘さん二人も演奏します)

■協力:ローランド芸術文化振興財団

■入場無料!お気もちで「RFL芦屋」募金にご協力いただければ幸いです。

「RFL芦屋」を応援しようと、患者の家族、遺族である出演者が企画したチャリティーコンサートです。

松谷優希ちゃんは生まれつき左腕のひじから先がありませんが、そのハンディをものともせず、ニューヨーク国連本部、カーネギーホールでも演奏経験のある中学1年生です。


講演の準備

2009年08月04日 | 緩和ケア
2009年8月6日(木)は朝10時から講演があります。

高齢者大学で。

演題は「お見舞いマナー講座」~病気を患った人への心配り~

です。受講生は高齢者大学の学園生なのですが、どんな方々かとっても興味があります。

高齢になって勉強しようと学ばれている訳ですから、熱心に違いないとか、

教室の雰囲気が和気あいあいとしているのかなとか、

でも受講生は300名ほどいるらしいので、広い会場なのでしょう。

300名相手に、ペアを組んだワークショップなど企画しています。

はてさて、うまくいきますか。


講演レポートがいくつか溜まっているなぁ。。。

夏休みに書こうかと思います。