傾聴ボランティア~緩和ケアにて~

~薬剤師・社会福祉士による小さなボランティア活動~

往診かばんをのぞけば在宅ケアが見えてくる(2)

2009年07月13日 | 在宅ホスピス
往診かばんの中身を見て分析する の続きです。

関東と関西の違いは・・・ジャーン

まずは当然?関西はボケとつっこみがあって、のっけから意味のない絡みを披露するのだそう。

↑患者さんの調子をみる重要な問診?ともいえるのでは。

今日のつっこみは切れがないから、調子が悪いのか・・・。


関東は、何があっても真剣に聴診器をあて、血圧を測り・・・という手順を守るそう。

それと、往診車。

関東はヴィッツやパッソなど、国産小型車、ボディカラーは白が主流ですが、関西に決まりはない。

外車あり、赤色あり・・・。

実際私が往診を見学させてもらった車は、確かに外車でした。


そんなもんだと思っていましたが関東へ行けば違うんですね。

往診かばんをのぞけば在宅ケアが見えてくる(1)

2009年07月08日 | 緩和ケア
去る平成21年7月4日(土)、第15回阪神ホームホスピスを考える会で、講演させていただきました。

私の後にメイン講演者である、自治医科大学でつるかめ診療所の鶴岡優子先生がお話されましたが、そのタイトルが

往診かばん
~のぞけば在宅ケアが見えてくる~

なのです。

お話を聞くまで、ご自身の在宅ケアのお話をされるのだ、と思っていたのですが、

聞いてびっくり。

なんと、全国25箇所の在宅ケアを実践している診療所を訪ね、医師のかばん、

往診かばんの中身を見て分析する、というものでした。

往診かばんなんて見たこともないので、興味深かったです。

印象は、往診する医師は万全の体制を整えて往診に向っているんだなと思いました。

なんというか、最小限のものだけを持っているのかと思ったら、意外に違うんです。

例えば、車や患者さんの家に聴診器を忘れてしまうことを考え、聴診器を2つ持ち歩いているとか。

あとは紙と油性の太いマジックを持ち歩く人も多いそう。

他のスタッフへの連絡漏れがないよう、重要な変更事項は紙にマジックで書いて、機器やベッドに貼っておくのです。

へぇ。

面白いです。

関東と関西の違いというのもあるらしいです。

つづく


ハゲタカ

2009年07月03日 | たわいもないこと
昨年の「おくりびと」に続き、またも邦画を見に行きました。最近は邦画が面白いのでしょうか。

見に行った映画は「ハゲタカ

TVでのドラマは再放送を含め3回くらいみましたが(笑)、本当にワクワクする楽しさがあります。

TOBとか、企業再生とか、このドラマを見てなんとなく理解できるようになりました。

↑なんとなくか!

そしてそのドラマが映画化したとのことで、公開1週後に劇場へ見に行きました。

緊迫感があって、説明しすぎない、考えながら見ることが出来る楽しいものでした。

そして私が気に入ったのは、映画の中では

戦略、勝ち負け、war roomといった戦争・戦闘用語が使われるのに

主人公の鷲津さんは「シナリオ」という言葉を使っている点です。


この点を留意して全部を見ていないのでわかりませんが、本当に鷲津さんが戦争戦闘用語を使ってないのだとしたら、映画にはもう一つ深い意味があるのだと思います。

監督が考える金融危機を脱するポイントが。

戦略よりシナリオの方がいいですよね。

ビジネス上のシナリオです。戦争ではありません。

戦争では勝つ人がいれば必ず負ける人がいる。

鷲津さん一人が、他の人とはなにか違う視点で物事を考えているように感じるのは、このあたりにあるのではないでしょうか。

経歴書 resume

2009年07月01日 | たわいもないこと
私の経歴書が必要になり、日本語英語共に作ってみた。

最初は気乗りしないまま書いていたのですが、これが以外に楽しい。

自分を振り返り、どちらかというと「私ってこんなことができるんです!」ってアピールをするんですね。

書いているうちにだんだん楽しくなってきました。

私ってこんなことも、あんなこともできるんだ~って(笑)

時々こういう機会があるんです。何かの認定や届出をするとき、小さい会社だと経営者の素質が大切になるから。

その機会ごとに、そう実感しては精神的に満足している私です(笑)。