傾聴ボランティア~緩和ケアにて~

~薬剤師・社会福祉士による小さなボランティア活動~

ある晴れた冬の昼下がりのことでした(2)

2009年01月28日 | 緩和ケア
<続き>

『自分のしていることは無駄なことなのだろうか…。

いいえ、例え主人がわからなくても、どこかでは通じているハズ。

それに主人も長くはない。

主人が亡くなったら、最期になって通わなかったという後悔をするように思う。

それだけはしたくない。ならば倒れるまで毎日通おう。

後悔のないように。



きっと子ども達も後になったらわかる時がくる。

いざ子ども達が同じ立場に立った時、私のしたことを思い出し、

同じことをするかもしれない。

そういう願いも込めて通おうと思う』


涙を流しながらそう言いました。

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