五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2014・3・22

2014-03-24 00:58:58 | 日記
新しく事務所がオープンした一日目。「訪問者」は午後に歯科医夫人のIさん、夜にアポなしでCMプロデューサーのRさんと脚本家のMさんの合わせて三人だけ。でも、三人とは「少数精鋭」で濃密にお喋りをすることが出来た。その替わり、タイミングが合わずに同じビルの中にいるのに母とは会わす終い。ちょっと変な気持。おまけに今日の食事は、昨日のパーティで残ったピザと稲荷寿司の残飯整理をしなくちゃならなくて、こっちはかなり嫌な気持。昨日発症した太股の痛風発作が今日も続いていたこともあってタクシーで帰宅。昨日からの疲れもあってベッドへ直行。週刊誌を一頁も読むことが出来ずご就寝。
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2014・3・21

2014-03-24 00:09:26 | 日記
自然と7時に目が覚める。今日は新しい事務所のプレオープニングパーティ。朝風呂にゆっくり入って「身を清めて」準備の為に8時半に部屋を出て天現寺へ。去年の11月に前の事務所をクローズしたものの、資金難や経営感覚の違いから共同経営者と袂を分かったりして、一時は断念しかかったが、明日漸くオープンの運びとなった。まずは安堵。事務所で近所に住む母を呼んで、おにぎりとゆで卵、豆腐の味噌汁で腹拵えをして、昨日から懸案になっていたトイレ問題を解決する為に、ドアの傍らに花屋の店頭に見かけ出した枝付きのバラを置いて便器を隠すべく、白金から広尾の花屋を歩き廻る。幸い最適な枝付きのバラの木がそんなに高くなく売っていたので即購入してこの問題はあっけなく解決。フードはゆで卵を30個茹でて、後はピザと稲荷寿司をデリバリーして貰って予定通り3時にオープン。俳優事務所代表で昔からの友人であるBさんを皮切りに11時までに合計30人ほど。中に若手個性派俳優のT君と若手女優ナンバーワンのSちゃん夫婦の幸せに満ちた顔。それもその筈、まだ新婚ホヤホヤなのに二人とも忙しくて新婚旅行に行く時間が取れなかったのだけど、漸く二人のスケジュール調整がついて、明々後日からポルトガルへ18日間の旅に出かけるのだ。まだ25才前後なのに新婚旅行にポルトガルを選ぶなんて二人のセンスのよさに驚く。いや、それより本当に人間的に素敵な二人なのだ。心の底から二人に幸あれと祈る‥‥同時にポルトガルに18日間も行く二人を妬んだりして。まぁ、せいぜいリスボンで28番線をグルグル廻っていろ。あれは幸せが似合う路面電車だ。それからバイロアルトのカフェブラジリアの前に座っているペソアの銅像によろしく。パーティ終了後、Hと二次会で五反田の広州市場へ。ここはリスボンじゃないけど、いつも異国の匂いがする。
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2014・3・20

2014-03-21 07:47:48 | 日記
明日、親しい人だけを招待死して新しいオフィスの事務所開きをするので、終日その準備に追われる。何とか6時過ぎには床も掃除して後は明日を迎えるだけとホッとしたのは束の間で、明日は田舎で法事があるので参加できないと今日来てくれた女友達のIが、トイレ問題を持ち出す。トイレとオフィスが直結しているので、これじゃトイレを出たら誰かと目が合ってしまいそうで女子には辛いと云うのだ。確かに言われてみればそうだ。明日までに何とかしなくちゃと思ったのは夜の10時過ぎ。今からじゃどうしようもなく明日の午前中にとりあえずの処置しなくてはと、今はまだ21日の朝8時前なのに部屋を飛び出していく。
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2014・3・19

2014-03-20 02:19:18 | 日記
新しい仕事場にひかり電話をひくことになって、10日には工事が行われて、もうとっくに開通している筈なのに、未だに電話が使えない。先日来た工事の人に聞いたら、このビルにはひかりのケーブルが届いているのに、仕事場には何故かトイレの一隅につながっていて、パソコンなどを使うスペースまでひっぱって来るには天井を通したりする工事が必要とのことで、今日になったのだけど、午後一番に始まった工事が夕方七時までかかってしまったのは、どんな問題があったのかいくら説明されても理由がよく分からない。母とは工事が始まる前に仕事場で新しく買った炊飯器でご飯を初めて炊いてタラコ、玉子焼き、かいわれと新タマネギのサラダ、まいたけの味噌汁で食べる。夕飯は工事が終わった後に、母の部屋で昨日一番下の弟がお土産に持ってきた穴子ご飯が半分冷蔵庫に残っていたので、温めてから穴子と昼の残りの玉子焼きを細かく刻み、ワサビと刻みネギをたっぷり加えた櫃まぶし風ご飯にリフォーム。そして今日もまたじゃがいもとハムと白菜と昼間の残りのまいたけでカレー風味のスープ。残飯整理にしてはかなり美味で充実。持ち帰る荷物が多かったのでタクシーで帰って、ちょうど始まった「相棒」の最終回スペシャルを見る。数シリーズ前に殉職した小野寺官房長(岸辺一徳)絡みの話だと聞いていたので期待して見たけど、先週の作品に比べると月とスッポンの差と云うのは言い過ぎだろうか?勿論今週がスッポンで先週が月。サブタイトルは忘れたけど、「月」はストーリー的にもテーマ的にも演出的にもシリーズ物の刑事ドラマの一篇とは思えない程の質を持っていた。そんなことをちょうど録画で「月」を見た直後に感激して電話してきたSちゃんと盛り上がる。「スッポン」はまだ見てないらしく、これから見ると云うので、今夜は「月」だけにしておいたら?とアドバイス。普通なら「スッポン」は美味しいかも知れないけど、「月」を見た後ではいただけない。
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2014・3・5

2014-03-20 01:29:10 | 日記
認知症予防にカレーパウダーが効果的と云う週刊誌の記事を読んでから母との老老ランチにカレー料理が多くなった。ニ三日前にもカレーライスだったのに今日もメインはコリアンダー味の豆腐をステーキ。これじゃいかにも母のことを心配しているみたいに見えるけど、実は心配しているのは自分の認知症度だったりして、というかこの調子じゃ母より先に惚けてしまいそうで、かなり怖くなっているのだ。帰りは目黒まで20分歩いてJR。五反田駅のブックファーストで「サバイバル宗教論」(佐藤優)を買う。このタフな作家は月一度ペースで新作を出す。そして俺も月に一度彼の新作を買ってしまうタフな読者だ。帰りは遠回りして大崎まで目黒川沿いの道を歩く。ここは春になるとサクラが満開になって、夜なんか一昔前は悪臭を放つどぶ川だった川面が幽玄の世界に変わってしまう。でも、そんな日本的情緒に浸りながらも俺の頭の中は目黒川の先にあるリスボンのテージョ川に向かっていく。
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2014・3・4

2014-03-19 01:46:25 | 日記
夕べ作っておいた蛸の柔らか煮と大根の煮つけ、納豆、菠薐草とベーコンのニンニクバターソティに春菊の味噌汁で朝昼兼用の食事をした後、一休みしてから3時半に新宿へ。テアトル新宿で「愛の渦」(脚本監督・三浦大輔、主演・池松壮亮、門脇麦)を見る。彼の舞台はこれまで何本か見たけど、とてもついていけなかったのに、この間見て感激した芝居がきっかけになったのか、今日の映画も俺の肌にヒタッと合ってしまった。似た様な経験は、今年の女優賞をホボ総嘗めにした真木よう子が主演した「さよなら渓谷」の大森立嗣監督の映画でもした。彼の映画は処女作「ゲルマニウムの夜」から「ぼっちゃん」まで生理的に受け付けなかったのに、この映画では内臓の奥まで抉られる様な感覚にとらわれてしまった。こう云うことって、演出家や監督が変化しているのか、こっちが変化しているのか?それともどっちも変わったか?映画館を出て久し振りに焼鳥屋Eに出向く。相変わらず親父さんは口が悪いが、焼鳥は美味い。そのまま近くの酒場Mへ。偶然誰か知り合いに会って話し込んだ記憶はあるのに、泥酔していた訳じゃないのにそれが誰が思い出せない。俺は誰とどんな話をしたんだたろ?二時間程飲んで店を出て、電車に乗って帰ろうとしていたら、Sちゃんから電話。これから合わないかと云うので渋谷まできていたのに新宿にリターンして、最終近くまで喫茶店で女子トーク。二人の関係は何処まで続くのか?
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2014・3・3

2014-03-19 01:25:03 | 日記
五反田から天現寺の母の部屋まで50分かけて歩いて行く。その道中、耳にはイヤホーンでポルトガル語のテキスト。もうポルトガル語の勉強を始めてから三年になるのに、ポルトガル語は依然として俺にとっては宇宙語。それでも同じ文章を聞き続けていることもあって、微かに聞き取れて意味もちょっとは分かるようになってぎたけど、死ぬ間際にポルトガルにいたら神父の言葉がどの位分かるまでになるだろうか?なんて取らぬ狸の皮算用?をやってしまう。そして今日の老老ランチはポルトガルへ母を誘う様にバカリャウのコロッケとトリッパにタコご飯。段々と母をポルトガルの味にならしておいて元気な内にリスボンへ連れていってしまおう。老老ツアーリスボン篇だ。、
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2014・3・2

2014-03-17 22:28:27 | 日記
7時に早稲田鶴巻町にある「リフト」と云う劇場に劇団十七戦地の公演「眠る羊」(作演出・柳井祥緒)を見に行く、30人も観客が入ったらギューギューになってしまう狭い地下室で演じられるこの芝居の登場人物は9人。いつもだったらこんな狭い空間に役者が多すぎると文句を云ったに違いないのに、幕開けから引きつけられ、最後まで演劇的サスペンスを堪能させて貰うことになった。台本もよかったけと、淡々としていながらもメリハリの効いた演出が素晴らしい。この芝居に誘ってくれたHに感謝。終演後、Hと別れて同じ早稲田」にある小劇場Eに経営者のY君を訪ねる。今日は偶然ソワレ公演がなかったとのことで、店仕舞いを終えたY君と久し振りに飲んで近況を話す。芝居がたまらなくしたくなる夜。
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2014・3・1

2014-03-17 22:05:41 | 日記
近所にある目黒川沿いの道を歩いていると、この川の水はポルトガルの首都リスボンを流れるテージョ川まで繋がっているのだ云う妄想に駆られる。でも、それは妄想とばかり言い切れない。目黒川は東京湾に、東京湾は太平洋に、そして太平洋はインド洋から大西洋に繋がっているのだから、目黒川の水がリスボンのテージョ川まで流れていくことだってあるのだ。だったら五反田駅を発車するJRが鉄路で長崎まで走り、将来フェリーか海底トンネルで朝鮮半島に渡り、ユーラシア大陸を横断してポルトガルまで行くことだってあるかも知れないじゃないか?これはそんな馬鹿なことを夢想する初期高齢者の徒然なる日記。
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