五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2014・3・6

2014-03-24 21:26:33 | 日記
先日美人デザイナーのSに会った時に、キンタドコレイオとヴァスコダガマの二本のポルトガルの白ワインを渡して、君の部屋でどっちが美味しいかテイスティング会をしようなんて下心見え見えの誘いをして、今日がその日だったのだけど、当然の如くSはお友達も何人か呼んだからとメールしてきたのて、そうなると風邪気味のこっちとしては、無理して出かける意欲も元気もなく、どっちが美味しかったか教えてくれと返信するズルい奴。それに結果は既に分かっていた。この二つを比べたらキンタドコレイオの方が断然俺の好みなのだ。それなのに‥‥こんな姑息な手段を用いようとするなんて、つくづく自分が嫌になるけど、離婚して二年、いや結婚した六年前から一度も女性を口説いていない(つまり浮気してない)のだから、口説くテクニックが下手になっても当然だろう。だからって現役引退と云う訳にはいかない。どんなにみっともなくても生涯現役で貫いてやる、と決意を新たにしなくてもいいのに。因みにキンタドコレイオはポルトガルのダン地方のワインで、世界放浪の果てにポルトガルのサンタクルズに住み着いた火宅の人、壇一雄が自分と同じ名前(ダン)だと好んで飲んだとか。ふと三年前に行った真冬のサンタクルズの海岸がとても宗教的な雰囲気を持っていたことを思い出す。
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2014・3・23

2014-03-24 19:26:16 | 日記
買い物してお昼に事務所へ行ったら、アメリカから一時帰国して数日後には仕事でまた日本を離れる予定になっている妹が一人で床掃除をしているのに出くわしてびっくりする。何でもパーティの時に床の汚れが気になったとか。うーん、とりあえず感謝。でも、忙しいのにそこまでやらなくてもいいのにとこっちが思ってしまう潔癖症ぶりにちょっと不安を覚える。その後、母も呼んで三人で食事をしている最中も床を動き廻るお掃除ロボットの働きぶりを誉めたり貶したりで、料理は彼女の視界から外れているようだ。まぁ、確かにその時の献立は、アボガドと冷や奴の明太子胡麻油ドレッシングの他は、今日も一昨日のパーティで残った稲荷寿司ウ温めてから細切れ?にして、そこに茗荷と塩昆布を刻んだのを混ぜ合わせた混ぜご飯に、同じく残ったゆで卵と長ねぎの味噌汁だから料理と言えるとどうか。でも、掃除ロポットよりは料理お兄さんに目を向けろよといじける。午後は女友達のIが電話で頼んでおいた白いシャツを買ってきてくれる。先日は夜景だったけと、事務所から見る昼間の景色もなかなかいいとビールを何杯も飲んでいく。八時近くにIが帰った後、まだ解いてなかった引っ越し荷物があったので2時間ほど悪戦苦闘した後、今日も痛風の発作がひどくなったのと持ち帰り荷物が多かったのでタクシー帰宅。そう言えばTとS夫婦は今日リスボンに旅立った筈。二人がポル仲(ポルトガル好きの仲間)になって帰って来るのが楽しみ。
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2014・3・22

2014-03-24 00:58:58 | 日記
新しく事務所がオープンした一日目。「訪問者」は午後に歯科医夫人のIさん、夜にアポなしでCMプロデューサーのRさんと脚本家のMさんの合わせて三人だけ。でも、三人とは「少数精鋭」で濃密にお喋りをすることが出来た。その替わり、タイミングが合わずに同じビルの中にいるのに母とは会わす終い。ちょっと変な気持。おまけに今日の食事は、昨日のパーティで残ったピザと稲荷寿司の残飯整理をしなくちゃならなくて、こっちはかなり嫌な気持。昨日発症した太股の痛風発作が今日も続いていたこともあってタクシーで帰宅。昨日からの疲れもあってベッドへ直行。週刊誌を一頁も読むことが出来ずご就寝。
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2014・3・21

2014-03-24 00:09:26 | 日記
自然と7時に目が覚める。今日は新しい事務所のプレオープニングパーティ。朝風呂にゆっくり入って「身を清めて」準備の為に8時半に部屋を出て天現寺へ。去年の11月に前の事務所をクローズしたものの、資金難や経営感覚の違いから共同経営者と袂を分かったりして、一時は断念しかかったが、明日漸くオープンの運びとなった。まずは安堵。事務所で近所に住む母を呼んで、おにぎりとゆで卵、豆腐の味噌汁で腹拵えをして、昨日から懸案になっていたトイレ問題を解決する為に、ドアの傍らに花屋の店頭に見かけ出した枝付きのバラを置いて便器を隠すべく、白金から広尾の花屋を歩き廻る。幸い最適な枝付きのバラの木がそんなに高くなく売っていたので即購入してこの問題はあっけなく解決。フードはゆで卵を30個茹でて、後はピザと稲荷寿司をデリバリーして貰って予定通り3時にオープン。俳優事務所代表で昔からの友人であるBさんを皮切りに11時までに合計30人ほど。中に若手個性派俳優のT君と若手女優ナンバーワンのSちゃん夫婦の幸せに満ちた顔。それもその筈、まだ新婚ホヤホヤなのに二人とも忙しくて新婚旅行に行く時間が取れなかったのだけど、漸く二人のスケジュール調整がついて、明々後日からポルトガルへ18日間の旅に出かけるのだ。まだ25才前後なのに新婚旅行にポルトガルを選ぶなんて二人のセンスのよさに驚く。いや、それより本当に人間的に素敵な二人なのだ。心の底から二人に幸あれと祈る‥‥同時にポルトガルに18日間も行く二人を妬んだりして。まぁ、せいぜいリスボンで28番線をグルグル廻っていろ。あれは幸せが似合う路面電車だ。それからバイロアルトのカフェブラジリアの前に座っているペソアの銅像によろしく。パーティ終了後、Hと二次会で五反田の広州市場へ。ここはリスボンじゃないけど、いつも異国の匂いがする。
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