五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2019・4・8

2019-04-09 08:59:03 | 日記
粗大ゴミ置場に若い男が老人を車椅子に乗せてやって来る、と云う設定が当たり前すぎて嫌だったが、ふと反対にしてみたらどうなんだろ?と散歩中に思いついたもんだから、老人が若い男を車椅子に乗せてやって来ると云う絵柄をイメージしたら、それはドンピシャ。何故それを今ここに記すからというと、後で書き出した時に迷わない様にするためで、71歳はあれこれ迷うお年頃なのだ。ついでにその後の展開。老人は若い男を車椅子に乗せたまま立ち去ってしまう。ひょっとすると戻ってこないのではないかと疑う若い男。うば捨て山の反対だ。この展開も捨てたくない。こうして今日一日「待ってる。~粗大ゴミ置場に愛は捨ててあるか?~」の設定をあれこれ考え続ける。そしてこのことは自分でも意識していることなんだけど、『待ってる。』と云うタイトルをつけた段階で、それは絶対ベケットを意識している訳で、だからと云ってゴドーを翻案するつもりはないから、出来るだけ「模倣」しない様にもう一度エストラゴンとヴラジーミルのやりとりを読み返してみる。でも結局は似て非なるベケットしまうのかと思うと怖くなる。5時に老老ディナー。メニューは春キャベツをオリーブオイルで焦げ目をつけ、ニンニクと唐辛子と炒めて、そこに前に炒めておいた豚肉を戻したペペロンチーノ風豚肉キャベツ。それに、アオサと茗荷のポン酢和え、きゅうりの浅漬け、天カスとネギの味噌汁。因みに老老ブレックファーストはやりいかと新じゃがの煮つけ、納豆WITHかいわれ、海苔、茄子の浅漬け、揚げの味噌汁と云ったメニューだった。食後「鶴瓶の家族に乾杯~徳島小松島市 阿部サダヲ篇~」、続いてNHKオンデマンドで「世界ふれあい街歩き~ファド響く坂の街リスボン~」を観る。そうだよ。こうして見ると改めてリスボンは坂ばかりの街だと思い知らされる。この夏、本当に母をつれてこの街に行くことが出来るのか?かなり怪しく思って来る。★テアトロジャージャン第16回公演は7月10日(水)~7月15日(月・祝)で「待ってる。~粗大ゴミ置き場に愛は捨ててあるか~」(作演出・桃井章/出演・桑原なお、荒木真樹彦・岸本敏伸・茂木英治)を予定しております。お問い合わせは090ー9964ー2231まで ご期待下さい。
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