五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2019・4・1

2019-04-02 11:44:44 | 日記
今日から四月ということで、一カ月後に行われる即位の礼に合わせて変更される年号が発表されるとかで、朝からテレビは大騒ぎしている。でも、天の邪鬼の上に、天皇制主義者でもない私は、以前から平成と云う年号にも興味がなく、可能な限り西暦を使ってきたので、今日の発表にも無関心だ。そんなことより老老ブレックファーストのメニュー(ヒラメの干物、納豆WITHカイワレ、海苔、かぶの漬け物、まいたけの味噌汁)や、今日から始まる朝ドラ「なつぞら」(脚本・大森寿美男)の方が気になる。広瀬すずは魅力的だし、その子供時代を演じる子役も子役らしくなくていい。これからの展開が楽しみだ。食後、先日終わった芝居の出演者たちの支払いをする為に銀行へ。ついでにいつもの様にドイツ大使館から青木坂を経由してフランス大使館へ。明治通りに出てから業者向け食品販売店に寄ってから北里通りへ。その間ずっと」次回公演「粗大ゴミ置き場に愛は捨ててあるか」のプロットを考え続ける。。というか絵がどんどん浮かんでくる。目の前に海岸があるのだろう。ここは潮騒が聞こえて来る粗大ゴミ置き場だ。そこに捨てられた草臥れたソファに主人公の女が座ってぼんやり海を見ている。そこに男が壊れたラジオを捨てに来る。どうやら男は不法投棄の常連のようで、ソファも男が捨てたらしい。そこへ車椅子に老人を乗せた若者が来る。介護老人を散歩させていると云う若者はひょっとして老人を捨てにきたのか?そうしている間に男が捨てたラジオから音楽が聞こえてきたりして。その音楽が男老人の作曲した曲だったりして。因みにこのタイトルもこの散歩中に浮かんだものだ。そんなことだからいつものK豆腐店に立ち寄った時に女将さんが「令和ですってね」と言われるまで、散歩している間に新しい年号の発表があったことをすっかり忘れていた。帰宅後、疲れて仮眠。起きてから散歩中に考えていたことをパソコンに記録してから老老ディナーの為に肉じゃがを作る。豆腐は買った時に冷や奴を食べるつもりだったのが、肌寒くなってきたので湯豆腐に変更。それだけだと少し淋しいので味噌汁はわたり蟹にする。ダシが出てとても美味しかったけど、かに好きの母が殆ど実のないわたり蟹の足を味噌汁の中から救い出してほじりだしたもんだから、そんなことしても無駄だからと注意すると、勿体ないでしょ?余計なこといわないでと30分以上もほじり続ける。今度から蟹を味噌汁にいれるのはやめよう。いくら大好物でも味噌汁で手を汚しながら蟹を貪る母の姿はちょっと鬼気せまる光景だった。お店は8時過ぎに映画プロデューサーのKさん。それとしばらくしてCHさんとご主人のKさんが芝居で使ったK家の自転車を引き取りに来てくれて、カウンターで合流してしばし雑談。その間に焼酎のお湯割りを飲み続けた私もかなり酩酊し、そんな夜が暮れていく。★テアトロジャージャン第15回公演「緑のサイクリング」は無事千秋楽を迎えることが出来ました。本当に有り難うございました。尚、第16回公演は7月10日(水)~7月15日(月・祝)で「粗大ゴミ置き場に愛は捨ててあるか」(作演出・桃井章/出演・桑原なお他)を予定しております。詳細は後日。ご期待下さい。
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