相変わらず、頑丈なコルセットを付け、汗のために一日に何回か
着替えながら 暮らしています
でも、病的に痛かった膝や足首はだいぶ楽になり
低い位置の物も 工夫して自分で取れるようになりました
手首は 分厚い皮の時計バンドをしているような違和感があったのですが
10日前、2週間前、と比べたら 右手に近い細さに近づいて、違和感も少しずつ減ってきています
のんびりペースでピアノのレッスンをしていますが
本当は こんな筈ではなく 9月の連休に大きなホールで発表会でした
そのためのリハーサル会場も3週前に押さえていたのです
ほとんどの生徒さんの選曲をしていない時期に入院してしまい、
レッスンも7週以上休みましたので 発表会は出来なくなってしまいました
でもせっかく予約した大きな音楽専用のホール、ピアノはスタインウエイ、
なので、規模を縮小して 生徒さんとご家族だけの 小さな発表会を
することにしました
ただ、その場を借りるだけ 大きなホールで 一生に1回か2回しか弾けない外国のピアノを
弾いてもらおうと思います
夏休みに入って 練習を始めた曲や 事前に発表会用に練習を始めていた曲を
出来るだけ仕上げて 出来るだけ暗譜で弾きましょう
7人くらいでグループを作り リハーサルは無し
自分で決めた曲を 一回ずつ弾いて 一巡したら
もう一度 同じように 同じ曲を弾いて 一巡する ダブルヘッダー(とは言わないかしら?)
という形にしようと思っています
いつも 「音符のたま」以外の大切なこと にも
心を向けて ピアノを弾いてほしいなあ、と思ってレッスンしています
難しい言葉でいうと 「アーティキュレーション」です
『同じお母さんでも お化粧してないすっぴんのおかあさん』と
『お出かけするので メイクしてるおかあさん』では 別人ベツジン!の
ように見えるでしょ!?
音符だって、スタッカートの付いてる「ドレミ」と スラーやテヌートでメイクした
「ドレミ」はベツジンなんだよ
と話したら「クスっ」と笑って 理解できたみたいです
暑くなる前の 緑のきれいな季節です
毎日のちょっとした気温で 花の咲き方が 毎日変わって
びっくりします(写真は 一週間前 山手 )
大人も子供も それぞれ色々な気質、性格ですから
レッスンでの反応もそれぞれ
ちょっと一言 二言の 注意が なかなか直せなくて・・
イライラしちゃう子
どんどん弾いているピアノの音が乱暴に
そうなったら、よけいに 弾けなくなる悪循環なので
「ちょっと弾くのやめよーか?」
テーブルに戻って・・・
(可愛い 好きなもののお絵かきでもする?)と
言おうかな、と思ったけれど、、、あ、そうだ
この子が好きなのは お絵かきよりも。。
「今日の分のシール、好きなを選んで貼ったら?」
いつもより バーゲン枚数?!で シール貼りして
ピアノに戻ったら すこーしは おだやかになったかな?
シールを置いておくのも、やめようかなーーと思うことも
あるのですが、こういう時は役に立つ、と思えたのでしたww
NHKBSで 時々
駅ピアノ、空港ピアノという番組を
やっているのを知っていますか?
海外の駅や空港に置かれたピアノ(電子ピアノなんじゃなくて、「ピアノ」
グランドピアノの場合も!)、旅の途中の人が 自由に弾いていきます
勿論、放送して楽しそうなもの、印象に残る人だけを
放送しているわけで、通りすがりの誰もが誰もがピアノを
弾けるわけでもないし。。。
身近な場所にそんな風にピアノが置いてあったら、
(楽譜もないわけで)
その場所でピアノを弾いてみたり出来るかな?
「子どものころ、大好きだった曲よ」とか
「この曲は私のオリジナルよ」
などと言いながら 短い曲をどこにいても弾けたら
単純にカッコいいよねーーー
生徒のみんなは どうでしょう?
お教室に自由に弾いて良い電子ピアノがあったら?
もっと気楽に考えて お友達の前、家族の前でピアノを
弾いてね!と思って 冬休みに レッスンの前後の子同士で
「弾き合い会 と 音楽ゲームのプチグループレッスン」をしました
冬休みの変則的なレッスンスケジュールだったので、
普段出会わない 小学高学年と中学生
学年が 2年離れた小学生同士
2.3か月弾き続けていた 「冬休みのテーマソング」を
弾き合いっこして、カルタやったり、インスタント連弾して
バイバイしました
はやりのアニメのテーマや、挿入曲を弾きたい小学生
たくさんいます
だから、ノルマをきめて「これこれが合格したらね」と言う事でーー
練習をはじめたら 思ったより うんと難しいじゃん!
意気が折れそうになっているので
「自分で 読んで書くなら ドレミをふっていいから、
少しでも楽に弾けるように 工夫してみよう」
と 言って練習しているけれど、ほとんど耳コピで弾いているのかな?
先生としては ちょっと「これでいいのかなあ??」と思ってしまうので
弾くこととは 切り離して 机の上に楽譜を広げて
その曲を ドレミでたくさん口ずさんでもらうことがあります
そんな事を繰り返し、なんとか 少しサマになってきて。。。
帰り際に バッグに楽譜やなんかをしまいながら。。。
その曲をドレミで歌い始めました(もちろん そら・暗記で)
ド、ドシラソソ ソ、ミファソソソ・・・・・あらあら 歌えること!
ソ・ファファファファ・ミミドド・ドドソラ?!
結局 1コーラス最後までドレミで歌って帰りました
おうちで 耳コピで勝手に遊び弾きしてる子よりは
ずっとたくさん お勉強できたね
むらさきバーナム を使っていると、↑ こういう 「晴れ」(長調)と
「くもり」(短調)の 練習があります。
オレンジバーナムに進むと
「晴れ」と「くもり」が 1つの曲になっています
いま、むらさきバーナムで これをやっている子に
「オレンジバーナムになると、晴れの曲とくもりの曲が
合体・がったい して一つになってるんだよ」と話たら
「へえ~~、じゃあ こんなだね」と ↓ 弾き始めましたー
まさに、こっちの方が 合体してるね。
子どもの目のつけどころは すごいわ^^
ピアノのお稽古のために 作られた曲には
意図的に
似てるけれど ちょっと違うフレーズが繰り返されます
でも、早合点ちゃんや 早合点くんは
ていねいに 最後まで 楽譜を見ないので
ひっかけ問題に 見事にひっかかります ww
ひっかけ問題に出会ったら
「ひっかけ問題に ひっかかったよ~~~」と言って
楽譜に書きこみ
注意をうながしていたら
ひっかけ問題に出会うと
「せんせい、がくふに ひっかけ って書いてね!」だって!!
少しずつ楽譜を最後まで 丁寧に読んでくれるかな
上の2つの画像は 初歩のピアノの教本なのですが、
黒く塗りつぶされた箇所、同じく修正ペンで塗りつぶされた箇所があります
数年前、読譜が極端に苦手な小学生の ★子ちゃんが
「音符のそばの字がイヤだ」(文字が邪魔でますます楽譜が読めない)というような意味のことを
言ったので、音符だけに集中できるように 短いメロディに添えられた歌詞を全部消してあげました
子供向きの導入の教本は ほとんどが ことばが一緒に書かれているので、
毎回、彼女にとっては目障りな歌詞を消してあげていました
100人いれば 100通りの個性があるので、得手不得手も100通り
〇ちゃんにとってはなんの苦労もなく読めてしまう楽譜も
10年がかりで、ようやく「少し音符読めるようになったね!!」という
ケースもあります
目に見える情報を処理するのが苦手な★子ちゃんです
★子ちゃんの目には 「線の音符」も「間の音符」も
どれも同じ球の羅列にしか見えないのかもしれません
話は変わって
↓は 夏休みに 3人ずつのグループレッスンをした時のこと
音楽のことばの カルタをやるのが恒例ですが、、、、
初めて カルタをする子もいるので
小学低学年までは 音楽の記号やことばの「名前や読み方」を書いてある
フダで遊びます
高学年でも 久しぶりだったり、読み方に自信がない時は
ふり仮名付きでドンドン読んでから「本気の勝負」をします。
そこで、またまた グループレッスンの時、衝撃の告白
「ふり仮名のふってあるカード」は
「ふり仮名がじゃまで カードの文字が読めない」と言う告白
しかも 2人の生徒が同じような告白
やはり目から得た情報を処理するのがちょっと苦手なんですね
楽譜を読むのもちょっと苦手な子たちでした
それが悪い、という事ではなく
100人いたら、100通りの得手不得手
どの子にも 得意な事があり 苦手な事もある
その100通りの得手不得手を いかしてあげるのが 先生の仕事だな