日本語初級クラスを始める時、先生によって教え方は様々だけど、私は「教室用語」を教えます。
始めましょう、起立、礼、着席、書いてください、言ってください、聞いてください、見てください etc
で、勘のいい生徒は、平仮名練習中に、自分のノートをチェックしてもらいたい時、「センセ、ミテクダサイ!」と自主的に言い始める。
それにつられて、他の生徒も言い始める。
勘のいい生徒がいない場合は、生徒に促して「センセ、ミテクダサイ」と言わせてからノートをチェックして丸をつける。
トンガの時も、学生は自分のノートをチェックしてもらいたいから、「私のノートを見て」主張は すさまじかったが、インドも同じ。
平仮名の あ を教えて 書かせる。 五回以上書けと言う。
数分後、誰かが「センセ(「先生」と言おうとしている)! ミテクダサイ!」と言う。
どんどん 増えていく。
教室中が、「センセ!ミテクダサイ!」コール。
う、うるさい。
しまいにゃ、あたしがなかなかチェックしに来ないもんだから
センセ ミテクダサイ 連発。
「センセ、ミテクダサイ、センセ? センセ?センセ?
ミテクダサイ、センセ、ミテクダサイ、センサイ センサイ!!!」
センサイッ!?
混ざっちゃった!?
センセとミテクダサイ 言い過ぎて 混ざっちゃった!?
落ち着け!落ちつくのだ。思春期ボーイズ!!
ノートチェックしてもらえなくても 明日はくるぞ。
あと、私は とても上手に平仮名を書いた生徒には「花丸」をつけてあげるんだけど、その時に
学生「センセ、 What’s the meaning of this mark?」
私 「This mark means very very very very very good!」というと
学生 「オオオオオオオオオオオオオオ!!」と 拍手。
何に対して? 花丸をもらった自分に感動したのか?
その後、花丸ブームが到来し、
ちょっと マセて、斜に構えてる感じの今風の学生が、私がノートチェックしてるときに、「センセ、Please write that flower」と ぼそっと花丸を要求するほどまで 花丸は大人気だ。
別の生徒は、花丸に感動したことがきっかけで、この「花丸」のような日本の文化をもっと教えてくれとまで言ってきた。
花丸も そこまで崇められて 本望でしょうよ。
あと、練習問題を解かせて、答えがほとんど間違っている生徒が、それでも「花丸を書いてくれ」と必死になっている姿は 胸きゅんだ。
困ったもんだぜ・・・。
たぶん、カメラを向けたら、
アジャンターの中学生と同じ反応だよ。
今度試してみて!(命がけだけど)
いや~、かわいいね!
ほほえましい授業風景だね。
がんばれ、センサイ!!
ホントよね~ 海外の子達は、ノートを見てもらって褒めてもらうだけで むちゃくちゃ幸せそうな顔するのにねえ。
日本の子は ノート見て欲しがらないのかあ。
その違いはどこから生まれてくるのかなあ。
同じ子供なのにねえ。。。
てか、うちの生徒 大学生なんだけどねえ(笑)
>aya
まさに思春期真っ盛りだよ!(笑)
あのアジャンタカメラ事件は いろいろな場所で再び発生しております。変わらないね。
素敵 インド!
生徒は むちゃんこ かわいいよー ^^
>いく
微笑ましいよー
でも たまに キレてますけど(笑)
繊細じゃないセンサイは がんばります!!