before dawn

青年海外協力隊でトンガにて活動、インドの大学で教壇に立つなどしていましたが今は母国で働いています。笑うことが一番大事。

完成!!

2007-11-30 22:29:58 | トンガ 青年海外協力隊活動記
終わったー!
ここ4日間 寝ずに作業を続けたかいあったぜー!
この達成感! ああこの4日間 本当に いそがしかったけど
本当に 本当に たのしかったのだー

自分の日本語クラスの生徒じゃない生徒たちと 一緒に深夜まで作業をいsて
夜食を食べ 若い子達の恋愛話をひやかしたりして
本当に 楽しかったよー
さすがに深夜2時にもなると 学生をこのまま学校に残すわけにはいかず
うちに帰らせ(ちゃんとうちから迎えが来るよう手配しましたよー)
その後は レルとネシ(臨月に入った妊婦)の同僚二人と黙々と深夜4時まで作業作業の日々。
てか 妊婦 大丈夫なのか!?さすがトンガ。

最終日の今日なんて ほとんどの生徒は各自の担当は終わっているから コンピュータールームに来る必要ないのに みんなまだいるし。(現在 深夜2時)

同僚の一人は 枕もってきてたし(笑) まだ徹夜するきか?!

文集って 学生達の貴重な青春の一ページを形に残せるから すごく大事だと思う。もちろん 学生達と一緒に時間をわかちあった教師にとっても。

そしてこの二年間 私に幸せと喜びをくれた学生と教師に 少しでも恩返しがしたくて 思いついたことはいろいろやってきたけど
この文集作成もその一つ。
自分の持ちうる全てのパソコン技能を学生に伝えて、一緒に少しでも鮮やかな思い出が載っている文集を作りたかったのだよ。

これまで 彼らにもらったものに比べたら ここ4日間寝なかったのなんて
蟻の糞ほどの ちいーっぽっけなもんです。

ありがとう。 んで また楽しかったし!この4日間!

結局 また喜びを もらった4日間だったよ!
いい文集が出来てよかったよかった!
みんな おつかれー!

ああ青春

2007-11-28 22:02:25 | トンガ 青年海外協力隊活動記
ここ3日 毎日放課後 コンピュータールームに残って 深夜12:00まで
エウア高校の卒業文集を作成しています。
文集委員は 教師2人と 生徒6人。
おー 8人もいるんだったら 簡単に作れるだろう!と思うでしょ?
しかーし!
ちゃんと動くコンピューターが3台しかないっ!しかも すごく遅い!
ということで 毎晩毎晩 睡眠時間を削って みんなで文集作りに励んでいるわけです。
まあ 去年は締め切りまであと2日になってから 作成開始したので2日丸まる徹夜だったから 今年はまだよい。

でも 今年はさらに質の良いものを作ろうと 同僚の教師で親友のレルと 無駄に時間をかけて頑張っているのです!!


で、やっぱトンガだわーと思うのが、深夜になって生徒の親達が差し入れに来てくれるんだけど その差し入れが 

重い!!

深夜に フライドフィッシュ、芋、ブレッドフルーツ、ヌードル は 重いだろ!
どう考えても!

まあ 食べちゃうけど。

でもねー

この文集作成が 楽しいの。
去年も楽しかったけど 今年はもっと楽しいの。
みんなで 一緒に 必死になって 何かを作り上げる。
こういう状況って なかなかトンガでないのだ。
締め切りなんて言葉 トンガ人の辞書にないんじゃないかと思うくらい
みんな イージーゴーイングだからねえ。
あたしが 学校に提出するレポートの締め切りが間に合わないーと焦っていても
「きょうこがレポートを書き終わったときが 締め切りだよー」と言ってもらえる国ですもの。
だから 1年に一度 トンガ人と一緒に締め切りに追われて ひーひー言いながら徹夜するのは 楽しい。

んで みんなで 笑いながら 寝ぼけながら 一緒の空間で 過ごしている。
今は 当たり前のこの事実が あと一週間もしたら 無くなってしまう。

当たり前の日常が もう手の届かないところにいってしまう。

文集作成の 締め切りは 明日(あ もう今日だ)。
明後日の早朝のボートで 本島に原稿を送って印刷してもらうのだ。

何もかもが 最後。それでも その事実を 信じることができない。
そんな 深夜2時。

ねむーい(><)

だってね 実は ここ2日 「PEACE DAY」なるものを エウア高校で開催していたので、その準備にもおわれていて
朝から晩まで 本当に食事を取る暇もないくらい。
いやー でも昨日でPEACE DAYも終わった!これが 大 大 大 盛況だったのよ!
記憶がいい人は 一年前 このブログで私が「peace day を開催する!」と誓っていることを覚えているかもしれませんね。
そうです!
有言実行!がモットー な きょんちゃん!やりました!やりきりました!
すべて やりたいと思ったことやりつくしました!
泣きました!笑いました!
まあ PEACE DAY については また次回ね!

いやあー あたし 青春してるよー 

帰郷

2007-11-27 18:53:41 | トンガ 青年海外協力隊活動記
トンガに派遣されている日本語教師で構成される日本語部会開催、JICA関係者による送別会、帰国報告会、帰国準備等々のため
1週間ほど本島にあがっていました。

日頃授業以外で日本語を話す環境にいないため、数ヶ月ぶりのJICA仲間との再会はやはり楽しいです。
たいてい、数日間は ちゃんとした日本語を話すのに苦労しますが(トンガ語を日本語に訳して話したりするので 変な日本語がでたりしてしまう)
3日もすれば流暢に日本語がでてきます。

さて、今回の本島滞在は私自身の送別会も開催され、トンガに派遣されているJICAボランティアのほとんどが集まりました。
私の任期中、こんなにたくさんの日本人を一度に見たのは自分の歓迎会と送別会だけだったと思います。はい。

どんなに太っても どんなに黒くなっても 私はやはり日本人なので 日本語で交わされる他愛のない会話は そりゃあ 楽しいですし
JICA仲間と お酒を飲んだり(エウアじゃめったに飲む機会はない)するのだって楽しい。
でも、そんな日も 5日も続けば ホームシックにかかってしまうのです。

やっぱ エウアが恋しくなるのです。そして「はやく帰らねば」という焦燥感。
私の帰国日も差し迫っているため
エウア島のみんなも 私がいない間 きょうこシックにかかったようで
島のトンガ人たちから「さびしい」とか「いつ帰ってくるの?」という電話もあった(笑)

で、一週間後 島に帰ったら 「あああああああーーーーーやっぱ ここだあー
あたしの居場所はここだあああーー」 と 強烈に感じました。

本島で日本人と過ごした一週間もそりゃ楽しかったけど 2年の任期中の大半を離島エウアで過ごした私にとっては やはりエウアにいる時が 一番楽しい。

帰ったら さっそく島のみんなが「おそいよー!」「さびしかったよー!」と叫んでくる。

みんなで 夜までくだらない話をして 大笑いして。

今までの人生で こんなにも自分の居場所だと感じられる場所はなかったかもしれない。

今回 一週間本島に上がったのは 主に帰国準備のためだったのだけれど
同時に エウアのみんなも 私の帰国に対する心の準備をする機会になったようで
「きょうこがいない間 ほんっとにさみしかった」とか 「きょうこが本当に日本に帰ることを考えると かなしすぎる」と 同僚や友人、みんな どまじめに 話してくる。いっつもジョークしか行ってこない男の同僚も そんなこと言ってくる。

一週間ぶりに 学校に行って 教え子と目が合った瞬間、教え子の表情がパッと変わって すっごく嬉しそうに笑って駆け寄ってくる。
「どこ行ってたの!?」「もう日本に帰えちゃったのかと思った!」
・・・・本島に行くだけだっていったでしょーが・・・・

まあ とにかく こんなにも 誰かに必要とされ 愛情をもらえる場所は
今までの人生でなかった。

なので こんなに 辛い 別れも 今までなかった。

がんばれー 自分。
これは ゴールじゃなくて スタートなのだ。 そうなのだ。

写真は今年のエウア高校ALL STAFF