さて、インドおもしろネタは一休み。
今日は、「テレビ取材を受けた」話をすることにしました。
というか、今日 取材を受けました。
取材を受ける1分前まで、知らされていませんでした。
取材を受ける1分前まで、授業をしていました。
授業終了を知らせるベルが鳴ると同時に、ECE-B(クラス名)の学級委員長がクラスに飛び込んできた。
「センセ、Plz come to my class right now! You will have photo session with us!」
は?
なんで?
まあ、ECE-Bのクラスは、たった今終わったばかりのECE-C(クラス名)の教室の隣だから、学生にひっぱられるままに ついていくと、、、、、
テレビカメラ!!
マイク!!
そして、信じられないくらい気合の入っている学生達!!
いつもは 一つの机に2人くらい座って、最前列から最後列まで目一杯つかって据わっているのに、
今日はピシーーーーーーーッと座っている。
一つの机に4人も。
むちゃくちゃ前に詰めて座っている。そして皆、何故か前のめりになって座っている。
その ピシーーーーーッとした座り様は、異常だった。
そして 教室の入り口に立っていたAcademic coordinaterが 一言。
「Please teach something to the students in front of the camera.」
はい?
ちなーーーーーみに、
今、10分休み中なんですけど? 2時間授業が終わって、10分休んで、また2時間授業なんですけど?
休ませてくれないの?
一人ぽかーーんとしている私をよそに、スタッフはすばやくテレビカメラをスタンバイ。
学生も 気合が入る。
そう 彼らが前のめりに座っていた心理。→ 「すこしでもテレビに映りたい」
どうやら、大学紹介か何かで、この映像を使うらしい。テレビ放送もするかもしれないとのこと。
トンガで500人相手に 日本文化や日本の歌を紹介したり、
インドで毎日5,60人の学生を相手にしていると、
人間と言うものは こういう時、全く動じないようになるのです。
で、
言われたとおり いつものように絵カードをつかって 挨拶の確認をし、お手製の絵カードで文章を作らせ、それを黒板に書かせるという、いつも授業の最初10分でやっているWarming upの内容をやることにした。
私 「では、みてください、いってください」 (「おはようございます」の絵カードを見せる)
学生 「おおおはようございますっ!!!」
待って、待って。みんな、気合入りすぎだから。。。
私 (「こんにちは」の絵カードを見せる)
学生 「こんにちはーーーーーー!!!」
・・・・ 50人生徒がいて、まさか 50人全員が目立ちたがり屋とは、、、
挨拶のパートが終わって、絵カードを見せて文章を口頭で言わせて、
さあ 黒板に文章を書くくだり。
適当に生徒をさして、黒板に書かせる。
すると、
“わ た し は ”
目立ちたがりすぎて、いつもの10倍くらいの大きさで書き始めた。
“わ た し は がくせいです。”
そりゃそうだよ。そうなるよ。「す。」が書けなくなるよ。
“わ た し は せんせいではありません。”
気がつこうぜ。もっと早く気がつこうぜ。
かくして授業の映像を撮影するパートは終了。
そして、今度は学生数名がカメラの前で「日本語の授業」について語るという。
Academic coordinater 「Who is the best Japanese student in this class?」
ざざざーーーーーっ と 5,6人が手を挙げた。手を挙げながら 前に出てきた。
あっぱれ インド人。
もし日本だったら、誰も手を挙げないよ。
こういうとこ、尊敬するなあ。インド人。確かに手を挙げたこは 出来のいい子達。
出来のいい子達は、しっかり自分の能力をアピールする。
教師としては、やりやすいよね。こういう学生。
で、3人の学生が選ばれて
「コンニチワ! we are studying Japanese language here! We got Kyoko センセ and we are enjoying Japanese language」 みたいなことを さわやかな笑顔で言っている。
度胸あるね。つーか むしろ むちゃくちゃ嬉しそうやんけ。
たくましいわー 君達。
で、もちろん、私もカメラの前でコメントを言わなくてはならないらしく、
「Tell your experience here and what the use of studying Japanse languae .」
といわれた。
まあさ、トンガにいた時も、JICAのシニアボランティアの人が 隊員活動紹介番組なるものを作成してくれて、トンガ人のアナウンサー相手にあれこれ取材を受けたのよ。
ま、チョロいね。
あれ言って、これ言って、、、、、と考えていると、
あれ? ドキドキしてるんですけど?
緊張してますけど?
だってさー JICAの時はさ、日本人の企画だったからさ。
でも今回は インド人の企画ですから、やっぱ緊張しますよ。
あー お気に入りの黒いサリー着ててよかったー ちゃんとビンディつけててよかったー。
ピンマイクをつけられ マイクテストを受けている私に、学生が
「センセ!センセ?! You can sing a japanese song!」
あほかっ?!
お前達が あんなに爽やかに好青年ぶって 「Japanese language is .......」ともっともらしいこと語ってたのに、
その教師が のんきに歌歌ってどうする?
ということで、ここの大学の学生との授業の様子や 日本語を学ぶ利点(異国の文化を学ぶことで視野を広めることができる。 将来のビジネスに役立つ可能性がある。)ということを 言って 無難に終了。
すると学生全員 拍手喝采。
「センセー! イイデスネーーー!!!」
・・・・ ありがとよ。
こうして よくわからぬまま取材が終わったころには 次の授業が始まり、4時間ぶっつづけで授業をする羽目になりました。
チャンチャン。
おまけ 一番のお気に入り 黒いサリー
右の生徒は 日本人っぽい顔立ちをしていますが、北(ビハール州)出身の学生には日本人ぽい容姿の子が多いんです。ネパールとかチベット系なのかも。
おまけ2 思春期ボーイズと。
おまけ3 今日クラスに入ったら書いてあった。
「にご さん」・・・・・ って誰? 牧瀬理穂と結婚した人?
ああ 25 Mar ってことね。。。。
まだ教えてないから 間違えても仕方ない。
こうやって 自主的に 何かを書こうとしたり 文を作ろうとしたりすることは
本当にいいことです!
こういう時 私は 間違っていても ベタ誉めしちゃう。 親バカですから。
つーか 今日、改めて思ったけど、他のクラスの生徒と比べ、
私の生徒は 出来がいい!!
ふっふーーーーん 親バカですから。
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右から二人目の黒いサリーの方は北インドでみる顔立ちかしら(笑)。
元気~~!?!?
19-1も気がつけば帰国まであと3か月!?
早!!!
この前はハアパイののりちゃんと電話で喋ったよ!再来週にはちーぼーとみさも帰国だよ!楽しみ!みきちゃんも帰国したら絶対会おうね~!!
あ、きょんちゃん痩せすぎじゃん?
あと黒サリーセクスぃーじゃん
書き込み malo `aupito!! 私もその映像見たいーーー! あれ、結構いい記念になるよね!
ちなみに、かねごんの映像みたことある?あれは ひどいよ。隊員の活動紹介なのに、学生が画を書いている後ろでカネゴンが机に座って足をぶらぶらさせてる映像とか映ってるからね。ノムさん ナイス!!
そうかー もう19-1も帰国後を考える時期なのね、、、、 早いなあ。帰国したらね、まずは湯船に浸かって、2年分の垢を落とすと驚くほど白くなるよ!!
>まーくん
アッチャ。そうです。右から二人目の黒サリーは アッサム出身です!!
南の子の顔ってさ、ぽっちゃりしてて 愛嬌あって かわいーーーんだよねーーー!
>ごん
でたっ!!お得意の他人のブログのコメント欄で、会話!!
そうなの。私 痩せすぎなの。宮沢りえなの。
い~な~ 私も帰国隊員と会いたいーー!
最近さ、インドの契約終わったらモンゴルで働こうかなって思ってるよ。
遊びにきてね。PNG人にもモテたかねこさんですから、きっとモンゴル人にもモテモテですよ。