最近は帰国が迫ってきたから、イベントラッシュなのだ。
ラディカ先生のうちに泊まって、 ヘムのうちに泊まって、翌日は スリさんちにランチに招かれた。
ラディカ先生とヘムは大学の同僚(どちらも英語の先生)だけど、スリさんとは、会社の上司。
スリさんちには 以前 お邪魔したことがある。 → その時の様子はこちら と こちら。
最近イベント続き&引継ぎ書類作成に追われる毎日で 疲れがとれなくて またもや 予定してた時間よりおそく起床。まあ つまり 寝坊。。。
私の家から、スリさんのうちまではバスを乗り継いで約3時間半。
日本で、3時間半もバスに乗ってどこかに行くなんて、小旅行のようですが、
インドにいると 3時間半の乗車で向かう目的地は、たいして遠くないと思ってしまう。
なんせ、小旅行っつーのは バスの乗車時間10時間
旅行は 20時間。
それに比べりゃ 3時間半なんて あっちゅーま。
寝坊して予定より2時間遅れたが、すばらしきかな インド。 ノープロブレムだった!
今回のランチは こ ち
ら!!
ニンジンと サンバルライス、アッパラムとスナック!
もちろん食後には タイルライス(ヨーグルトライス)!!!
うまい! うまい! うまーーーーい!!!
あー なんで日本でもっと手軽にインドの家庭の味が楽しめないのか。
スパイスをいっぱい買って帰るしかないね。こりゃ。
気を遣ってスプーンを出してくれたのですが、スプーンでインド料理を食べるのは難しい。
少なくとも私にとって。。。
↓ がんばって スプーンでトライ!
食後は この前私があげた箸の使い方をみんなで勉強した。
↓娘二人は日本語を勉強しているので、興味津々!! しかも 妹のディヴィヤちゃんは 箸を使いこなせてた!若いっていいねー 脳みそ柔らかいんだよ。 習得が早い!
↓ ママのスジャータさん も お箸を練習中!
スジャータさんは優しくって明るくって素敵なお母さん。いるだけで その場に花が咲くような人。
↓インドの“高倉健” その名も “スリニバ サン” 箸を練習しながら、
「日本食には全て鰹ダシが入ってて 臭くて食えたもんじゃない(スリさんは ピュアベジタリアン)。」と 鰹ダシのきいたせんべいを ノンベジだとは気がつかず「うまい うまい」とボリボリ食べてた日のことを すっかり記憶から消しているスリ氏。
「お前ら 貸してみろ! ほんっと へたくそだなあ~ こんなのは簡単だ!」と家族のメンバーから箸をぶんどって使い始めてみたものの、、、、、
おーーーっつ スリさん?!全然 つかめてない!
しかも、もしかして 一番 下手?!
いやーーー 今日もやっぱり楽しかった。
そして この日はただランチを食べに行ったわけではない。
長女のラミャさんが このたび結婚することになったので、そのお祝いのご挨拶も兼ねておりました。
ラミャさんは この前会った時より、かわいくなってた
親が決めた相手だからすぐに恋愛感情は抱けないとはいえ、やっぱり将来の伴侶となる相手と顔合わせをした後は、気持ちに変化がでるのでしょうかねえ。
しかし、この結婚、急に決まったのです。
スリさんは 前から 「仕事よりも娘の婿探しに忙しい」と自他共に認めるほど、長女の婿探しに精を出していたんだけど、なかなかいい人がいなくて、それでもねばって探していたところ、
「この人なら・・・!」と思える人が見つかったそうで、でもその男性はスイスで働いているため、次にインドに一時帰国する時に 儀式関係を全部済ませようということになったみたいで、ドタバタ準備が進んでいる様子。
先々週、その花婿さんが一時帰国して 婚約の儀式?みたいなのを行ったらしく、その時の写真を見せてもらった。
伝統的な衣装に身を包み、幾分緊張しているラミャさんの隣には、笑顔の素敵な優しそうで賢そうな花婿が立っていた。
直感
この人は 花婿として最高の人だ!と思いました。
こんなに感じのいい人が花婿さんで、本当によかったねえ、ラミャさん!
私は 自分のことのように嬉しかった。
たくさんの写真を見ていると、空港で撮られた数枚の写真に目が留まった。
1 ピンク色のかわいいサリーを着て、空港の到着ゲートの前で 心細そうな顔をしているラミャさん。
2 到着ゲートで ラミャさんが花婿さんに 花束を渡している様子。
3 2の直後に撮られたのか、花束を受け取って 照れながらもニッコニッコの花婿さんの写真。
これって、、、、
もしかして、、、、、????
「そう、初めて花婿さんに会った瞬間の写真。」
それって、、、、、
すごいことだよね?! この写真、すごい写真だよね?!
だって 考えて見てください。
自分の妻や夫となる人と始めて会った瞬間の写真を持っている夫婦って、この世の中にどれくらいいるだろうか。
いいなあーーー って思いました。 素敵。
ちなみに 始めてあった日の2日後に婚約の儀を行って、その翌々日に花婿さんはスイスに戻ったらしい、、、、。
ラミャさんに、「おめでとうございます!とってもすてきな人ですね!私はとっても 嬉しいです!」と言うと、ラミャさんは照れたように笑いながらも、なんだか複雑な表情。
「だいじょうぶ?」と聞くと、「はい、、、、」と返事に力が無い。
お母さんと妹の話によると、やはり結婚したらインドを出てスイスに住むことを考えると 落ち込んでしまうんだとか、、、、。
そっかーーーーー、、、、、。
自分で選んだ相手じゃないということは、結婚後の生活も自分で思い描いていたものとは全然違うものになる可能性のほうが強いんだよね。
しかもさ、きっと まだ 花嫁、花婿 ふたりっきりで 話す時間もないし、
全てが未知で、不安でたまらないよなあ、、、、
がんばれ、ラミャさん。
大丈夫。この人なら、きっとあなたを幸せにしてくれるよ。