(2007年 年始)
ガイドブックなんかには 「海や砂浜の美しさは二ウアトプタプがトンガ1」と言った記述があるけれど、
でも正直、砂浜、海、雰囲気の良さは 遥かにババウの離島 BLUE LAGOONの方が上です。
でも BLUE LAGOON とは 全く別の、 ある意味 全く逆の 魅力があります。
首都トンガタプが好きな人や、TONGA語があまりできない人にとってはニウアトプタプはかなり退屈な場所かもしれないけど、私にとっては、いろいろな 思いがあって 本当に楽しくて、 最後の夜はちょうど満月なのもあって この地を去るのが寂しくて泣けてきました。
おそらく、ちょうど1年前、離島エウアに赴任した時の事と重なったからでしょう。
エウア赴任当初は、トンガ語もわからず、レストランもバーもないエウアでストレスを発散できず、
トンガ人の中で一人ぼっちで,周りに日本人もいなくて 孤独で 嫌な思いもいっぱいして 嫌がらせにもあって(エウアはムラ社会だから 新参者には冷たい) でも負けずに 一生懸命トンガ語勉強して トンガを受け入れようと諦めず頑張ったおかげで なんとか自分なりに生きる術を見出して1年過ごし、その成果をこの二ウアトプタプで感じることができたのかもしれないな。
今回二ウアトプタプでは、一年前に私がエウア島に赴任した時と同じ状況、つまり知り合いも、友人もいない島に飛び込んで一から人間関係を構築しなければならなかったわけです。
でも 一年前とは全く比べ物になら無いくらい自分が成長していることが 自分でも分かりました。
トンガ語はもちろん、トンガ流ジョークや トンガ流の礼儀 、 トンガ流の楽しみ方。
まあ 今回は旅行者だったわけだから、一年前とは気負いも違うけど それでも自分の成長を自分でも驚くほど感じました。
だから、本当にいい形で 一年を振り返ることができたし、TONGA大好きだって改めて思うことができた。
二ウアトプタプに知り合いのトンガ人はいなかったけど、カイポーラやら ファイカバやら 山登りやら 島内観光やら を毎日のように島民がかって出てくれ 本当にすばらしい8日間でした。
お土産に持って帰りなさいと ツペヌとタパをもらったりもして、本当にいい人たちばかりでした。