before dawn

青年海外協力隊でトンガにて活動、インドの大学で教壇に立つなどしていましたが今は母国で働いています。笑うことが一番大事。

トンガの教え子との感動の再会(二日目) その2

2009-09-30 02:06:15 | トンガ 青年海外協力隊活動記

次は 百円ショップへ!!

ダリーンさん、25歳。既婚者、子持ちでとてもしっかりしている。お金の計算も問題なく、スムーズに欲しいものをどんどん購入!!
対してピネ 18歳
100とか10とか書いてあるのにも関わらず、どれが100円玉か、10円玉かわからないコイン以上に、お札はもっとわからない ここに売っているものは 全部100円だよ!って教えても 
「100円?100円ってどれ?」という感じ(笑)

なので、ピネは慎重に選び、10点ほど購入。
レジでお会計をするときに、「100円のものが10個だから 1000円でしょ?それにtaxだから 1000円札と50円玉でいいんだよ。」と英語で説明すると 納得。
支払いを済ませた後、そこでやっと「100円は安い!100円ショップでは いっぱい物が買える!!」とわかったようで、

「キョコ! I need to buy some more ! Can I go again!!? と 焦っている(笑)
一度レジを出たら、もう入れないのかもって思ったみたい。
大丈夫だよ~、荷物持ってあげるから、好きなものを買いなさい。というと、ダッシュで売り場へ向かったピネ。

白いネクタイ7本 → 教会での出し物で男子が使うから。
リップ  → 女の子だもんねえ、、、
アクセサリー → 姉妹にあげるため 等
を購入。

100円ショップで ピネもダリーンさんも大満足!!予定より時間を費やしてしまったので、東京タワーをカットして新宿へ向かう。

新宿にて、トンガ協力隊OB どすこい隊員カネゴンと合流。
アヤ同様、カネゴンもピネとの面識がある。
ピネも、アヤといいカネゴンといい、トンガで以前会った人との再会だっただけに、
テンションも上がり、この日1日、リラックスして楽しめたみたい。

さ!次は いよいよぉ~ プリクラですよ!!
何故 プリクラか。
着付け、お茶、華道といった日本古来の文化は交流基金のプログラムでしっかり堪能しているので、それじゃあ 「今の若者文化」を一つ体験させてみようと思ったのです。
ゲームセンターに向かう道中、ピネとダリーンさんがいきなり慌てだした!!
「今、通り過ぎた人、私たちと一緒に訪日プログラムに参加している人だよ!!」
「彼女、今、1人で歩いてた! もしかしたら 道に迷ったのかも!!」

とのこと。じゃあ、追いかけて話しかけてみよう。 と言うと、ピネ猛ダッシュ!!

そして 「Are you alone? Are you OK?」とその人に 話しかけた。

その人はヴィカさんというロシア人の女の子で、道に迷ったのではなく、ただ1人で新宿を観光していただけだったのですが(笑)

“1人で東京を観光”  大冒険以上。危なすぎる。絶対迷う

という方程式のピネとダリーンさん(特にピネ)は、1人で歩いていたヴィカさんを非常に心配してしまったようだ。
そうね、トンガは女の子1人で どこかふらつくことってありえないもんね。

で、ヴィカさんに

「プリクラを知っていますか?」というと、「はい!!知っています!」
「撮ったことはありますか?」 というと 「いいえ、あの、まだです。」
「一緒に行きませんか?」 というと 「はい!是非!」と喜んでのってくれたので
ヴィカさんもいっしょにプリクラを撮ることになった。

いやぁ~っ プリクラはね~ ほんっとーーーーーーーに盛り上がったね!!
やっぱり 若いね!ピネも ダリーンさんも ヴィカちゃんも。こういうの やっぱり好きなのねーと微笑ましかった。

↓せっかくだから プリクラに落書きするのも体験。 外国人に混じりカネゴンもプリクラ操作に苦戦。 みんな キャハハ言いながら大はしゃぎ。 よかったねえ
 

で、撮ったのが これ。


ピネはプリクラの自分の顔を見て、「私 お人形さんみたい!!とトンガ語で言っていた。自分で言うな(笑)!!

ピネは他の誰よりテンションが上がっていた。楽しんでもらえてよかったわん

んで、その後は、、、、、、

牛角 へ!! そう 焼肉ですっ!

何故 焼肉か。それは これまた C~ぼ~が以前「トンガ人に焼肉食べさせたらきっと喜ぶと思うんだよね」と言っていたから。
いやあー 今回は C~ぼ~のアイデアをたくさん使わせていただきましたMalo!

牛角には ヴィカちゃんもいっしょに行きました。

↓ みんなで 「かんぱ~い!!」(注 : ピネは ジュースです)


↓ じゃ~ん
 
ピネも ダリーンさんも ヴィカちゃんも 焼肉は初めて!

トンガってね、魚より肉をたべるんですよ。
けど新鮮な肉って カイポーラ(祝宴)の時に出されるプアカ トゥヌ(豚の丸焼き)くらいかな。後は、鶏肉、牛肉もあるけど、牛なんかはなかなか食べられない。

新鮮な肉に代わって、家庭の食卓に並ぶのは 海外からの冷凍のお肉。
鶏肉(骨付きモモ肉)と安いラム肉。

とにかく、薄くスライスされた美味しいお肉って トンガにはないんです

豚も牛も、薄く切って食べてもおいしいんだよって知って欲しいなあ~ なんてトンガにいる時思ってた。つーか トンガにいるとき 自分がそれを食べたかった(笑)

さあ、焼肉を食べたピネのご感想は、、、、???


「おいしいです~っ!!おいしいです~っ!! 」
ご飯も一膳ペロリ(笑)  

よかったねぇ あたしも 嬉しいよぉ

みんなでワイワイ 楽しい時間は あっという間。
おいしいお肉も あっという間。


ヴィカちゃんは 日本語の先生を目指しているので、日本語のレベルはかなり高い。
「Her Japanese is great!」と ピネもヴィカちゃんのことを絶賛していたが、
同時に、ちょっとジェラシーだったみたい(笑)

「I will become Japanese teacher , too!!」と言って、食事中も 「やきにく」「ぎゅうかく」などをメモッていた(笑) かわいいなあ。

とはいえ、18歳のトンガ人。

プリクラを撮ったあたりから、テンションが上りっぱなしのピネ。
牛角に入った瞬間、店員さん(男)達に、
「Haue-----!!foilole eeeeeeeee!! (あらまあ! イケメン!)」 とか
「Ei!Tamasi`i!!‘Ofa atu!!(ヘイ、そこの人!好きよ)」とか 

そういうジョークが 止まらない。

きたね~ きたきた。 これぞ ト ン ガ!! 
トンガといったら やっぱり こういうトークなんだよねえ~
カペカペ(下ネタを含むスラング)とか 恋人トーク(妄想)。これが日常会話なのだ。

トンガ語で話せば 誰もわかんないも~ん と ピネが言うので、
「あなたは かっこいですね。すみません。冗談です。」という日本語を教えた。いつもは覚えの悪いトンガ人の生徒。しかし こういう時の記憶能力はすごい。
あっという間に覚えた。 ノートもかばんから出して書き取っていた。
そんなに 大事か? このセンテンス、、、

で、相当気に入ってたので、店員さんに事情を説明し2ショット写真を撮ってもらった。
  
↑ みよ!!このピネの笑顔!!この日一番の笑顔ではないかっ!!おお 若者よ、、、、

半分ふざけながらも、先生としては、日本で出会った日本人との写真を 一枚でも多く持っていて欲しいのです。

いつかこの写真を見て、
「ああ、そういえば あなたかっこいいですね。って言ったりして盛り上がったなあ。なんて 思い出してくれればいいな。なんて思うんだ。

こうして 焼肉を楽しんだ後、新宿駅でアヤとカネゴンと別れ、研修所及び宿泊所の国際交流基金へと向かいました。

しっかりもので 日本語レベルもかなり高いヴィカちゃんがいるとはいえ、やっぱり心配な私は、3人を交流基金まで送りました。
電車内で、地図と路線図を広げて、今自分がどこにいるのかちゃんとチェックしているヴィカちゃんを見て、
ピネに 「ピネさん、地図は?」と聞いてみた。
答えはもちろん、
「持ってない。」

そこで 聞いてみた。
「どうして?」
ピネの答え
「地図が 読めない。」

ぅっ

そうきたかっ
いやっ、そうだった!!エウアの人、地図読めなかった
だって 地図が必要の無いシンプルな島に住んでるもん。

いやあー でもさ 今日一日、ピネとダリーンさん(特にピネ)が 私たちからはぐれたら一巻の終わりだと思い、常に気を張っていたけれど、
その通りだったぁー 

地図持ってないし 路線図も。つーか 持ってても読めないし(笑)

よかったわ 迷子にならなくて。Thanks God. トンガ流に 神にお礼を言いました。

こうして3人を無事交流基金に送り届け、私も帰路に着きました。

本当に楽しい1日だった。
本当に楽しいくて、嬉しい1日だったんだよ。

ピネのおかげでね、私はこんなにも嬉しい気持ちになったんだよ。
ピネに伝わったかなあ。

そして この日 駆けつけてくれたアヤカネゴン
ピネは二人のこと覚えていたし、二人のお陰でどれだけリラックスできたことか。
本当に 本当に ありがとう!!Malo `aupito `aupito!!

そして この「トンガの教え子との感動の再会」ネタ、あともう一回続きます!
この翌日、私は 大阪の研修所に戻る彼女たちを見送りに行ったのです。

つづく


トンガの教え子との感動の再会(二日目) その1

2009-09-30 01:19:15 | トンガ 青年海外協力隊活動記

感動の再会1日目をアップした後、しばらく放置してしまった、、、
というのもさ、やっぱり、「すっごく感動したこと」って、その感動が強すぎて、文章なんかじゃ表せないって思っちゃうから、ついね、、、
そういやあ 自分がトンガにいた時も、一番頑張った活動(日本週間)とかはアップしなかったもんなあ。 いつかアップしようとは思ってるけども。

このブログは日記代わりだから アップしよう! 
いつものごとく、長文ゆえ、二日目は その1 その2 に分けて書きましたのでよろしく。

教え子と、感動の再会を果たした翌日
この日は、ピネ達、訪日プログラム参加者は終日フリー
私の家から彼らの研修所及び宿泊施設である場所へは、電車で一時間
前日、ピネとの再会を楽しみすぎて帰宅が遅くなったし、
帰宅してもピネに渡すお土産の準備とかで、ほとんど眠れず、、、

でもね、先生っつーのは、教え子のためなら なんだってできるのだ!
早朝、ローカル線を乗り継いで、ピネ達を迎えに行く。

研修所に着き、登場したピネを見て、あたしゃ また 驚いた。

 ↓ ど~ん!!!  


前日に引き続き、「The Tonga ~!!!」な服を着てきたピネ。
(チャイナ風のトンガンドレスです。トンガ人って、中国人のことあんま好きじゃないのに、こういうとこミーハーなんです、、、笑)

私はすかさずこう思った。
あっぱれ!! 我が子よ!!エウアっ子よ!!

  「Haue -----!! Ta'ahine Tonga eeeeeeeee!!  Ma`alahi  ho vala!!」
    (あらまあ!トンガンレイディー!!綺麗な服ねえ)
ピネ 「あー、、、ロイシさん、買いました。」
  「え? ロイシさんが、この服を買いましたか?エウアで?」
ピネ 「はい。
     Because I was going to Japan, so she asked a tailor and make
     this tongan clothes and gave it  to me!!」

  「あららぁ!よかったですねぇ!! 」

ピネ 「Tongan teacher and ロイシ said to me , 
    “Be proud of being Tongan . Wear Tongan clothes in overseas.
     because this is our culture.” This is very important.

                      

             トンガ、、、トンガ、、、、いい国だよ。
             改めて それがわかったよ。
             ピネ、そうだよ。それでいいんだよ。
             その気持ち ずっと大切にしてね。

(ちなみにロイシとは、エウア高校近くのファレコロア(商店)で働いてる人。私も知ってる人なのだ)

 前日、「もし、明日なにも予定の無いお友達(プログラム参加者)がいたら、その人も誘っていいよ。」って言っておいたので、
ピネは マーシャルアイランドのダリーンさんというお友達を誘っていた。

ダリーンさんも、青年海外協力隊の先生から日本語を習っているそうで、なんだか非常に 親近感を抱く。(^^)
というか、「日本語学習者」というだけで、やっぱり「先生」モードになって 初対面のダリーンさんにもあたたかい思いを抱いてしまう。
あと、「うちのピネと仲良くしてくれてありがとうねえ、、、という思いもある(笑)
完全に親の気持ち。

国際交流基金のこのプログラムは、非常に素晴しい。
観光、日本文化体験は、完璧に盛り込まれている。
東京観光も、築地、浅草、朝日新聞社、国会議事堂などなど、名所を網羅しているので、、、、

うーん、、、どこに 連れて行こう、、、、??ピネに希望を聞いても、「... わかりません You choose!」というので、数日間考えた結果

1しながわ水族館
2百円均一ショップ
3東京タワー
4プリクラ体験
5焼肉体験
6都庁で夜景体験


というプランにしました 

ということで、電車に乗ってしながわ水族館へ向かう。
これまで交流基金のプログラムでしか行動してこなかったビビリのピネとダリーンさん。(アジア圏やヨーロッパ圏の参加者はどんどん自力で出かけている)

電車に乗るのも初めて!!
切符を買わせるところから トライしてみた。
ダリーンさんは スムーズに購入!
ピネは、日本語うんぬんよりも、どれが100円玉で どれが10円玉かということがわからず 有り金全部 手のひらに並べて 私に見せた(笑)
どうやらお手上げのようだ。
って、待て待て待てぃ!もう少し頑張れ(笑)! 

「これは 100円ですよ。これは10円。」と説明して、なんとか購入!二人とも嬉しそう!!

んで、次は 自動改札機!!!
むっちゃ ナーバスな表情の二人。
ドキドキしながら 切符を入れて、立ち尽くす二人。 
「こっちに来てくださぁ~い!」と 先に改札の中に入った私が呼ぶと、ドキドキしたまま改札を通り抜け 「そこで、切符、とってくださぁ~い!」と、ジェスチャー付きで言うと、スムーズにできた!!

切符を買って、自動改札機を通る。 これも異文化体験の一つだよね。
すっごい楽しそうな二人(^^)

でも
ピネ 「キョコ、If I lose this ticket, what will happen??」
私  「うーん、 you have to buy another ticket, so keep it safely and don't lose it」
というと、すっげー深刻そうな顔をして、バックの中に仕舞い込んでいた。
カワユス でもバックの中、汚すぎだぜ、ピネ。切符、どこにあるかわからなくなるな、こりゃ、、、。

初電車も楽しみ、1時間かけて、しながわ水族館 到着!!

何故、水族館を選んだか。それは、トンガ協力隊OB C~ぼ~が、以前来日したトンガ人を水族館に連れて行ったら好評だったという話を聞いたので、行ってみました

ここ、しながわ水族館で、 私の大学時代の友人、アヤと合流。
アヤは 私がトンガにいる時に一度トンガまで来てくれて、私の授業まで参加してくれたのです。ありがとうねえ~ 


水族館に入ると、もう、大はしゃぎのピネとダリーンさん!!
入った瞬間 「うわあぁーーーーーーーーーー、、、、、、という驚きのため息が二人から漏れた。

トンガもマーシャルも、どちらも大洋州の島国。
いわゆる「南の島」からやってきた二人。
ちょっと泳げば綺麗なさんご礁と綺麗な熱帯の魚がいて、イルカもクジラも見れる。
でも、そういうのを楽しむのって 観光客のためのもの。
その地に住むピネやダリーンさんは、シュノーケルもやらないし、どんな魚が生息しているのかなんて 知らない。トンガなんて、Fakapikopiko(めんどくさがり)という国民性から、漁に出るのが面倒だという理由で漁師自体が少ない。
水族館なんて 当然無いし。 

日本よりも数百倍綺麗な海とともに生きているのに、海の生物のことをほとんどしらない。なんだか、不思議です。

でも そういうことも踏まえて、C~ぼ~の助言どおり、ここ水族館に連れてきてよかったなあと思いました。
 

↑熱帯魚コーナーの前でパチリ。 
 (これはトンガやマーシャルの海にいる魚だよ。って行っても 「え?!こんな綺麗な魚がいるの?」という反応だった。)


↑手を入れると小さな魚が 手の老廃物を食べてくれる。
 「キャーーーーッ(笑)」 と叫ぶ。 
 そう 箸が転げてもおかしい年頃。というか国民性。


↑ でっかいカニ!! ‘Ohovale!!


↑トンネル水槽。綺麗だねえー 大きいFonuもいたよ!
 これは日本人でも楽しい!!


↑アヤとダリーンさんとピネ。トンネル水槽にて。

 
↑ サメも 初めて見たよ~!! ダリーンさん、終始 カメラ小僧と化していた。
  ピネは水槽に自分が写っているのをみて 「Two ピネ!」とはしゃいでいた。
  子供かっ!?


ピネは、水族館で子供を見るたびに、「かわいいですぅ~と連発していた。
「日本kids  かわいいですぅ~  とぉてぇも、かわいい!!」と ずっと言っていたので、
「ピネさん、あの男の子、かわいいね。日本語で 話してください。」 と 言ってピネを男の子供のほうに連れて行った。

ピネは、ニッコニコしながら、
「こんにちは~!あー とても かわいいです!」と その男の子とお母さんに話しかけた! Good Job!!

すかさず、そのお母さんに、ピネがトンガからきた子で、日本の子供がかわいくって大好きなので ちょっと話したり写真を撮ってもいいですか?と 聞いてみると、そのお母さんは快く承諾してくれた。

ピネは、「アリガトゴザイマス!!! はじめまして。ピネです。トンガから来ました。」
と自己紹介をして、
お母さんの許可を得てから、子供を抱っこして 「かわいいです~と何度も言い、
Uma(キス)までしていた(笑)


いいなあ。って思った。 トンガは、子供が多い国だ。一家族、七人、八人の子供がいたりする。そして、子供を地域で育てている。
自分の子供じゃなくても抱きしめてキスをするし、自分の子供じゃなくても叱るし 躾ける。道端で、誰かの子供を、例え初対面であっても抱きしめてキスするのが当たり前の光景のトンガ。
そういう トンガン Way を、ピネの行動で思い出され、
日本で見るトンガンWayは こんなにもあたたかいのだなあと 感動しました。

水族館を 一通り観終わった後は館内のレストランでランチタイム!!
「お水をください」 「おねがいします」などの表現を覚えて 店員さんに使ってみたりとかなり日本語学習のモチベーションが上がっているよう(^^)うれしいなあ。

ピネは スパゲッティを頼んだんだけど、私が頼んだハヤシライスと アヤが頼んだドリアを食べて 「こ、これ、おいしいです~!!!!」と 感動していた。 あー かわいい

↓マンゴーパフェも 食べちゃった 

トンガの Vahevahe(なんでもみんなで分け合う)精神で、パフェすら半分残してダリーンさんにあげようとしていたのが、かわいかった。

ランチの後は、イルカショーーーー!!!
   
これも 楽しかったね~!! ピネとダリーンさんにとっては、イルカがこういう風に芸を見せるなんて初めて知ること。最初は相当驚いてました。


トンガの教え子との感動の再会 (1日目)

2009-09-13 00:16:56 | トンガ 青年海外協力隊活動記

はいっ!!
ということで、教え子と再会してきました!!!

では、例のごとく長い文章になるので、一日、一日を区切って書いてみます。

ピネ達、国際交流基金の学習者訪日プログラム(各国成績優秀者)に参加している学生は、大阪の交流基金を拠点として日本で二週間過ごします。
国際交流基金という財団法人は日本語教育の中枢で、毎年たくさんの訪日プログラムを実施しているので、スケジュールは本当にすばらしい。

特にピネが参加しているこのプログラムは 日本語の能力を高めることだけでなく 日本文化を学ぶことにも重点を置かれているので、日本文化体験は完璧に行われる。 最初の一週間は大阪で日本語を勉強したりして(大阪弁も勉強したりする)、それから旅行に出発し 京都 広島 東京を訪れ、また大阪にもどり、日本文化体験、ホームステイプログラムなど 充実した内容。

旅行で東京(滞在先は埼玉)に滞在するのは3日間のみ。うち1日は終日フリーデイ!

運命の神様のお陰か、インドから帰国し日本で未だ療養中の私は時間だけならあるので、勿論、ピネに会える日は全て会いに行った!

まず一日目の9月8日

この日、ピネ達 プログラム参加者は交流基金のスタッフの方同伴で、東京観光。
でっかい貸切バスに乗り、築地、浅草、朝日新聞社 を訪問し、夕方 滞在先の埼玉の国際交流基金に戻ってくるというので 私は夕方 交流基金に会いに行った。
とりあえずお土産にミスタードナッツを買って。

受付で 交流基金の担当者の人に挨拶をし、

「私は、以前、トンガでレアアエピネを受け持っていたものです。 ピネがお世話になっています。 彼女、どうでしょうか。元気でやってますでしょうか。 ご迷惑おかけしてませんか。」

と ドキドキしながら聞いてみる


「ああ、ファタイさん(ピネの苗字)ね!元気ですよ~! 
 でも トンガ、、、でしたっけ? 
 トンガという国では みんな全然歩かないから、こっちに来てプログラムで
 いろんなところに行くたびに 疲れた~ 足が痛い~ って言ってますよ(笑)
 彼女の話によると、トンガ人はいつも 寝るか食べるか横になるかしかして  
いないみたいですね(笑) のんびりしたいい国ですねえ」

ば、ばれた、、、、、!!!!

そうなんですよ~ トンガ人、ぜんっぜん歩かないから ちょっと歩いただけで弱音 吐くんですよ~、、、、 でも楽しんでプログラムに参加しているようなのでほっとする。

担当者の方にお礼を言って、受付の人に内線でピネを呼んでもらった。

待つ。

待つ。

待つ。

ドキドキ。


来た!!!

私 「ピネ~ッ!!!」

ピネ 「キオコ~ッ!!!」

ここが国際交流基金という格式高い(日本語教師にとって)場所ということも忘れ、
私は大声でピネの名前を呼び、ピネに駆け寄った!

そしてTongan way で きッつ~い きッつ~い ハグ!そして ウマ(キス)!!

嗚呼、こんな瞬間が私の人生でおきるなんて、、、、

嬉しくって、嬉しくって、ピネを ぎゅーーーーっと 抱きしめた。(>u<)

こんなにきつくトンガ人をハグしたのは、きっとエウアを去ったとき以来だろうな。
別れの時のハグ。再会の時のハグ。同じように相手を愛おしむから
同じくらいきつく抱きしめる。

偉いね。たくさん勉強したね。いろいろ不安だったでしょう?でもがんばってるね。
すごいね。

いろんな気持ちで一杯になった。

そして落ち着いてピネを良く見てみると、

トンガで流行の Tシャツ裏返し着用!!!
ズボンの上にツペヌ(トンガでは女性は足を見せてはいけない。長い巻スカート(ツペヌ)を着用するのが良しとされる)を巻きつけ、

上下 真っ赤というコーディネートで (トンガのラグビーチームの色は赤!国旗も赤なので、赤はトンガ人の好きな色である。)

しかもTシャツには(裏返しだが) でっかくTONGAのマークがっ、、、、、!!!


ずぇん ずぇん 垢抜けてない!!!!

見事な THE TONGA っぷり!!!

さすが 離島エウア の子!! 
さすがわが子!!!


見事なまでのトンガンスタイルに、私は 冗談抜きで感動した。

これって すっごいすばらしいことだと思った。

18歳といったら外国の(欧米の)文化に影響されて トンガの伝統的な服を嫌ったりする年頃。特に 日本という海外に出るときは、トンガの服ではなく、洋服を着たがる子が多いでしょう。
現に 同プログラム参加者のほかの国の子は 洋服で参加している子ばかり。

でも それは私の浅はかな考えでした。
トンガの子、特に ど田舎 エウア島の子は そんな あまっちょろくない。
トンガ人であること トンガの文化に 誇りを抱いてる。

ピネ、あんた、すごいよ。 先生、また あなたから学ばされたよ。

ピネの顔は ほんっとうに 向日葵のような 明るい笑顔でいっぱいだった。

その笑顔をみれば、彼女が この滞在を本当に楽しんでいることがよくよくわかった。

感動の再会を果たしたら、すぐに おしゃべりに突入!!!


っまあーーーーー ピネったら 喋る 喋る!!

最初は日本語で話していたが、

気が緩んだのか、気がついたら べらべらとすごい勢いで トンガ語が飛んでくる(笑)

ここは何処?? トンガ???

まあ、10代の子が1週間日本語の中で頑張ったんだから、今日くらいはいいか

と 私も ちょっとトンガ語で話し始めると、

キオコ!!トンガ語忘れすぎ!! と早速 怒られました

あのね、、、私も一応先生ですから、簡単な文章くらいは日本語で話させたいのよっ!!まあ、トンガ語忘れてるってのは事実ですがね、、、(笑)だってもう二年経ってるのよ~ トンガから帰ってきて でも 久々のトンガ語、やっぱり いいなあ。

しかも、このエウアのノリ!めっちゃ懐かしい!おバカネタトーク 爆発(笑)!
気がついたら2時間くらいおしゃべりをしていた。

ピネは機関銃のように、「あのね、こういうことがあってね、、、、!!!」
「こういうのを食べてね、、、、!!!」 「友達ができてね、、、、!!!」という日本での体験談を どわーーーーっと喋っていた。

それだけ たっくさんの刺激を受けているんだろうね。
だれかに話したくって 仕方ないんだね

そんなピネの話が聞けるなんて、幸せで 嬉しくて、教師冥利につきますよぅ。ポロリですよぅ

で、散々喋って 気がついたらすっかり夜になっていたので、

「ピネさん ばんごはんを食べに行きませんか。」というと、
「ちょっと待ってください!I will get my bag」と言うので、
お土産に持ってきたミスタードーナッツを渡して、
「これをへやに おいてきてくださいね。
 あとで、ともだちといっしょに食べてください。」とミスドの袋を持たせた。
「ありがとございます!!!!!」と大喜びしたピネは かばんを取りに、自分の部屋まで走っていった。ミスドの袋を抱えて。
で、部屋でバックをとって ミスドを部屋に置いて、ロビーに戻ってきたピネの顔をみると、
口の横にクリームがついてた、、、!!!
口もモゴモゴしていた、、、!!!

おぬし、さては、この数分の間に、急いでミスタードーナッツ食ってきたなっ?!
さすがだ トンガ人!

指摘すると、「はい~(^^)おいしいですぅ~♪ありがとございます!!」と上機嫌だった(笑)

で、ご飯を食べに外に出て、「何が食べたいですか?」と聞くと、 「ええっとー」と言い出したピネ。どうやら “ええっとー”を覚えたらしい(笑)

そうして ハンバーガーショップに入った。
(やっぱ比較的食べなれてるのが好きなのね

ハンバーガーショップでは ピネにオーダーさせてみる。

ピネ 「チーズバーガーのセット、、、、を、、、、ください」

店員 「お飲み物は?」

ピネ 「ミルク、、、を、、、ください」

ちょっと 手助けしたものの、なんとかオーダーできた。

すごいよおおおーーーーーーーっ 

「ピネさんっ!!!すごいですねえ!!!!」と言うと

めっちゃ 嬉しそうに照れ笑いしてた。

ハンバーガーを食べ始めた頃、ピネがいきなり、

「OH!! My shirts!!!」と言って 大笑いしだした。
そう、トンガンスタイルで 裏返しにTシャツを着たままハンバーガーショップまでやってきてしまったことに今気がついたのだった。

「Sai pe ~ (It's OK!) This is Tongan style!!と大笑いしていた。
そう、Tシャツを裏返しにすることも、何事も大笑いして恥も悲しみも笑い飛ばすのも、全部トンガスタイル。 
そうそう、いいんだよ、ピネ。トンガンスタイルでさ!!

ハンバーガーショップでも たくさんおしゃべりを楽んだ後、

ピネを交流基金まで送り届けた。

その道中、 「キオコ、After you send me to the institution, how will you go back to your home??」

というので、 「でんしゃで かえります」というと、

「alone??」というので、 「はい、そうです。」と返すと、



It's not good!!!」と 焦りだした。 
そうね、トンガでは 夜が更けてから 女性が1人で出歩くのはありえないことだもんね。

「It’s OK, I know Karate. I'm strong!!」と説明し、納得させた。

このことだけでなく、ピネはたくさんのカルチャーショックを受けているようだ。
でも それを 面白おかしく話しているので、こちらとしてはちょっと安心
トンガ人の持ち前の陽気さと、10代という若さだから、きっと「?」「!」と思うカルチャーショックも面白おかしく自分の中で受け止めているみたい。

たくましいな、ピネ 18歳。

そして

「おやすみなさい!また 明日!」と笑顔で別れ


こうして 幸せ1日目が終わったのでした。

Teu fakamatala ki he 2nd day apongipongi----   


トンガの教え子が日本にやってきた!!!

2009-09-04 22:32:22 | トンガ 青年海外協力隊活動記

「ひゃーくねーん さーきもー 愛をちーかーうよー
きみはー ぼーくのー すーべーてさあー」

はい、まだ 嵐を聞いている私です。
っかぁーっ 司ーーーっ
やっぱ 映画の主題歌が一番ええね。


      

今日は すっごい すっごい 嬉しいことがあった。
本当に 嬉しいことだった。



私は 以前、青年海外協力隊の日本語教師と隊員として
トンガという国で二年間活動していました。

赴任先は トンガの離島、エウア
人口5000人の島にある 唯一の公立中等機関エウア高校で
日本語を教えていました。

その時の教え子の1人
レアアエピネがっ

(左から二番目の子)


なんとっ

国際交流基金の 日本語学習者研修(各国成績優秀者)プログラム

今っ!

日本にっ!

来ていますっ!





すごいっ すごいっ!! 本当に すごいっ!!

このプログラムに参加するには、
トンガ国内で一番の成績を取らないといけないのです。

私の派遣されていたエウア高校という学校は

「どうせ エウア高校の生徒でしょー」
と よく言われてしまうほど、
どんなテストでも いつも他の高校に負けてしまうような
まあ
のんびりとした学校でした。

他教科の先生も いつも
「エウア人はみんな アンガアンガノアだからね~」と言って
のーんびり 授業をしていました。

アンガアンガノア = EASYGOING = 何事も気にしない

まあ そこがエウアの人達の良さでもあるんだけど

でも 私は テストを受ける前から
「まあ きっとエウア島の学生だから あんまいい結果はでないでしょう」
「離島の学校には 大したチャンスなんてないのよ」

(確かに だいたいが本島の学校が優先になってしまう)

と先生達及び学生自身も決め付けていることがなんだか嫌で、

“努力したら 絶対結果はついてくる! エウアの子だってやればできる!”
ということを 学生達に知ってもらいたくて
学生達に 努力することの大切さ 教えることを 活動の目標にしたものです。

そして 活動の最後に、
自分の学生達が試験で高得点をとってくれ
中にはトンガ国内で一位になった子もいて
その時の彼女の顔は忘れられません。
(あ、このことは 前にブログで書いたね。→ サクラサク at トンガ


ということで

今回 教え子がトンガ国内で一番いい成績をとって 
訪日プログラムに参加できたということは

快挙 

です。


それもこれも
私の後任の方の熱心な指導の賜物であり、
また
レアアエピネ本人の努力の成果そのものである。


よかったね。本当に 本当に よかったね。
偉いよ。よく がんばったね。

後任の方のすばらしい指導と、ピネの頑張りに 感動しました。

ピネのしたことは、努力すればエウアの子だって一位になれる チャンスはあると
エウア高校の日本語履修生徒及び他教科の生徒に 希望を与えたことになるんです。

あと、彼女の頑張りをみて、「努力することの大切さ」を学んだ学生もいたと思います。自分の願いや希望は 自分が努力して叶えるんだということ。
トンガの学生に 伝わったと思う。


そして 今 ピネは 大阪の研修センターにいるので 早速電話してみました!


レアアエピネ 「もしもしっ」

 「もしもしっ?! ピネ?!」

レアアエピネ 「はぁい~!!!

 「こんにちはああああ!!! ピネさん、お元気ですか?私が誰だかわかりますか?」

レアアエピネ 「はい~!!!キョウコ~!!

私 「そうですぅー! ピネさん!すごいですね!私はとっても 嬉しいです!」

レアアエピネ「わーたーしー、、、、も 嬉しいです!!

 「日本はどうですか?」

レアアエピネ 「あー とても 楽しいですーーー!!!

 「ピネさん!日本語じょうずになりましたね!!」

レアアエピネ 「はいー わたしはあー 日本ー、、、が 好きですー!

 「そうですか! ピネさん、たくさん勉強しましたね?!すごいですね!
    私は とっても とっても 嬉しいです!」

レアアエピネ 「はいー!私 とても 嬉しい!


実は 内心 
「トンガという小さな国の これまた小さな離島エウアから出てきて 初めての海外旅行で、初めて家族から離れて、ホームシックになってないだろうか、、、、 泣いてないだろうか、、、、」と むちゃくちゃ 心配していたのですが


第一声 「もしもしー」 の声が 元気なこと!! 心配が徒労に終わってよかったあ

トンガの日本語事情を知らない人にはわかりずらいかもしれませんが、

トンガの子が しかもまだ高校生が こんなに一生懸命日本語だけで話そうとするって本当にすごいことなんです。

私は レアアエピネと話しながら 涙がでてきました。


偉いよ。

ピネ。

よく がんばったね。

たくさん 勉強したんだよね。

本当はきっと すっごくドキドキしながら日本に来たんだよね。

でも ちゃんと楽しめてるね。

本当に 本当に よかったね。


教え子のこととなると やっぱり ダメですなあ、、、


その後も 「友達はできた?」 「東京にはいつ来るの?」という私の質問に
一生懸命 日本語で答えてきたピネ。

彼女の頑張りは 私の想像以上だった。しかも ちゃんと理解していた。

 「ピネさんは いつ東京に来ますか?」
レアアエピネ 「あーー はち はち日。」
 「ようか ですね。 じゃ 私は ようかに レアアエピネさんに会いに行きますね。」
レアアエピネ 「はぁぁああああいーーー!!! あー きょうこ、私 きゅうにち、、、、」
 「ここのか?」
レアアエピネ 「はい、ここのか、 私 フリーです。」
 「そうですか! じゃあ 一緒に遊びに行きましょう!いいですか?」
レアアエピネ 「はぁぁああああいーーー!!! わたし とても うれしいですぅううう!」





かわいいっ


うんうん

先生のほうが ピネよりも もっともっと 嬉しいよ。


で、

「もし何か困ったことがあったら すぐに私の携帯電話に連絡しなさい」(ここは英語で)言うと、

レアアエピネ 「はい! キョコ、わたし、今、 今 とても うれしいです!!!」

と言っていた。

そうだよね、楽しんでいるけど やっぱり心細かったよね。
よかった 今日電話繋がって!(昨日は電話繋がらなかった、、、、)


電話している時、

ピネの声から ピネが笑顔で話していることが よくよくわかった。

決して多くない語彙を使った簡単な文章だけど

彼女の言う 「嬉しいです!!」から 彼女の感情はダイレクトに伝わってきた。

本当に 嬉しいんだな って わかったよ。ピネ。

そう、大事なのは、言葉より気持ち。なんだよね。


あのね、 

たぶんね、

ピネも嬉しかっただろうけど、先生の方が 嬉しかったよ。

近年稀に見る「嬉しさ」具合だったよ(笑)

「嬉しい」って言う言葉は こういう状況、こういう感情のときに誕生したんだろうなって思うほど、最高に嬉しかった。


やっぱり 学生のことが関わると 私は本当に幸せだったり 嬉しかったりするんだなあー と思った。
自分らしくいられるなあーって思った。

最近 転職活動をしてたんだけど、、、、 ゆ 揺らぐぜ、、、気持ちが。



私にとって エウアでの二年間は 本当にキラキラと輝いた時間でした。
人生で きっと一番自分がキラキラしていた時じゃないかなと思います。

自分の学生が 本当に大好きでした。
やんちゃで わんぱくで 勉強なんて全然しないし 怠けてばかりの学生だったけど
でも
いっつも 学生達の笑顔に救われていました。

彼らの何気ない一言、 何気ない動作から 優しさと愛をたくさん感じました。


そして トンガを去って 日本に帰ってきても尚、トンガの生徒からたくさんの喜びと幸せと 笑顔をもらっている。

いまでも。

ありがとう。 

本当に ありがとうね


8日 大きく成長したレアアエピネに会えるのが 本当に楽しみです!


ごーちゃん ほーちゃん

2009-09-04 21:22:00 | 日本での暮らし・考える事・思う事

今 私は 嵐のCDを聞きながら このブログを書いています。
あ~ 道明寺 サイコー(>u<)!!


      



今日私は、高校時代ハンドボール部で大の仲良しだった ほうちゃんと
吉祥寺で遊びました

あ、ちなみに私は高校生卒業まで あだ名が ごーちゃんでした。
理由は 顔が奇面組の ごーくん に似ていたから。

まざあぐうす でランチして
最近よく行く Yucca でお茶しました。



ほうちゃんと会うのは、、、私がインドに行く前に会ったから、
ちょうど1年ぶり位かな?

その1年の間に ほうちゃんは奥様になり 
そんでもって来年にはママにもなる! 

おめでたいーーーーっ

そう考えるとさ、一年という月日の流れを感じさせられますのぉー

しかも ここ最近、同年代の近しい人達から 
おめでたいお話が次々ともたらされており、おめでたいことラッシュ 
そういう年頃なのかしら??

それにしても
自分の大好きな人達が 幸せでいてくれること。 
それって 幸せなことですね


ほうちゃんとは 高校の3年間一緒にハンドボールに
青春を費やした。

寝ても覚めても ハンドボールだった。

ハンドボール部ならではの
泥 砂 松ヤニまみれのジャージ

汚かったな。我ながら。

ほうちゃんとは塾も一緒だったから
落としきれなかった松ヤニを手につけたまま塾にダッシュして通ったっけなあ。


髪型も容姿も 男子生徒かと見間違うほど
ボーイッシュで ボールを追いかけることだけしか考えていなかった。

「彼氏」
なんて もちろんいなかったしぃ!!
自分が誰かとお付き合いするなんて
想像もできなかった時代。
(一体 いつの時代を生きていたのか、、、?)

毎日 くだらんことで笑い
イタズラもたくさんして

楽しかったよなあー


あれから10年か。
そりゃ ほうちゃんも ママになりますよなあー

ポッコリしたほうちゃんの かわいいお腹を見て
赤ちゃんのエコー写真を見て
「お腹で動いているのがわかるんだよー」というほうちゃんの話を聞いて


人間って、、、、、


女性って、、、、、


すごいっ!!!


そう思いました。
だって 自分の体の中で 新しい命が生まれて
手や足や 口や耳、鼻 目 が どんどん作られていく。

お母さんも 赤ちゃんも
本能で体の準備をし 
一緒に命を作って行く。


なんか

オイラ、感動しました


ちなみに 今回ブログに使ったのは、、、

プリクラの画像です、、、




道明寺を演じているマツジュンにはまったり
この歳でプリクラをしたりしてる 
アラサーですっ


いやいや、
私達が高校生の時って ちょうどプリクラが流行りだしたときでさ、
高校生の時も ほうちゃんとしょっちゅう 変顔プリクラを撮った。

で 大学生になっても 社会人になっても
ほうちゃんと会うときは必ずプリクラをとることがお決まりとなっているんどす


再来年くらいには ヨチヨチ歩きするようになった ほうちゃんJr と
一緒にプリクラが撮れるかなっ 
 


ウルフルズコンサート 「ヤッサ」に行ってきたア!!

2009-09-03 22:30:23 | 映画とか 音楽とか 本とか 絵とか

何故私は 大阪に行った のか。

それは

このお方に会うため。




 
(ライブ会場にあった写真より)

か、、、

か、、、

かっこええーーーーーー


そう、8月29日、ウルフルズの野外ライブ 「ヤッサ」に行ってきました!

私はウルフルズ、大好きですが
ファンクラブには入っていません。
どうやって チケットをゲットしたのでしょう??

それは日本に帰国したある日。
協力隊の同期隊員(派遣国は別の国)の友達 ナゴから電話がかかってきました。

「きょんち、ウルフルズ好きやろ?ヤッサ行かん?

パ、 パードゥン?!
こんなお誘い 夢のようです!

ナゴは、一緒にライブに行くはずだったお友達が
諸事情でライブに行けなくなったため
私に声を掛けてくれたとのこと。

ナゴ、、、 あんたは 神様です
ほんっとーーーーーに ありがとおっ!!


ナゴから連絡があったのが 確か6月頃。
その頃は 療養真っ只中だった私。
ヤッサの為に、野外ライブに耐えられるだけの気力と体力を取り戻すことを誓う。
映画ロッキー のテーマ曲が頭の中で流れる。


そして 毎日
コアリズムDVDを使い、引きこもりつつ 体力強化に勤しんだ!!

しかも そのうちウルフルズが
今年のヤッサを最後に活動休止に入る
と宣言するもんだから、

そりゃあ コアリズムにも力が入ります!



そして ついに この日が来た!

ヤッサ 初日!!

会場に入っただけで ドキドキします!!

天気も曇りで、野外ライブにはちょうどいい涼しい気候。

まだか まだか とライブ開始を待ち、

ついにライブスタート!!

メンバーが登場して 一曲目 「AAPのテーマ」が始まると
もう 大興奮

私の大好きな 「事件だッ!」が演奏されると
すっかり病み上がりということを忘れて飛び跳ねてしまいましたね~

ウルフルズ、かっこよすぎ!
トータスの声、やっぱり 最高!


この日の曲目は たぶん

AAPのテーマ
愛がなくちゃ
事件だッ!
ダメなものはダメ
ホンキーマン
サンキューフォーザミュージック
あったかい(新曲)
借金大王
きみだけを
まいどハッピー
いつも元気
サムライソウル
あついのがすき(新曲)
バンザイ
僕の人生の今は何章目くらいだろう
笑えれば
ええねん
大阪ストラット
それが答えだ
ガッツだぜ
やぶれかぶれ
ツギハギブギウギ
SUNSUNSUN'95
いい女


嗚呼、本当に、どの曲もすばらしかった。
ライブのことを思い出すだけで 今もドキドキする。

トータスも言ってたけど ウルフルズみたいなバンドって他にないと思う。

「ダメなものはダメ」「借金大王」「大阪ストラット」「ツギハギブギウギ」とか 
ウルフルズならではの曲もいいよね~

「バンザイ」が演奏される頃には ちょうど夕暮れ時に差し掛かる。

「バンザイ」も名曲だよね。
でも私が一番好きなのは 「笑えれば」だなあ。

この歌は

私が大学生の頃
やっと見つけた将来の夢を実現するために
大学と専門学校をダブルスクールして
卒論と日本語教師の資格試験勉強に終われ
かつ 専門学校費用を稼ぐために毎日深夜まで働いて
必死だったけど
JICAの試験にも何度も落ちて、
将来の不安に取り付かれていたとき、

偶然 耳にした。

この曲を聴いた瞬間、

目から涙が バーッと出てきて(本当の話)
とりつかれたかのように、曲の終わりまで聴いた。

それから ウルフルズが好きになった。



「笑えれば」が演奏されると ライブの雰囲気が一気に変わった。
ちょうど 夕暮れ時から夜に変わる時間。
夏の一番美しい時間。
空もきれいで 空気もきれい。

最高の環境でこの歌を聴いた。

夢に向かって猛進してた若かりし頃の自分
たくさん失敗して諦めそうになった時の自分
トンガで一生懸命活動していた時の自分

この曲を聴いて いろんなことが一度にバッと思い出された。

だって いつも聴いてたから。この歌は。

そして 

今 自分の思うように生きられない状況も相まって
この歌の歌詞が 胸にダイレクトに響いた。


諦めない 逃げたくない
自分を見失いたくない
汗をかき 恥をかき 転がり続ける

 
とかさ

とにかく笑えれば 最後に笑えれば
情けない帰り道 ハハハと笑えれば


この歌を初めて聴いた時、
そうだよな。どんなにかっこ悪くても 笑えたらそれでいいじゃん。
そう思ったっけなあ。

活動休止前にこの曲を生で聴けたこと
今、自分らしくない状況にあるときに この曲を生で聴けたこと

本当に良かったなと思った。
ジーンとした。
ウルウルした。



そしたらさ、次の曲がさ、
「ええねん」

はあー

もおー

やめてくださいーーー

ギブアップー

泣けてくるー

「笑えれば」「ええねん」も恋愛の歌詞が入ってるから
恋愛の歌として受け入れる人もいるけど
私にとっては どちらの曲も人生に対する歌のように聞こえる。

後悔しても ええねん
また始めたら ええねん
失敗しても ええねん
もう一回やったら ええねん

とかさ

情けなくても ええねん
叫んでみれば ええねん
にがい涙も ええねん
ぽろりこぼれて ええねん
ちょっと休めば ええねん
ふっと笑えば ええねん
それで ええねん それで ええねん

ほんっとーーーに 涙でたっす

そうか!!

それで ええねんな!!

歌詞のストレートさと、トータスの熱い声で
「ええねん ええねん」って思えた。



ナゴが言ってた。
「ウルフルズの歌詞ってストレートだからいいよね。」

その通りだわ。

スピッツとかの歌詞は なんか空想的だし
ミスチルとかは 哲学的。

けど ウルフルズは ほんっとーに 簡単でストレート。
それなのに 胸に響く。
いや、
それだから 胸に響く。

あと ウルフルズが演奏するから 胸に響くんだろうな。
あと あと、
やっぱり

トータスの声!

ソウルフルな 声!


「理想の男性は トータス松本です!」と 長年言ってきましたが、
彼の書く熱い詩と 魂のこもった声が大好きなんだよねー


「サムライソウル」の歌いだしとかさー
ほんっと 言葉に魂を感じるよー


こんなブログ、ウルフルズファン以外の人にとっては
どーでもいいことかもしれないけど(笑)


ウルフルズ、かっこええーーーーっ

あ、そうそう新曲の「あったかい」も かなりよい!

トータスはこれからソロとして活動するんだろうけど、
トータスのソロの歌は、なんちゅーか あったかーい 優しい感じだから
(それも好きだけど 私的に そういう分野はハナレグミとか斉藤和義で充分)
ウルフルズのパワフルな曲があんまり聴けないとなると さびしい、、、


アンコールを二回やって

最後の曲は

「いい女」だった。

この選曲も かっこいいなあ。

トータスが ハーモニカ吹いてる姿 絵になるなあ。



ライブが終わり

放心状態の 元協力隊2名。

約3時間のライブ、途中フラフラしたけど 倒れなくてよかった!
自分の体力もここまで復活したんだなあって 嬉しくなった!
コアリズムのお陰か?ありがとう ジェイミー

ライブ会場を後にし、歩きながら

「どうしたら トータスみたいな人と結婚できるんだろう」
このテーマで ずーっと語り合った。


帰り道、二人で 旨いお好み焼きを食べながらも
トータスのかっこよさを思い出しながら ため息がでた。

トータス松本が大好きといっておきながら
気がついたら 付き合ってきたのはジョンBチョッパー系の人が多かった事実に
気がつき、人生とはそういうものだと納得する夏の夜。

寝る直前まで トータスネタで盛り上がる二人。

あー

ほんっとーに

ナゴちゃん 私を誘ってくれて ありがとお!
最高の 夏となりました!

↑ ライブTシャツを買ったものの ライブ中は着そこねて ホテルで着てみた。
ベッドの上、荷物が散乱しすぎですよ? 年頃のお嬢さんたちー

翌日 8月30日
ヤッサ最終日 ウルフルズは活動休止に入った
選挙で民主党が圧勝した
イモトが手越君にハグされた

そして ちなみに
私も29歳になった

夏も終わり。

いろんなことが新しいスタートを切った。
私も がんばろお


初大阪遠征!!

2009-09-03 19:58:44 | 日本での暮らし・考える事・思う事

まだまだ8月末の怒涛のイベントラッシュの話が続きます。

トンガの同期隊員あさちゃんとの再会を果たしたと思ったら

休む間もなく今度は 天下の台所 大阪へ!!

大阪では、数日前の トンガ人来日 で
一緒に楽しい時間を過ごした ちーぼーと数日振りの再会

早朝に大阪に着いた私を、ちーぼーご家族は快く受け入れてくださり、
ホント ありがたかったですぅー 

しかも 
ちーぼー宅で、ちゃっかり朝ごはん+昼ごはんまで頂いてしまったのですが、

なんと

朝食時に まず最初に出てきたのは、コレッ!! 


 

ちーぼーと ちーぼーママが
お誕生日をお祝いしてくれたんですっ

こぉぉぉぉんな素敵なおもてなしをしていただき、
感謝 感激 雨 ARASHI です!!

雨 ARASHI といえば!!
ちーぼーがくれたプレゼントは ゆず と の CD だった!!
(ちーぼー ごめん。嵐だけ大文字で 笑)

ちなみに、
私は 松本潤が好きなんじゃないよ。
私は 道明寺司を演じてるマツジュンが好きなんだよ。

嵐が歌っている花男の主題歌を聞き、すっかり気分は 牧野つくし!!
あー
しあわせー
花男が蘇る~

ちーぼー ありがとおーーー


朝ごはんをいただき、
休憩という名の睡眠をとらせていただき、
昼ごはんまでごちそうになり、

さらに
大阪観光まで付き合ってもらった。

いやあ~ ちーぼー様様ですなあてへへっ



まず、道頓堀に行ってぇー、

定番のグリコとかあー



食い倒れ人形とかあー



採れたてピチピチかに道楽とかあー



今までテレビでしか見たことのなかったものを見て、
かなり テンション上がりましたね~

待ちゆく人が大阪弁を話しているのを聞くだけで
なんか嬉しかった。


大阪の道頓堀の色彩って 好きだなあー
暖色が多いよね。



でもさ、やっぱ大阪といえばっ

た こ 焼 き でしょ~
「大たこ」のたこ焼きを購入!!


んーーーーっ おいしぃ~(>u<)!!!
バンザーイッ たこ焼きバンザーーイ!!

そうそう、大阪に着いてから なんとなく感じてたんだけど、
大阪の町ってさ、どこにいってもソースの匂いが漂ってる気がするよ。

たこ焼きを 満喫してえ~

通天閣にも連れて行ってもらって~




お決まりの写真を撮って~


夕食は 串カツ 食べたで~


串カツって ソースの二度付けはダメなんだってさ!
揚げたてで、全部うまかったよおー

けど やっぱり ここでも茄子を注文してしまう私。
やっぱ 油の吸い具合、最高ですなあ 茄子ちゃん
あ、あと ニンニクだれにつけてある串カツも おいしかった!


気がつけば すっかり日も沈み、
大阪の夜景も楽しめました。



 
↑ ここ、、、 どこだっけ??心斎橋だっけ??

それにしても、夜景の色合いも、いいなあー
暖色が多いよ!人情の町だから?

はあーーーーー
本当、お腹一杯 夢一杯。
心も胃袋もすっかり満たされ 楽しい大阪観光を終えたのでした

そして ちゃっかり ちーぼー宅にお泊りしちゃったのでした

ちーぼーご一家、本当に お世話になりました
なんか お土産もたくさんもらっちゃったし
ママさんはむちゃくちゃ可愛くて素敵な人だし

ほんま おおきに

そして 「大阪に遊びに行きマース」と言っておきながら
ほぼ無計画で ちーぼーに任せっきりだった私。

ちーぼーのおかげで 大阪楽しみました

ありがとぉ!! ちーぼー!! また遊びにくるで~


大阪 大阪 あれもこれもあんで~♪

大阪 大阪 ええとこやでおいで~♪
(「大阪ストラット」 ウルフルズ より)


あ、あとお土産に買った 551の豚まんが めっちゃ 旨かった。
忘れるところだったー


トンガの同期隊員 が やってきた!!

2009-09-02 21:22:52 | 日本での暮らし・考える事・思う事

 8月末のイベントラッシュ!!

トンガ人との楽しい時間を過ごして、トンガへと去って行く彼らを見送った翌日、
こんどはトンガでの協力隊時代の同期、あさちゃんが M県から東京へ遊びに来てくれた!!

あさちゃんがやってきた!! 
これは ビートルズが やってきた!!に匹敵するくらいのすばらしい出来事なのだ。

私の同期は4人いる。みんな日本語教師。そして みんなむっちゃくっちゃいい人達!だーーーい好きな人達!
いつも一緒にいると笑って笑って笑ってばかりいるメンバー。
トンガでこのメンバーで一緒に色濃い時間を共有できたことは本当に人生の宝物。

そんな同期のうち、人一倍優しくってお母さん的存在だった あさちゃんがこの度東京にやってきた。

今回私が事故に遭ってしまったときも 同期及びトンガの協力隊仲間には本当に心配と迷惑をかけてしまった。

特にあさちゃんには 電話上で泣いてしまったり、いろいろ話を聞いてもらったりしたので本当に心配をかけてしまった。
でもその都度 あさちゃんの包み込むような優しさで私は救われました。

駅で あさちゃんを迎えたとき、

あさちゃんは ウルウルしていた。 私も ウルウルした。

何かがちょっと違っていたら、傷があと数センチ深かったりしたら、こうしてあさちゃんと 再会することもできなかったのかと思うと 生きることって本当に奇跡なんだなあ。なんて思いました。

あさちゃんとの再会は、実はトンガから帰国して以来、つまり約2年ぶりなのですが、
まったくそのブランクを感じさせず。 常に連絡を取り合っているからかなあ?
トンガの同期って、日本に帰ってきたら住んでいるところはバラバラだから全然会えないんだけど、不思議とその距離を感じないんだよねー

夜も寝る寸前まで おしゃべり三昧!!


翌日は 二人で神楽坂をお散歩。



神楽坂って場所は、曇りか雨が似合うねー

ちなみに 神楽坂は以前 ブラブラお散歩 で訪れました。

神楽坂に着いたのは ちょうどランチの時間だったのですが、道を歩いていると
どこからともなく焼き魚の匂い、、、 

んで 香しい匂いに誘われて、この日のランチは だいこんや さん。

あさちゃんは 炙り豚定食、 私は 秋刀魚定食を オーダー。
ご飯は、白米、玄米、まいたけご飯の中からお好みでチョイス。
私もあさちゃんも 玄米をチョイスしました。



さ、秋刀魚、、、、 うまいっ うまいうまいうまいうまあーーーーーい
日本人に生まれてよかったよおー 秋刀魚に油が乗っててうまいよおー

お店もこじんまりとしてて 落ち着いており、なかなか よござんした。

その後、神楽坂をぶらぶらして、「ふくねこ堂」というリサイクルきもの屋さんとかを
見たりして お散歩しました。

夜は これまたトンガで大変お世話になったSVののむらさんと ほぼ同期隊員のカネゴンと合流し、鳥良で手羽先唐揚げを堪能!!




↓ 手羽先とつくねをほおばるK氏
 

SVの野村さんには もう本当にお世話になりっぱなしです。
トンガの父ですね本当に
人生という道の上にできた穴に 落ちてしまった時、心温まるアドバイスをくれる方です。

この日も 大好きな人達と 笑いに満ちた時間を過ごし

身も心も胃袋も 大満足でした


あさちゃんとカネゴンと我が家に戻り、
二人が食後のデザートとして買ってくれたケーキをお皿に盛ると
二人がソワソワし始め、

「おたんじょーび おめでとおーーー

と言うではありませんか!

私、すっかり 自分の誕生日が近いということを失念しておりました!


ありがとー ありがとー  ほんとーーーーに  Malo `aupito!!!!

しかもさー プレゼントも用意しててくれてさー

二人とも忙しいのに、ほんっとーーーーに ありがとお!

↓ あさちゃんがくれたプレゼントの一つです。 この言葉のおもしろさがわかるのは
   あの日あの時、エウアの我が家にいてくれた人だけですね、、、
   あさちゃん ナイスセンス!



この日もまた 幸せを感じた一日でした。



トンガ人来日!!

2009-09-02 17:30:01 | トンガ 青年海外協力隊活動記
インドから帰国して3ヶ月が過ぎた。
要療養ということもあり 気持ちが凹んでいたこともあり
3ヶ月の間 柄にもなく日々引きこもり生活でしたが、

8月末になって 急にイベントが続いた!!しかも 嬉しいイベント!!

その一つが 「トンガ人来日」

協力隊としてトンガで一緒に活動していたお友達、ちーぼーからある日 
電話があって

「トンガ人が来日して、群馬の某プログラムの研修に参加中なんだけど、
 週末は東京で過ごすんだって!
 でも週末を一緒に過ごす人がいなくて、何の予定もないから、
 きょんちゃん、もし暇だったら トンガ人に会いに行かない??」 とのこと。

きゃーーっ もちろん 行きます!!!

当たり前じゃないですか!!! 行きます!!! 会いたい!!!

と 二つ返事でトンガ人に会いに行くことにした。

とはいえ、来日したのは、私の知り合いのトンガ人ではないのですが。
とあるプログラム(日本語プログラムじゃないよ)の研修に参加するためにやってきたトンガ人親子。

知らない人であっても、トンガ人というだけで 他人とは思えないのです。
トンガ人というだけでなんだかもう知り合いのような感覚なのです。
トンガは人口10万人の小さな国。フレンドリーアイランドと呼ばれている国。
国民全員が家族のような 友達のような距離感を保っている国。

私の大好きな国。たくさんの愛を貰った国。

トンガ人と会える!!
久しぶりのトンガ人との会話!! テンションが上がります。


8月も終わりに近づいたある日曜日の朝、
トンガ人親子が滞在しているホテルに迎えに行って、
初めてその親子と会った時、初対面なのに、トンガ人というだけで親近感を抱き、
とっても嬉しい気持ちになりました。

お母さんは シアさん、娘さんはサアネちゃんというお名前でした。

そんで、ちーぼーとシアさん、サアネちゃん、私の4人で 東京を観光しました。



まずは、、、 上野動物公園 !!



パンダと一緒に パチリ。



象にまたがって パチリ。


ゴリラと一緒にパチリ。

 



猿になってみたりしてパチリ。

って、全部 偽者の動物やん?! 

いやいや、勿論 本物の動物もたあーーーくさん見ました(^^)!!
でも 本物の動物と一緒に写真を撮るって案外難しくって 
サアネちゃんが いい顔している写真をブログ用に選んだら、気がついたら偽者の動物ばかりになってしまいました。

↓あ、でも これはいい感じに撮れてるっ



写真の笑顔を見ていただければわかるように、サアネちゃんは動物園を大満喫してくれました。

そうだよね。トンガには動物園は勿論ないし、
そもそも 動物の種類も 馬 牛 豚 犬 猫 ネズミ トカゲ ネズミ 鳥 と 海の生き物くらいだもんね。

感性が豊かな幼少期に、このような経験ができてサアネちゃん、よかったねえ
今回の東京観光のプランは全部ちーぼーが立ててくれたのですが、
さすが ちーぼー!! 子供の気持ちをしっかり理解したプランでした!

動物園のあとは、シアさんが買い物がしたいというので、新宿のビックカメラやドンキなどを見て回る。

そして夕飯。

サアネちゃんが ピザを食べたいというので、イタリアンを食べました。
日本食は 前々日からちーぼーがいろんな日本食を紹介していたようだし、
トンガには トンガ人が食べられるような気軽なイタリアンレストランってないし、
シアさん、サアネちゃん、二人ともピザやパスタを楽しんでくれたみたい。



で、もう夜も遅かったので、二人をホテルまで送り届けてこの日は終了。

翌日は、シアさんとサアネちゃんは 日本を出国する予定だったのでホテルまで見送りに行った。

ホテルを出発するまでまだ時間があったので、

サアネちゃん念願の、、、、、


マックで昼食を食べました

そう、トンガにはマクドナルドはありません。 
私は トンガで活動している時、
マクドナルドがある国に派遣された隊員が心底羨ましかったです。レストランのある島に住んでいる隊員が 心底妬ましかったです(笑)。
夢に 「黄金のMマーク」を見るほどでした。(嘘)

任国外旅行でフィジーにいった時に マクドナルドでハンバーガーを食べた時、

そう、私も、



こんな笑顔になっていたことでしょう

それが日本文化であっても そうでなくても
トンガでは決して味わうことのできない体験をすることって 本当に貴重で、
とっても大切なことだと私は思います。

自分の国にはないもの、文化、価値観、人、景色を見て、そこからいろんなことを考え、そしてそれらを自分の国のものと比較する。
その過程で、自分の国の良さを再確認してもらえたら いいなと思います。

私も海外に出てみて、他の国の文化のすばらしさを通して、初めて日本の文化のすばらしさを感じることができたから。


そして、お別れの時間となり、
シアさんとサアネちゃんは トンガへと帰っていきました。

最後に、シアさんは目に涙をためながら 「ありがとう」と言ってくれました。


「ありがとう」といわなくてはいけないのは 私の方。

私に声をかけてくれた ちーぼー。
私にトンガの暖かさを感じさせてくれた シアさんとサアネちゃん。

三人のお陰で、私はまたパワーをもらいました。
しかも 私の大好きな トンガからのパワーを


シアさんが 「こんなに いろいろ助けてもらって本当にありがとう」とよく言ってくれたのですが、

私達は ただ、トンガでトンガ人にたくさん助けててもらったから それと同じことを日本でお返ししたかっただけなんだよね。

感謝するのは 私の方。
こういう機会をくれたシアさん サアネちゃんに感謝。

私達は 任期中、ずーーーーっと トンガ人に助けられっぱなしだった。
彼らから どんなにたくさんの優しさと愛情をもらったことか、、、

だから これからも こういう機会があったらいいなと思う。
知り合いであっても そうでなくても
トンガ人が 日本に来るならば、 何かお手伝いがしたいなと思う。

どんな形であれ トンガとは繋がっていたいし、

少しでもトンガ人からもらったやさしさに 恩返しが出来たらいいなと思うから。



それにしても、、、、


私のトンガ語、、、、  衰えすぎじゃーっ

無難な会話はなんとか思い出せたけどさっ 、 パッと頭に浮かんでこない!
浮かんでくる言葉といえば
「kasele(便所野郎)!」とか 「Laupisi(アホ)」とか よく同僚とジョークの言い合いをしていた時の言葉ばかり、、、、

つ、使えない、、、、

そんな私ですが、

Oku ou `ofa lahi ki he kakai Tonga です!!!