クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

高野山リベンジは不完全燃焼 H-18-11-17

2006-11-17 21:43:03 | 中之条・小野上・みなかみ・沼田・渋川
先日、「わらび峠」から高野(タカャ)山を狙って失敗したので
今日は行程の短い四万から挑戦。「四万・南西」の地形図を見ると
300選で紹介されているルートの西側にもう一本辿れそうな稜線が
あるのに気づいたのでそれに決めた。
353線からもう、すっかり馴染みになった「小倉の瀧」方面への
細道に入り新行山登山口でもあるスポーツ広場に駐車。四万の外気温は
12°Cとかなり低い。老骨を労わって厳重に冬支度で出発。(10.42)

登山口は大規模工事の現場になってしまっているので道標も無く困惑。
木材搬出と将来の堰堤工事用道路の建設とかで尾根の垂れは大きく削られ
山手は数十㍍の壁と化している。
が、狙った尾根に取り付かなくては始まらないので、建設途中のジグザグ
林道を登り始める。

やがて工事個所の突端で左上斜面に入りこめそうな場所が見付かり、斜面を
登りながら尾根の中心を求めて左に左にと大きく廻りこむ。
漸く尾根の背に乗ると、樹幹に赤ペンキがベタベタに塗られている踏み跡
らしき道。
杉林を抜けると植林幼木の場所で左が大きく開けて、車道とトンネルが見える。

出だしの間誤付きのためか?早くも11.42で一時間経過してしまった。
その先に雑木のピーク、周辺の葉が全て落ちているのに多くの楓らしきもの
だけ残って色づいているので黄色と赤が目立って思わぬ景観に大満足。
ここで標高908m。
ここからは見た目は綺麗な稜線が続くがコブコブの連続で些か厭になる。

左の谷の向こうには似たような稜線が平行に走っている。大岩を通過すると

目の前のピークを直登せずに右への踏み跡を辿るがこれが大きな蛇行道。
途中に枯れてはいるが巨木発見、名前を付ければ結構な名物になるのに。

ピークの左下に来た時、ジグザグ道は谷に向かってしまうのでここから道と
別れて右ピークに登り上げる。(12.30)
今度は立派な尾根道に出て正面には大きな山、左右からの稜線を従えて
堂々たるもの。
多分これが頂上と感じて元気が出るが、又又、小コブの連続。標高1052m。
頂上直下で右に回りこんで西から頂上に到着。(12.55-13.17)
すっかり樹葉が落ち寒々とした頂上には三角点と白ブリキ板に黒字の見なれた
頂上標識。


展望は枯れ枝に遮られて良くない。近くに何かの表示物が付けられていた
らしい柱が一本転がっている。

寒さに縮こまりながらの昼食後、案内にある弘法大師像を探しに北の稜線を
下る。しかし、分岐が多くて五本ばかり100㍍ぐらいづつ下って探したが
見付らない。
そのまま下山しようとしたら殆ど先が断崖で阻まれる。少し、気落ちして
方向感覚も怪しくなったので再び、高野山まで戻って、(14.20)
登頂目印を残して往路を辿って山を下った。

林道着は15.04、簡単と思った弘法大師像を発見出来ず、何となく不完全
燃焼の侭、駐車場に15.14。帰りに見た四万の外気温7℃、沢田で12℃。
そろそろ、爺イにとっては吉井・甘楽の里山や峠道巡りのシーズンかな?


追記・
帰宅してから300選の弘法大師像の写真を見て思い当たった。
像を探しているとき、確かに岩壁があった。爺イはその岩壁の上に
出てしまって撤退したが、石像はその岩壁の下にあるらしい。
尾根を下るとき岩壁を避けて右(東)側面を行けば良かったのだ。
いずれ、来年になって工事が終った頃、再訪としよう。

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