
13日のゴルフは高温・多湿で参った。勿論成績は「可も無し不可も無し」どころ
ではなく「可も無し」だけで中位で沈んだ。疲れも残っていたが折角の好天予想
なので軽めのハイク計画で中之条・青山山。ここも不遇山の典型で300選氏に
よる仏体山からの長い縦走途中の記録があるだけ。
一寸遅い出発で35号線の「新巻」を右折して「市城」、ここから353号線
を2㌔西進すると、左に「セキチュー」、その斜め手前のニッサンと美容室の
間の細道を右折。某不動産会社の空き地に駐車。(11.48)
(この細道は青山の「中華料理店・太湖」のご夫婦に教えてもらった)
直ぐ脇の細道を北上、やや西に向うと再び広い工事道路風の幅広に変わり、
右側に山手に入る登山道、但し残念ながらロープが張られ危険の表示。

仕方なく尚も進むと某建設会社の現場事務所、道をきいたら堰堤沢の途中
から西側の道を行けば「多分」行かれるとの話。どうも方向が怪しかった
が、そのまま進むと工事現場に着き連続する堰堤が見える。表示は
「大北沢砂防工事」。

二つの堰堤を階段を使って過ぎると揚水ポンプ、その脇から左の崖に割れ目
があったので這い上がる。(12.11)
稜線にはきっちりした1㍍幅の道が北に向かっていた。道なりに行くが、
樹葉が濃くてナビは全く機能しない。漸く沢のドン詰まりで自然に右の
尾根に乗り換え、(12.27)方向は東に変わる。

やがて竹林(12.35)、

「見出し票」の杭があったので、営林署の管理道路かな?と思いながら
行くと、何やら看板が見えた。しめた!道標かと思って近付いたら唯の
注意看板でガックリ。(12.53)

間も無く広い「窪」に入りこむが右手は峻険で登れず、下は落ち葉の積もった
ゴーロ、とっくに青山山は通り越していると思うが、どうしようもなくて
一時休憩。(13,11)暫く考えたが300選氏は北から縦走してきたの
だから、ここまで来てしまったからには、面倒だからその北の稜線まで
行ってしまえと、半ばヤケクソ。勢い込んで登り、「窪」のドン詰まり
手前で右から垂れてきた小尾根を辿るが凄い急登に降参して、窪に逆戻り
気味に迂回。(13.33)
漸く稜線鞍部に到着、休む間も無く尾根を西南のピークに進むが、これが
腰までのクマ笹で踏み跡も無い。強引に掻き分けてピークに到着、ナビで
計測すると何と目標は西南西604mの彼方。随分通り過ぎをしたものだが、
仏体からの縦走路を一寸齧ったのだと慰め。(14.25-14.39)
ここで休憩と遅い昼食、水腹でお握り一つで満腹。次ぎのピークに向うが
これが大きくて難物、右から迂回する踏み跡を発見して迂回、やや楽な稜線
からピーク手前30㍍で一息いれていたら、何やら頂上で暗褐色の巨大な
丸い塊がゆっくり動いた。クマ公のお出迎えだ。咄嗟に巨木の陰に身を隠し、
クマ避け鈴を激しく振りつづける。クマ殿は振り向きもせず、全く此方を
問題にしないかのようにゆっくりと左手の先ほどのピーク方向に立ち去った。
ーーと思う。何しろ見ていたのはほんの数秒だけで後は木の陰で縮こまっていた
から。頂上には熊の体が丁度入るぐらいの窪みが三つ、お昼寝ベットか?
ハイク開始から四年間でクマとの遭遇は4回目。亀穴峠途中の大銀杏、
高戸谷山の稜線、音羽山西隣峰であるが今度こそ写真をと思っていたが
実際にその場になるとカメラカバーを外している間に相手は見えなくなる
ので今回も失敗。(15.00)、クマから離れるため大急ぎで次ぎへ進む
と初めて樹幹に登山用テープを発見して縦走路で間違い無いと一安心。
僅かで三つ目のピークに着くと(15.06)、三角点に似た石柱、
「公――」の字だけ読めるが意味は知らない。

あと二百㍍とのナビ表示に励まされて西に向きを変えた稜線を急ぐ。ピークを
越えて暫くで前に山が見えなくなったのでおかしいと気付いて再び計測すると
二百㍍の通り越し、さっきのピークを南に行かなくてはならなかったのだ。
慌てて引き返して南進して雑木の小ピークで漸く三角点発見。
(15.20-15.31)


荒地の中の感じで国土院の木柱も朽ち果てて放置されている。展望皆無。
こんな低山に3時間半とは大遠足と自嘲気味。
休憩中に300選を良く読んで下山は書いてある通りにする。まさか来た道
を引き返して再びクマに対面したくは無い。西の雑木林を窪に向って降りると
古い登山道に出た。(15.38)喜んで辿るがこれが結構な急坂でしかも
下が柔らかくてズリ落ちるので下半身がギンギンするほど力が入る。足巾
だけの所や崩落もあるので楽ではない。下るに連れて気温が上がる。
体温が異常に高いのに気付いて少し休憩、残っていたウーロン茶で
顔を漬す。(15.58)
ここで大失敗。外したメガネをここに置き忘れたことを後で思い出した。
後日救出に行く予定。時間記録の写真に偶然写っていたので場所は判る。
ここから少しで営林署管理道路に出た。目印は下の写真の様に岩に囲まれた
石柱があるところ。(16.03)

テープもつけて先を急ぐと竹林を過ぎて林道。(16.27)
何と其処は往路で敬遠した駐車場所から近い例のロープが張られた危険と
表示されていたところ。感の悪さを反省しながら猛暑の林道を10分で
不動産会社空き地に辿りつく。(16.37)
色々ありすぎたし、せめてと思った巨人戦がまたも敗戦で疲れたので
明日は休養。

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ではなく「可も無し」だけで中位で沈んだ。疲れも残っていたが折角の好天予想
なので軽めのハイク計画で中之条・青山山。ここも不遇山の典型で300選氏に
よる仏体山からの長い縦走途中の記録があるだけ。
一寸遅い出発で35号線の「新巻」を右折して「市城」、ここから353号線
を2㌔西進すると、左に「セキチュー」、その斜め手前のニッサンと美容室の
間の細道を右折。某不動産会社の空き地に駐車。(11.48)
(この細道は青山の「中華料理店・太湖」のご夫婦に教えてもらった)
直ぐ脇の細道を北上、やや西に向うと再び広い工事道路風の幅広に変わり、
右側に山手に入る登山道、但し残念ながらロープが張られ危険の表示。

仕方なく尚も進むと某建設会社の現場事務所、道をきいたら堰堤沢の途中
から西側の道を行けば「多分」行かれるとの話。どうも方向が怪しかった
が、そのまま進むと工事現場に着き連続する堰堤が見える。表示は
「大北沢砂防工事」。

二つの堰堤を階段を使って過ぎると揚水ポンプ、その脇から左の崖に割れ目
があったので這い上がる。(12.11)
稜線にはきっちりした1㍍幅の道が北に向かっていた。道なりに行くが、
樹葉が濃くてナビは全く機能しない。漸く沢のドン詰まりで自然に右の
尾根に乗り換え、(12.27)方向は東に変わる。

やがて竹林(12.35)、

「見出し票」の杭があったので、営林署の管理道路かな?と思いながら
行くと、何やら看板が見えた。しめた!道標かと思って近付いたら唯の
注意看板でガックリ。(12.53)

間も無く広い「窪」に入りこむが右手は峻険で登れず、下は落ち葉の積もった
ゴーロ、とっくに青山山は通り越していると思うが、どうしようもなくて
一時休憩。(13,11)暫く考えたが300選氏は北から縦走してきたの
だから、ここまで来てしまったからには、面倒だからその北の稜線まで
行ってしまえと、半ばヤケクソ。勢い込んで登り、「窪」のドン詰まり
手前で右から垂れてきた小尾根を辿るが凄い急登に降参して、窪に逆戻り
気味に迂回。(13.33)
漸く稜線鞍部に到着、休む間も無く尾根を西南のピークに進むが、これが
腰までのクマ笹で踏み跡も無い。強引に掻き分けてピークに到着、ナビで
計測すると何と目標は西南西604mの彼方。随分通り過ぎをしたものだが、
仏体からの縦走路を一寸齧ったのだと慰め。(14.25-14.39)
ここで休憩と遅い昼食、水腹でお握り一つで満腹。次ぎのピークに向うが
これが大きくて難物、右から迂回する踏み跡を発見して迂回、やや楽な稜線
からピーク手前30㍍で一息いれていたら、何やら頂上で暗褐色の巨大な
丸い塊がゆっくり動いた。クマ公のお出迎えだ。咄嗟に巨木の陰に身を隠し、
クマ避け鈴を激しく振りつづける。クマ殿は振り向きもせず、全く此方を
問題にしないかのようにゆっくりと左手の先ほどのピーク方向に立ち去った。
ーーと思う。何しろ見ていたのはほんの数秒だけで後は木の陰で縮こまっていた
から。頂上には熊の体が丁度入るぐらいの窪みが三つ、お昼寝ベットか?
ハイク開始から四年間でクマとの遭遇は4回目。亀穴峠途中の大銀杏、
高戸谷山の稜線、音羽山西隣峰であるが今度こそ写真をと思っていたが
実際にその場になるとカメラカバーを外している間に相手は見えなくなる
ので今回も失敗。(15.00)、クマから離れるため大急ぎで次ぎへ進む
と初めて樹幹に登山用テープを発見して縦走路で間違い無いと一安心。
僅かで三つ目のピークに着くと(15.06)、三角点に似た石柱、
「公――」の字だけ読めるが意味は知らない。

あと二百㍍とのナビ表示に励まされて西に向きを変えた稜線を急ぐ。ピークを
越えて暫くで前に山が見えなくなったのでおかしいと気付いて再び計測すると
二百㍍の通り越し、さっきのピークを南に行かなくてはならなかったのだ。
慌てて引き返して南進して雑木の小ピークで漸く三角点発見。
(15.20-15.31)


荒地の中の感じで国土院の木柱も朽ち果てて放置されている。展望皆無。
こんな低山に3時間半とは大遠足と自嘲気味。
休憩中に300選を良く読んで下山は書いてある通りにする。まさか来た道
を引き返して再びクマに対面したくは無い。西の雑木林を窪に向って降りると
古い登山道に出た。(15.38)喜んで辿るがこれが結構な急坂でしかも
下が柔らかくてズリ落ちるので下半身がギンギンするほど力が入る。足巾
だけの所や崩落もあるので楽ではない。下るに連れて気温が上がる。
体温が異常に高いのに気付いて少し休憩、残っていたウーロン茶で
顔を漬す。(15.58)
ここで大失敗。外したメガネをここに置き忘れたことを後で思い出した。
後日救出に行く予定。時間記録の写真に偶然写っていたので場所は判る。
ここから少しで営林署管理道路に出た。目印は下の写真の様に岩に囲まれた
石柱があるところ。(16.03)

テープもつけて先を急ぐと竹林を過ぎて林道。(16.27)
何と其処は往路で敬遠した駐車場所から近い例のロープが張られた危険と
表示されていたところ。感の悪さを反省しながら猛暑の林道を10分で
不動産会社空き地に辿りつく。(16.37)
色々ありすぎたし、せめてと思った巨人戦がまたも敗戦で疲れたので
明日は休養。

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確かにマスターは鉄砲が趣味と言ってました。
帰りは余りの暑さとクマ・メガネのショックでそのまま帰宅
して仕舞ったので、後日メガネ救出の時にお礼とクマ情報を
伝えておきます。