クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

雨ん坊主へ西コースから H-25-10-13

2013-10-14 16:54:01 | 倉渕・長野原・草津・嬬恋
高崎地区、風速10mの予報がやや気がかりだが天気も良さそうなので
二年ぶりに「雨ん坊主」へ西コースから行く事にした。
このコースは爺イにとつては比較的距離が長い部類であるし、途中には
細かいアップダウンが多く最後は水平直線距離100mを等高線7本の
岩場もあるので心肺機能テストには最適。

高崎市倉渕町川浦の「はまゆう山荘」の駐車場に到着して直ぐに出発(9.00)。
道路を挟んだこの道標から角落山方面への林道を軽く下っていく。



烏川に懸かる広鈴橋を渡り落ち葉の道を進む。



左手の土手に最近は余り見なくなった「まむし草」、採取されなければ良いのだが。



中央広場の道標前を通過。



探し物がない。お目当ては入り口にある筈のこの案内看板。何か勘違いと思って
どんどん先へ進んだ。



やがて角落山の男道と女道の分岐道標、此処まで来れば見落としは確実。
いっそのこと、角落ちに行ってしまおうかとも思ったが林道歩きが長いことを
思い出して引き返す。



この県有林の案内看板のところが入り口だった。三洋は会社が変わったので
看板も取り外したのかも知れない。出だしからいきなり30分のロス(9.31)。



案内図を見て前回と同じく広葉樹林の一番西側のコースを行く事にする。



直ぐに分岐に出るので「角落山展望歩道」を選択。



一本林道を横切って二本目の林道の先が不明だったので暫くは林道を歩く。



左旋回して戻ってくると右手への踏み跡が見つかったので入り込む。
又、分岐に遭遇。道標はないが右に進む。



草叢に道標が倒れていたのでルートには間違いなさそう。



斜面のジグザグ登りに入り、道標によって「しおじの森・雨坊主山」方面に右折。



途中に危険警告看板、左手には1115m峰と思われる巨体が見える。若しかすると
この山はさっきの案内図にあった「今朝丸山」かも知れない。



小ピークを迂回。途中には目印テープもあるので安心。このコースはこんな迂回路が
数多くある。尾根道が歩ける状態でない箇所が多いせいかも知れないが、赤杭があれば
こんな笹道も安心して選択することが出来る。肝心の角落は樹葉で見えない。



木杭の所で本道に復帰。



出口を振り返るとこんな形、帰路の為にしっかりと状況を記憶。



この道標で再び右へ。



途中には小刻みにコブや小ピークが連続し、帰り道の登り返しに苦戦しそう。



やがて岸壁の窪みのような所に入った(10.47)。



振り返ると左目の切れ目から入ってきたのだ。



この中にも道標や



注意看板がある。どうやらこの先は尾根道ではなく「尾根すじ」に道があるらしく
ここから往復2時間とある。爺イはその二倍を想定。



やがて右手の深い沢に滝が現れる。



今は全く水量が無いが春先に来たときには見事な氷爆となっていた。



滝脇の直登の急傾斜には難儀するが途中からの木枠段で救われる。



又、危険警告板。確かに谷側の路肩はズルズルで極めて脆いので慎重に歩く。



長い迂回路を通過する。出口で振り返り目印の赤杭を記憶。



濃い樹葉の間から峻険な目標の山が見えた。


長い笹原を通過する。笹は丁度背丈くらいだが下を見るとはっきりと踏み跡が
確認できるので目印皆無でも不安は全くないが前峰のようなものを二つ越える。



漸く岩峰の直下に来ると左から新しい林道が来ていた。若しかすると新規の
登路に通ずるかといってみたが、林内作業用で立ち入り禁止。



休憩しながら登路の観察。見覚えのある赤マーク、この左目の方向に微かにでは
あるが踏み跡らしきものがあるのでいよいよ登りにかかる(12.27)。



ルートは極め付きの急勾配だか岩角が丁度足掛かりになるし、捉まる雑木も
多いので心配していたほどではなかったが途中で二本ほど右への道のような
ものが現れたので一寸探ったが展望場所の様なテラスはあるものの、何れも
行き止まり。
この大岩の左を抜けると頂上は間もなく。この辺では道が明瞭。



やっとのことで頂上の石宮のお出迎えを受ける(12.57)。標識は全部で四枚。
これは大分文字が擦れてきていて判読不能。



かっての姿はこれ。



MHCさんの物は余り古くは無いはずだが傷みが激しいので土に帰るのも
そう遠い先ではない。



高い位置に一つあるが遠すぎて文字は見えない。



爺イの古物は地べたに転がっていた。



かっての形。



東端に三角点。二等で点名は「川浦」1295.01m。




樹葉に囲まれて展望は良くないがニ方向だけは何とか見える。
浅間隠、別名の矢筈の形が良く判る。



その右の山々。



角落山、後ろの山と重なっているらしく峻峰のイメージではない。



浅間がうっすらと。



その手前には倉渕の山並みがうねっている。



本日の爺イ。



昼食・休憩の後、滑り止めの軽アイゼンを装着して下山開始(13.30)。
登りではルートの確認に手間取ったが、上からは実に明確に見えるので
その点は楽だが余りの急傾斜で腰をつけて下ることもしばしば。
岩場を下って振り返る。



長い笹原にかかるが足元には小岩や倒木が全く無いので気楽。



回り道入り口はしっかりと確認。



こんな変形した大木が変化の一つ。



登り返しが連続するので腿が硬直気味。



窪地を通過(14.48)。



やがて普通の登山道になって一安心。



この道標のところは往路を選択。



林道二本は間違いなく横切って林道に帰着(15.30)。

何となく山の夕暮れ気配のゆうすげに15.42着で本日のハイクは終わり。
特に肺機能でおかしいところは無く足の方が先に参ったのでテストは
上々の部類。因みに10/13は69歳で山歩きを始めてから満11年の記念日。


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