クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

長野・山ノ内町・笠岳  R- 4- 9-29

2022-10-01 11:30:43 | 倉渕・長野原・草津・嬬恋
今日、9/29は爺イの89歳6ヶ月の誕生日、この
年代になると最早秒読みが必要だから半年刻みの
記念日。
そこでどの位のノンストップ走行に耐えられるか?
急登を這い登る脚力程度は?の確認の為、10年振りに
長野・山ノ内町の「笠岳」へ。

この笠岳、飛騨の笠ヶ岳の様に著名ではないし、
尾瀬のそれの様に人気のある山では無いが、一応は
「日本三百名山」の一つとか。

拙宅出発は7,00、中之条・大津を経て草津・道の駅まで
2時間。



白根に向かうが車両は少なく列は出来ない。
閑散として観光客も少なく規制線が張めぐされて
拡声器から火山活動情報が流れる白根着は25分後。



ここから万座道路を左に分けて15k程で中之条・
嬬恋・高山村・草津・山ノ内町の境界が集まっている
「山田峠」を通過し横手山に繋がるスカイレイター前。



反対側の「のぞき」からこれから登る笠岳の峻峰を眺める。



更に長い下りを経ると志賀高原の「熊の湯
ほたる温泉街」。角間川の対岸にある熊の湯ホテル
だけが熊の湯、「熊の子のけがして足を洗へるが 
開祖といひて伝はるいで湯」と与謝野晶子に
詠まれたように手負いの熊が傷を癒したという
故事から「熊の湯」という名前が付いたと伝わる。
其の他は過去には「硯川温泉」と呼ばれていたが、夏季に
近くでゲンジボタルが見られることから「
ほたる温泉」に改名されたそうだ。



反対側には志賀山・裏志賀山・四十八池への道となる
前山サマーリフトがあり頂上まで5分で運んでくれる。
最初に来た時、早過ぎて運転開始(8.30)待ちの時間に
前山の麓の忠治隠れ岩見物をしたことも有る。


その先に三十年前ぐらい前に噴出した「平床大噴泉」。
どうも蒸気噴出も薄く看板も傷んで読めないので
過去の画像。



僅かの距離で「高山方面・山田牧場」の道標
のある分岐で県道へ左折。



直ぐに頭上に「信州高山温泉郷」の道標。



Y字分岐は右の橋を渡る。左へ行けば熊の湯。



途中に案内板。山田牧場まで9kmだが目的の峠は
半分程度の約4km。一番下の南志賀温泉郷とは
「山田温泉・五色の湯・子安温泉・七味温泉・
蕨温泉ーーなど」の事。



そして「笠岳・峠の茶屋」に到着したが様子がおかしい。
管理人Hさんが留守というより窓や出入り口の
釘打ちなど、どう見ても繁忙期終わりの閉鎖か
廃業の気配。下山後の名物キノコ汁が
楽しみだったのに残念。105km 3時間15分疲労感無し。



気を取り直しこの道標から登山開始。



先ず小手調べの様な丸太段で山道へ。



直進の道は熊の湯まで2.9kの道だが
今は道標が無い。



右折が登山道。かっての「笠ヶ岳0.8k」道標
が見られない。
頂上までの水平直線距離350m、地形図上の
登山道水平距離450m、実歩行距離0,8km
標高差1900m-2075mで175m。



最初は平均的な登山道。右の踏み固められた
縁を歩く。



振り返ると南の「小笠」方面や山田牧場への
道が良く見える。



いよいよ、難物の長い階段上りが始まる。
(左クリックで拡大、画面左上の左向き矢印で戻る)


一時的に平坦路、岩場が近い。



白の道標看板、岩場開始のサイン。



最大の緊張が要求される急登の岩場が延々と続く。



漸く頂上着。途中で追い越していった二組が
先客だが爺イのあとからも一組来たから
案外人気なのかな?
三百名山にしては頂上標識が無くて残念だが
見所は多く2000m越えに来た実感を満喫。
所要53分は健脚者の2倍ほど。
三角点は二等で点名も「笠ヶ岳」で2075.74m 
管轄は山ノ内町。



山上からの景観。



本日の爺イ。セルフ10秒では岩上でポーズ不能。



軽食を採ったりハイカーさん達と雑談したりして
ゆっくり休んで下山開始、岩場は尻をついたりして
登りより慎重。何しろ前のめりに転落したら
痛いでは済まない。



再び白道標前、今度は急階段下りだ。



階段下りは膝への負担を抑えるため静かに
すすむ。



何とか無事に登山口帰着、山を仰いでお礼の一礼。
所要36分、普通の1.5倍かな?



少し休んで帰路につき、15分位で往路パスした
渋峠。ホテルで国道最高地点到達証明をゲット。
県境としての峠は2152mだが700m群馬寄り
に2172mの最高点がある。
因みに峠としての最高点は長野県川上村の
「大弛峠」の2360m
リフトは動いているがお客は見られなく
寒そうなので横手山はパス。



群馬寄りに700mで国道としての最高点第一位の
記念碑前、駐車スペースもあり展望場所。



白根にも立ち寄ったが早くも雲が張り出して来たので
一寸センターを覗いただけで下山する。



後は一気にノンストップで16時に帰宅。
行動時間9時間、走行距離212km、走行時間
立ち寄り含めて6時間半、遅足は進んでいるが
特段の疲労感無しで体力測定は終了。

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