クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

ゲレンデ歩きで嬬恋・米無山  H-23-9-14

2011-09-15 13:30:14 | 倉渕・長野原・草津・嬬恋
久し振りの嬬恋の山、狙いはゲレンデ歩きで行かれるらしい米無山(1871m)。
情報源は赤城良常さんの記事、赤城さんの愛犬の名が爺イの名と同じという
切っ掛けからのご縁。

R-35・R-145・R-144と乗り継いで三原信号を右折して僅かの距離で「万座ハイウェイ」
に入る。嬬恋プリンス前を通過。



料金所でしっかりと1020円を徴収され、三原から約13Kで目印のスキー場
入り口(9.23)。



ところが困ったことにワイヤーで閉鎖、とんだ思惑違い。



仕方なく向かい合いの嬬恋牧場に駐車することに予定変更。



ここは「愛妻の鐘」が売りの一つ。



その鐘はこんな形だがバックに高原の山が映える。



肝心の牧場にはこんな痩せた子馬が見えるだけ、「噛み付き注意」と書いて
あるので遠くから一枚。



さて、支度して鎖を跨ぎスキー場への車道登りに掛かる。ハウスまで直線距離は
1K程だが地形図を見ると大きく西側に蛇行しながら膨らんでいるので歩行距離は
2K位か。
僅かの距離で再び厳重な金属索の関門、幅広の車道はやや荒れ気味。
日陰が少なくコンクリート舗装からの照り返しがやや強いが高原の涼風で
緩和されるので猛暑の中とは大分違い汗も殆ど出ない。



上り傾斜は緩いが変哲のない長い道中にウンザリした頃、大駐車場に到着。



建屋が多くて何処からゲレンデに入って良いか迷ってしまう。車が一台あったので
管理者に断りを入れようとして各建屋を覗くも人の気配なし。
管理棟越しに目標方面を眺めると情報どおりに山の上までリフトが伸びている気配。



やや右よりのセンターらしき建屋の左脇を抜けてゲレンデへ。頭の上にリフトの索条。



何処かに在る筈の作業道を探してウロウロすると右寄りにハッキリした道発見。



この辺での花々は未だ誠に地味で唯の草原程度。



だが、たまにはこんな場面にも遭遇するので単調さは紛れる。



作業道とは言ってもこんな程度。



一寸一休みで後ろを振り返ると四阿山らしき巨体。進路は東北東だから後ろは西南西。



花が多くなって待望のリンドウや鮮明な黄色の花もチラホラ。





やがてやや左目に進むリフトと離れて前面の小山を右から迂回していく。



その先でこのコース唯一のS字カーブ地点を通過。



再びゲレンデに入るが前途は長そう。



リンドウが益々多くなり



こんな色づきも秋が近いことを知らせている。



作業道が荒れてきた。昔の舗装のアスファルトが剥がれ下地のコンクリートが剥き
出しになっているらしい。



こんなのが点在するがゲレンデ用の投光器なのかな? それとも人工雪用?



やがて更に上部へのリフトの始点が見えた。



道が不明となったので花の中を歩くが出来るだけ傷めない様に隙間探し。



リフト始点に到着、ゲレンデは目標と角度が違うので脇を抜けて再び現れた
道なりに進む。



米無山はこの奥のはず。道は左に迂回するがゲレンデを直進で行くことに決めた。



前途はこんな感じ。



再び花を掻き分けて。



だが、左旋回するとさっき回避した作業道と合流。



ほんの僅かの距離でリフト終点に到着。



目標はこの土手の様な上にある台地らしい。高さは等高線一本にも満たない。



中腹に杭も見えるので登れそうだが、無理をせずにリフト終点設備の先の土手の
垂れを見つけて這い登る。だが、そこは胸までの笹薮。



ここは赤城さんが書いていた頂上南側は深藪と気付いたがもう遅い。強引に笹を
分けて進んだらさっきの杭の所、全く無駄働き。



よく見たら付近にはチャンと踏み跡もあり蛇行しながら上に伸びている。



どう見てもここが頂上のはずという雰囲気のところに来たが何もない。



付近を調べたら樹幹に切れた紐状のもの発見。



その周辺の低い潅木の中を探すと漸く下に落下していた標識発見。結び直すには
紐が短すぎるので良く見えるところに置き直し。



かつてよく国土院で使った様な棒が見つかったので



地形図上の黒ポッチ地点だから図根点ぐらいと思って足探りで石柱を探したが
こんな境界杭らしきものだけ(12.01)。



眼下には市街地方面が見えるがやや霞み状態。



売り物の展望は霞がかかって写真にならず、近くの山だけ。





ここから北に上れば本白根の三角点とされるが勿論そんな体力は残っていないので
リフト設備周辺に降りて昼食・休憩。

本日の爺イ。



これがリンドウの開花か? 花に送られて下山開始(12.37)。



下りで楽な筈なのに進路は荒れ放題で膝に堪える。



S字曲がり地点通過が12.58、作業道を最後まで忠実に辿ったら往路で見る一番右の
建屋の左脇を通過して広場に到着。(13.17)ここまで下り早足で40分とすると
3K弱程度か?



その後は蛇行の車道を淡々と歩いて嬬恋牧場へ到着が13.47。
この後、万座温泉に行き「熊四郎山」とも思ったが予想外に下りで足が疲れているので
本日は終了とした。
往復走行距離177K、14.000歩。

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6 コメント

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シーズン外れのスキー場は? (egiko-ike)
2011-09-15 20:15:18
表万座スキー場は何度か滑っています。特に元白根から直線で伸びている二本のゲレンデは浅間山を真正面に見ながら豪快に滑走できるので気分のいいゲレンデです。
シーズンをはずすとこんな風景なんですね。
荒れ果てた集落といった感じ。
ゲレンデを思い出しながら読ませていただきました。
9月末で50年の仕事人間を卒業して、時間が自由になると予想されます。爺さんのブログを参考に山歩きを再開したいと思います。単独行が主となるだけに年齢を考えると、携帯電話の通話範囲というのが、行動の枠内ということになると思います。
返信する
re:ゲレンデ (爺イ)
2011-09-16 08:17:51
上越沿線の一部の急傾斜・狭小のゲレンデに
比べると確かに長大ですね。
荒地も積雪によって見事な銀世界となるのですからこれもある意味では雪化粧。
爺イは何時も単独なので迷子札代わりに必携として携帯とポケナビを持参していますが
ナビは濃い樹林や深い谷間では電波を捉えられないし携帯も突然区域外が出現するのでヒヤッとすることがあります。
それでも数年前までは数百円の方位磁石だけで
歩いていたのを思えば格段の安全対策。
返信する
1年前を思い出しました。 (赤城 良常)
2011-09-17 08:51:26
お爺イさん、お早うございます。
1年前を思い出し、お邪魔しました。
米無山の登頂、おめでとうございます、お疲れ様でした。
スキー場の駐車場までの道路歩き、大変だったですね、でもお元気ですねえ。並みの人の考える山ではないですよね。
私も全く知らなくて、“4人寄ればカラスの知恵”で歩いてみました。
今の時期はゲートを閉じて入れないんだ。私達は偶然だったのかな、ゲレンデの整備中で駐車場まで入れました。

眺望は、まあまあ見られましたが、積雪時は面白いんじゃないですかね。
また今年も10月上旬に万座温泉にでかけます。今度はどの山を歩くのかな、相棒次第です。

当方の“忠治”、相変わらず元気で走り回っております、あと1ケ月で6歳になります。こちらも山が好きで、常に私の行動に目線があるようです。

今後とも、お元気で山歩きをお楽しみ下さい。
返信する
re:米無山 (爺イ)
2011-09-17 10:07:28
良常さん
参考資料有難うございました。爺イにとっては
大分レベルの高すぎる貴兄のHPですが、極く
稀には今回のように後追いできるものもあります。
無事下山してこそ登山の楽しみですので
身の丈に合った計画で続けたいと思っています。
返信する
愛妻の鐘 (wassy)
2011-09-18 17:03:14
爺イ様
ご無沙汰しています。
コメント、ありがとうございます。

自分が行ったのは、嬬恋村田代湖北西の「キャベツ畑の中で愛を叫ぶ!」イベントをやる「愛妻の丘」です。
嬬恋牧場にも似たようなのがあるんですね。
でも、同じ嬬恋にいたとは、偶然でした。

何時か、どこかで遭遇したいものです(^^)v
返信する
re:嬬恋 (爺イ)
2011-09-18 19:49:13
あっソウでしたか! 時々テレビでのニュースで
取り上げられる場所ですね。

最近は時々山に行かれているようなので
一時の超多忙を脱したのかとやや安心していますが、毎日が日曜日の当方とは違って
お店の仕切りの大変さは変らないと思います。
益々の御繁栄を祈っています。 
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