連日新聞やテレビで報じられていたオウムサリン事件の実行犯高橋克也容疑者が東京蒲田の漫画喫茶で逮捕された。1995年3月に地下鉄サリン事件などを起し、以来17年に及ぶ逃亡生活の果てだ。忘れもしない地下鉄サリン事件のときWakiはまだ現役でたまたま東京霞ヶ関のビルに所用があって電話を入れたら、まだ社員が出勤していませんとのことで事件を知った。5月には上九一色村の教団施設内でオウム真理教教祖の松本智津夫容疑者が逮捕されるが、この時は出張で新幹線車中で逐一ラジオの実況を聴きながら上京した。どちらにしてもマンガ喫茶とか天井裏のすき間で逮捕とは往生際が悪い、大勢の人の命を奪った罪は大きい。
ようやく逮捕され、日本社会を震撼させた地下鉄サリン事件とそれを取り巻くさまざまな事件の終息が見えてきた思いがする。
しかし、振り返って検証してみると司法検察の捜査に取り組む姿勢に大いなる甘さが有ったのではないかと思われる。
今回の逮捕に至った経緯をみると情報公開をして社会一般から事件に繋がる情報があったからこそ速い逮捕を実現出来たのだ、この事を警察はもっと強く認識と反省をして貰いたい。
捜査が限られた警察官僚の範囲でしか己らのプライドで一般人の話など聞かないという奢りが捜査を長引かせそれだけ多くの税金を使ってきたという反省も併せて持って貰いたい。
なにはともあれこれで全容が解明されると期待して浅原を筆頭にオーム真理教の死刑囚は一刻も早く死刑執行を行い事件を終了させて貰いたいものだ。
当時、サリンなんて化学者ですら知らない人が多くいたし、サリンは素人一人が作ることの出来そうもない薬品なのに、河野さんが農作業で使う薬品を持っていたというだけで、マスコミまでが彼を容疑者扱いをしました。
その上、彼の奥さんもサリンの被害者で、その後何年も意識が戻らぬまま遂に亡くなられたことを考えると、この事件の惨たらしさだけでなく、警察もマスコミもいい加減だったことが分かります。警察は19人の特別手配者を逮捕するのに17年もかかりましたが、高橋克也容疑者の逮捕により事件の全容を解明してもらいたいと思います。
Montさん。
あの頃は日本中が何かにつかれたように狂っていましたね。オウム真理教事件のことは言い尽くすことができません。それにしてもくだらない人間に振り回される社会が問題ですね。