現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

日本語教育の文法11 品詞分類

2018-06-07 | 日本語教育
日本語の文法論に形態論を用いて議論をすると、それは統語論になる前に、とくに日本語教育の文法に援用しているものであるから、この議論は行き着くところ、品詞論の再構築かい、と言われてしまった。そうとしか見えない、そうなるべく議論をしていることではあるので、その物言いは否めない。しかし、それは、実は大違いになるのであるから、文法を考える、捉える立場と視点を定めておかなければならない。と言っても、教育用の文法であるから、方便にも聞こえてしまうのだろう。 品詞を対照して、学校文法のこれこれはしかじかに、と説明すればするほどそうなるのであるが、文法理論を覚えるものとする向きには、そう覚えてもらうしかない。国文法の助動詞、助詞の品詞は日本語教育文法にはない。捉えれば、活用変化の語尾にもなり、接辞にもなって、その理屈のひとつには、すでに明治の初めからの議論である。とりわけ、テニヲハと分類していたのである。これを言っただけで、その文法の概念がわかるなら、それでよいのである。国文法の連体詞はない。形容動詞もない。形容詞には、したがって、イ形容詞、ナ形容詞という分類となる。代名詞はさらに指示代名詞と指示詞とを細分することがあり、人称詞を設ける場合がある。 . . . 本文を読む

日本語論33 語源の語源 

2018-06-07 | 現代日本語百科
日本語論33  語源の語源  20180607 語源は語の由来をたずねる。語の来歴を知る。語源にその語の発生を知る。語源についての語源を考えると、ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説によれば、語源etymology 個々の単語のいちばん初めの音形と意味、と、いうふうになるので、もともとでは日本語では、ないらしい。よくいうところの翻訳概念である。そして、同上事典の項目にいう。>語源学は古代ギリシアの時代からあり,「語源」という用語はギリシア語で「語の真の意味」 étymonに由来する。 語源を翻訳語というと、これで語源はわかったことになる。すると、日本語で語源を知ることはどうすることになるか。これもすでに、あたりまえのように、語の源 として、単語を分解し始めることで、そのひとつひとつの意味を明らかにしようとし、みなもとのことかと、わかったようなことになるが、すでにこの作業は、次のように言われる。世界大百科事典 第2版の解説であるから、その記述に意義を持つと認めることである。 . . . 本文を読む

リベンジ

2018-06-07 | 話芸の会・話芸の探究
話芸ふたつ、講談は名古屋心中物語、そして藤井壮太物語幼年篇。なぜリベンジか。名古屋心中物語はかなりのもので、名古屋の芸人を、意気示すとばかりに、2回目の聞き込みとなる。これは名古屋築城物語に並ぶ、十八番であるらしいが、そこに新たに棋士物語を作っている。言わずと知れた、きょく堂リンリンさんである。自己紹介に合わせて、難し気に4字熟語を言うが、旭堂南陵の弟子入りをして修行2年のちの季明けで活躍をしている。リベンジは、どうにもほかのがさっぱりだったぞろ目の日であったから、漫才と落語を聞きなおしたというわけである。落語は文也さんを二つも聞いて、満足をして、漫才も吉本芸人のレベルを少し、良くしたかなと、しゃみせん漫談が清涼税に働きをしたから、リベンジはなった。 . . . 本文を読む

ボケをかますのは漫才

2018-06-07 | 木瓜日記
ぼけをまくのは、わたしか、1日に一つ二つ、いや自覚してのこととそうでないこととがあるかもしれないから、老いることは楽しいこととなるか。仕事していてもこれまではボケてなかったとは言い切れないから、人間脳にはそれなりだろうと思う。なににぼけているか、いまのところは思い込みによる時と処と、それもたいていは、時刻の早まきとなるか、場所の近くでうろうろとなるか、はたからすればせっかちにみえるようなことで、時間に遅れるのではないから、すべきを考え続けているのだろう。 ぼけかましたれ!というのが大阪のやり取りである。噛ませる、噛ますは 、また、咬ます でもあるが、ボケを気の利いた皮肉、揶揄としたものである。 . . . 本文を読む