日本語論3
日本語学という分野は、とくに国語学の分野を継承すれば、その名称の手続きのようなことが学会、研究誌などに起こった。それも2000年代に及んでのことであった。1980年代の「日本語学」の雑誌名から、また「国語学」が「日本語の研究」となる経緯である。国語は文献学の実証を長く重んじてきているので、日本語学にもその流れはある。
日本語論をどのような議論とするかは国語実証と日本語検証の方法論 . . . 本文を読む
連休明け、雨で始まる月曜日である。11年前は、暑くなるという気候だった。米韓首脳会談を受け、北朝鮮非核化など協議のあと、東京で9日に開催予定の日中韓首脳会談と、米朝の会談を前に交渉が続く。トランプ大統領のニュース映像に、南北の融和を進めたノーベル平和賞が重ねられて、ノーベル賞の声がかかる演舌風景があった。平和の希求のためなら、あの舌戦はさしづめ、口喧嘩ではなくて、戦争のための準備段階であった、ということにもなるが、その核戦争という緊張は回避されるだけでなく、米軍においても朝鮮半島に核爆弾常備、武力配置しない、核撤収により、それを持ち込まないということになるのか。 . . . 本文を読む