愛国教育

愛国教育について、時をおかずに、起こったことである。この春から日本にも起こった事件である。その予測は、すでに述べられていたところである。 いつの時にも、そうだ、とも言えるが、愛国をキーワードにすれば、その動きには注目することになる。都民ファーストの国政参加、その政党名が日本ファーストになるというニュースで、日本第一となるネーミングには、トランプ大統領が繰り返す、アメリカファーストのコピーがあったので、慄然とする思いが走るのは、何故か。 そこには、感情をむき出しにする衝突があるからである。多くは未来に向けてではない、過去の出来事に、どうしようもない時間の張りを戻そうというのか、自由の国にしてそうである。 . . . 本文を読む

戦線の予告

北朝鮮の発表、朝鮮中央通信によると、朝鮮人民軍は中距離弾道ミサイルを発射し、島根、広島、高知の各県上空を通過する、3356.7キロメートルを1065秒間飛行、中距離弾道ミサイル火星12を同時に4発、グアム沖30～40キロメートルの海上に落下させるという。案を検討中としている。 日本の弾道ミサイル防衛網は、イージス艦の海上配備型迎撃ミサイル（SM3）と地上のPAC3による二段構えである。 SM3が軌道が頂点に達した段階、PAC3は落下から着弾するまでの段階の迎撃になる。 PAC3の防護範囲は半径数十キロ。空自は全国15カ所程度に配備している。 . . . 本文を読む

戦争状態になるか

すでに、その状態である、となると、開戦の号令があるのかないのか。北朝鮮のプロバガンダを映像ニュースで見る限りは、戦線布告繰り返してきたようなことであるが、核実験のカードと経済制裁の駆け引きを双方でを加えるたびに、大陸弾道弾発射をほのめかして攻撃を仕掛けようとする脅威は、一触即発の戦争で、始まれば、その爆発ですべてがなくなる。外交による話し合いをという、北朝鮮に政治解決をのぞむならば、南北朝鮮の分断に起こったことによる、朝鮮半島統一の覇権争いとする近代の歴史にある、その解決に関与する、お決まりの大国による支配関係がある。そのバランスが東西冷戦後に崩れたのは、これまたその淵源となるのは、日本の影響である。となると、その歴史経緯はさかのぼることになり、中世、古代へと及び、現代の問題に錯誤を起こしかねないことである。 . . . 本文を読む