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エコに足し算

2013-04-10 | 日本語新百科
現代日本語「誤」百科 783  エコに節電機能を足し算 を、例題にしている。家電製品の広告コピーのようだ。このエコ機能は何だろうか。環境に対する配慮であろうかと、節電の語との関連で想像する。エコには電力消費を抑える機能であることをいうものもあるので、そうだとすればこの表現は屋上屋を重ねるたぐいだ。この広告の製品を検索するとエコ人感センサーとある。人の不在を感知すれば電力消費を抑えるものであろうか。すると、節電はプラスをしてより効果的にしたものと受け止める。効果を増す足し算である。足し算とコピーにうたうのは計算の結果を強調する。足し算をするというのは、ただ加えたもの、足すとだけ言うのではないと解釈できる。 . . . 本文を読む

日本語の発音について その8

2013-04-10 | 現代日本語百科
日本語の単音 日本語のひとつの音の意識がカナ文字にあるととらえてきた。その音は次のようにしてみると弁別される。音環境を同じにして、あま、かま、さま、たま、なま、はま、まま、やま、らま。この発音は、尼、窯、様、玉、生、浜、儘、山、ラマ、の意味を表す。それぞれ語頭音を取り出して、五十音図の、カ、サ、タ、ナ、ハ、マ、ヤ、ラなどを取り出す。 これをさらにローマ字で書いてみると、同じ作業で次のようになる。ama、kama、sama、tama、nama、hama、mama、yama、rama、この発音から、amaという音環境で取り出された音は、k、s、t、n、h、m、y、rなどである。同様の作業を対にして、kakeru/wakeruとしたような場合にも、k、wの音を取り出すことができる。これを、最小対立という。 音韻論の音素は音声学の単音として音声科学のとらえ方で説明される。 . . . 本文を読む