へえ~え これが今年の感じ、いや漢字ですか。
今年も日本漢字能力検定協会は2015年「今年の漢字」を決定。
15日京都・清水寺で発表が行われました。その年の世相を一字の漢字で表現する
「今年の漢字」に選ばれた字を、清水寺の住職森清範貫主(もりせいはん かんじゅ)さんが揮毫しました。
書を誹謗しているのではありませんし、「安」の字を崩して平仮名になった事も承知の上で、小学生低学年に読ませたら、きっとひらがなの「あ」と読むでしょうね。
こちら、相も変わらず珍問答、そして決めたのが再来年の軽減税率、鬼でさえ笑うことが出来ず顔が引きつっています。
自民党税制調査会は14日、幹部会合を開き、2017年4月の消費増税と同時に導入する軽減税率制度について、酒類と外食を除く食料品を対象にする方針を了承した。「税理論からすれば忸怩(じくじ)たる思いがあるが、こういう結果になった」。宮沢洋一自民党税調会長は14日の幹部会合で、与党幹事長の合意に理解を求めた。
財政規律を守るとともに事業者の混乱を防ぐため、軽減税率の対象を生鮮食品(必要財源3400億円)に絞ろうとしていた自民党は、公明党への大幅な譲歩を強いられた。しかし、出席者は宮沢氏の説明に淡々と耳を傾けるだけで「まるで敗戦処理」(党関係者)のような雰囲気だったという。
とどの詰まりが「まるで敗戦処理」とは、国民の理解を遙かに超えた一強政党の弁です。
しかし、宮沢左遷税調会長ですが、「税理論からすれば忸怩(じくじ)たる思いがあるが、こういう結果になった」 とはうまい表現をしますねえ。
決して褒めているのではありませんよ。憲法解釈につづき税理論までも変えてしまう2016年参院選挙です。