金正恩顔負けのこの男

ほぼ終日雨の２３日、子供落語教室の発表会でした。夏休み以降週１回の落語道場には小１から小４までの放課後児童クラブの児童９名が参加して落語の勉強を続けてきて、昨日がその顔見せ。

師匠役のワタクシの自画自賛ながら素敵な発表会でした。

さて、この世には「矛盾」という不条理なことが多々あります。その矛盾とは・・・ 

昔、中国の楚の国で、矛?(ほこ)?と盾?(たて)?とを売っていた者が、「この矛はどんなかたい盾をも突き通すことができ、この盾はどんな矛でも突き通すことができない」と誇ったが、「それではお前の矛でお前の盾を突けばどうなるか」と尋ねられて答えることができなかったというのです。

その矛盾に挑戦するかのような、金正恩顔負けのこの男の挑戦ですが・・・

　　　　　　　　　　　　　 

ロシアのプーチン大統領は２２日、米国が整備するミサイル防衛（ＭＤ）システムを念頭に、迎撃されないようなミサイルを開発し、核戦力を強化する必要があると述べた。国防省の幹部会合で発言した。

たとえロシアが「何者にも迎撃されないようなミサイル」を開発したとしても、すぐさまアメリカが「何者でも迎撃できる防衛システム」を開発するに決まっています。その繰り返しが続いてきたのが現代の兵器なのに・・・

矛?(ほこ)?と盾?(たて)?を最強のものにすることを考えることこそが「矛盾」であり、それはきっと永遠に続く浅はかな人間の知恵というバカさ加減なのではないでしょうか。