何日振りでしょうか、早朝の草刈りをしようとした午前６時過ぎ、ポツリポツリの雨は間もなく土砂降りとなり、雷も鳴り始めました。草刈りもしたかったのですが、雨も恵みです。
新聞休刊日の昨日、お騒がせの政界が夏休みなのか、甲子園の高校野球で早実の清宮選手の２試合連続本塁打、桜島の噴火が危ぶまれるニュースや、東京の暴走自動車による死傷事故、ＧＤＰに陰りの出てきた事などがＴＶで取り上げられています。
遠慮がちに出ていた前日の毎日新聞も、安倍総理の７０年談話の曖昧さを突いていました。
「自分の立場しかない日本」への逆戻りの兆（きざ）しが表れはせぬか−−そう世界が見つめることになった安倍晋三（あべ・しんぞう）首相の戦後７０年談話だった▲当の談話は戦争の惨禍（さんか）に対する反省を述べ、歴代内閣の侵略や植民地支配へのおわびを引き継ぐという立場を明らかにした。ただそのおわびや歴史認識のキーワードたる「侵略」は間接的言及にとどめるなど、首相その人の「自分の立場」へのこだわりは隠れもない▲これで未来へ向けた和解のメッセージは近隣諸国民の心に届くのか。内外の戦没者の魂の平安を祈る戦後７０年の夏、首相に求めたいのは戦後日本が育てた国際的共感や友情を損なわぬ明智である。
内容は安倍総理への警鐘ですが、鐘を大きく鳴らしても耳栓をしているのか、彼の耳には入りそうにもありません。しかし、今年の初めから７０年談話のことを持ち出して、持論である「自分の立場だけを主張する」スタイルに反論など全く無く、オールイエスで迎合する自民党、本当にそれでよいのでしょうか。
安倍総理の本音をちらつかせる談話に比べ、「７０年談話」と銘打たなくても皆さんのブログを拝見すれば、それぞれが平和日本の存続を強く求めておられる姿勢が強く伝わってきて心強く感じております、。
